代表的な施策を、向いている検討段階と合わせて選び方の観点で整理します。各施策の詳しい手法や、ここに挙げていないものも含めた一覧は、「リード獲得とは?具体的な手法18選と成功させるためのポイントを解説」にまとめています。

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施策
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向いている検討段階
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特徴
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ホワイトペーパー
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情報収集〜比較検討 |
資料と引き換えに連絡先を取得できる。資料の質が獲得数とリードの質に直結する
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ウェビナー・セミナー
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比較検討 |
関心の高い参加者と直接接点を持てる。企画と集客の手間がかかる
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オウンドメディア(SEO)
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情報収集 |
中長期で流入を蓄積できる。成果が出るまでに時間がかかる
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Web広告
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潜在〜顕在 |
即効性がある。出稿を止めると流入も止まる |
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プレスリリース・調査PR
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認知〜情報収集 |
話題性のあるデータで掲載を狙う。調査の企画力が必要
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比較サイト・ポータル掲載
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比較検討 |
検討度合いの高い見込み顧客と接点を持てる。掲載条件を事前に確認する
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展示会
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認知〜比較検討 |
一度に多くの名刺を取得できる。出展費と人員の負担が大きい
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テレアポ・リスト営業
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顕在 |
ターゲットを絞って直接接点を持てる。人的リソースが必要
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施策ごとのポイントと参考事例
主な施策について、成果を出すためのポイントと参考事例を整理します。
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施策
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ポイント
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参考事例・関連記事
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ホワイトペーパー
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読者が社内で共有できる内容にする。ノウハウだけでなく、費用対効果の考え方や導入事例を入れておくと、担当者が稟議の資料に使いやすくなる
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株式会社コンカー様の経理白書:2024年の新規コンテンツの中で、最も新規リード獲得に貢献→詳しい事例を見る
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ウェビナー・セミナー
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参加後のフォローまで設計する。参加者に資料を送るだけでなく、関心のあるテーマに合わせて次の情報を案内すると、商談化しやすくなる
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オウンドメディア(SEO)
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検索する人の課題に答える記事を積み上げる。狙うキーワードを、問い合わせにつながる意図のものから優先し、記事から資料請求や相談へ導く導線を置く
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コラム:BtoBコンテンツマーケティングの目的や期待できる効果、進め方と成功のポイント →詳しく見る
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Web広告
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即効性が期待できる一方で、獲得単価が上がりやすい面がある。広告経由のリードが商談や受注にどの程度つながっているかを、定期的に確認する
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もりや産業株式会社様:展示会出展で名刺1枚あたり約1万円という基準と比べて、商材によってはその半額程度の獲得単価を実現 →詳しい事例を見る
アストモスエネルギー株式会社様:ターゲット調査、特設サイトのリニューアル、広告運用・改善を一気通貫で支援し、特設サイト開設か
ら半年で問い合わせが10倍以上を実現 →詳しい事例を見る
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プレスリリース・調査PR
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自社で実施した調査データをプレスリリースや記事で発信する。独自のデータは、記事の信頼性を高め、他社と差別化する材料になる。調査の設計と、結果をどう見せるかの企画が成果を左右する
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コラム:
パブリックリレーションズ(PR)とは?「調査PR」でリリース掲載数を伸ばす
→詳しく見る
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比較サイト・ポータル掲載
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比較検討段階の見込み顧客に接点を持つ手段。掲載条件や費用を事前に確認し、掲載内容で自社の強みが伝わるようにする
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リード獲得施策の選び方
施策は次の順に選ぶと、場当たり的になりにくくなります。
1.目的を決める:獲得件数を優先するのか、商談化しやすいリードの質を優先するのかを先に決めます。
2.ターゲットを絞る:業種、規模、役職、検討段階を具体化します。
3.検討段階に合わせて選ぶ:情報収集層にはSEOや調査PR、比較検討層にはホワイトペーパーやウェビナー、比較サイト掲載を充てます。
4.効果を商談化・受注まで見て判断する:獲得単価だけでなく、商談化率や受注率で施策を評価し、絞り込みます。
評価に使う主な指標は次のとおりです。
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指標
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見るもの
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リード獲得数
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施策ごとの獲得件数。量の把握に使う
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| 獲得単価 |
施策の費用を獲得数で割った値。効率の比較に使う |
| 商談化率 |
獲得したリードのうち、商談に進んだ割合。リードの質の確認に使う |
| 受注率・受注までの期間 |
商談のうち受注に至った割合と、その期間。施策の最終的な成果の確認に使う |
獲得したリードを育てる(ナーチャリング)
すぐに商談にならないリードも、情報を届け続けることで検討が進む場合があります。代表的な方法は次のとおりです。
・検討段階に合わせたメールの配信
・事例やノウハウ記事など、次の段階に進むためのコンテンツの提供
・セミナーやウェビナーへの案内
・関心度が高まったリードへの、インサイドセールスによるフォロー
育成の際は、リードの関心度に応じて対応を切り替えると、営業の負担を抑えながら商談化を狙えます。
リード獲得でつまずきやすい点と対処
次の点は、多くの企業で起こりやすい一般的なつまずきです。
・獲得件数だけを追っている:
件数が増えても、商談化率が下がると営業の負担だけが増えます。施策ごとに商談化率まで見て、評価する指標を決めます。
・資料が担当者の情報収集で終わっている:
担当者が上司に説明する場面を想定して、要点をまとめた要約や比較の観点を入れておくと、社内で共有されやすくなります。
・獲得後の対応が営業任せになっている:
誰が、いつまでに、どのリードへ連絡するかを決めておきます。対応が遅れると、関心が高いうちに接点を持てません。
・施策が単発で、改善のサイクルがない:
月に1回など、見直しの日を決めます。獲得数、商談化率、営業からのフィードバックを見て、資料や導線を直します。
見直しを始める順番
今回すべてを一度に変える必要はありません。次の順で進めると、負担を抑えられます。
1.現状を把握する:施策ごとの獲得数、商談化率、受注率を並べ、どこで止まっているかを確認します。
2.止まっている段階に絞って手を入れる:獲得が少ないなら入口の施策、商談化しないなら資料や育成、受注に至らないなら稟議を見据えた資料を見直します。
3.営業と結果を共有する:改善した資料や導線が、実際の商談でどう使われたかを聞き、次の改善に反映します。
獲得したリードが「稟議」で止まることがある
リードが商談に進んでも、導入には社内の承認が必要です。
ネオマーケティングは2026年8月17日〜18日に、直近1年以内に「BtoB商材導入における社内稟議」に承認・提案・情報収集のいずれかの立場で関与した国内BtoB企業勤務者540名を対象に、WEBアンケートを実施しました(BtoB企業の社内稟議・承認プロセス実態調査2026)。
主な結果は次のとおりです。

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項目
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結果
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直近の稟議で差し戻しを経験した割合
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57.2%(n=540)
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過去1年で稟議が通らず導入を断念した割合
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57.8%(n=540)
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稟議が承認されるポイントとして「明確な費用対効果」を挙げた割合
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43.7%(n=540)
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稟議書の平均記載項目数
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4.35項目(13項目中)
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稟議で用意した根拠データの平均種類数
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2.91種類(14項目中)
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ROI試算を根拠として準備していた割合
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19.3%(全15項目中7位)
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ROI試算を使った人のうち「非常に影響した」と回答した割合
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33.7%(n=104、全15項目中1位)
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営業担当者から提供された資料のうち、稟議で役立った割合
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59.8% (延べ1,400件。残り40.2%は役立たなかった)
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最も説得力があると感じた根拠(単一選択)では、「営業担当者からの提案書」が14.6%、「自社の売上・実績データ」が14.1%、「他社の導入事例」が9.3%、「ROI試算」が8.5%でした。
営業資料のうち役立った割合は、資料の種類によって差がありました。調査では、見積書が73.2%、競合比較表が67.6%、訪問ヒアリングの機会が44.7%でした。
この結果から、次の4点がわかります。なお、これらは調査ページの総括にもとづく整理です。
・差し戻しや断念は、約6割が経験しています。項目数や根拠データの種類を積み上げても、差し戻しや断念は避けにくい状況です。
・稟議担当者が最も重視するのは費用対効果です。一方で、ROI試算を用意していた人は約2割にとどまります。
・ROI試算は、使えば影響が大きい根拠です。使った人の3割以上が「非常に影響した」と回答しています。
・営業資料の約4割は、稟議で役立っていません。資料の種類によっても、役立つ度合いが異なります。
稟議を通す資料の作り方は、社内稟議はなぜ通らない? BtoB担当者540人調査でわかった「稟議を通す資料」の作り方でも詳しく解説しています。
稟議を見据えたリード獲得の進め方
調査結果から、リード獲得の段階でできる準備を4つ挙げます。以下は、調査結果をもとにした当社の見解です。
1.資料に「費用対効果」の考え方を入れる:ホワイトペーパーや提案資料に、ROIの試算例や計算の型を入れておきます。担当者が自社の数字に置き換えやすくなります。
2.提案書を稟議で使える形にする:担当者が上司に説明する視点で、1枚で要点が伝わる要約や、比較の観点をまとめた資料を用意します。
3.根拠の種類をそろえる:導入事例、実績データ、競合との比較、見積書などを、担当者が複数選べる形で提供します。
4.営業とマーケティングで、稟議で効いた資料を共有する:差し戻しや失注の理由を集め、資料とコンテンツの改善につなげます。
リード獲得から稟議まで含めた設計に課題を感じている場合は、BtoBマーケティングコンサルティングのご案内もご覧ください。戦略立案から施策の実行まで、一貫して支援しています。
施策を見直す前のチェックリスト
☐ 目的(件数か質か)とターゲットが、施策ごとに決まっている
☐ 施策ごとに、商談化率や受注率まで確認できている
☐ 獲得したリードへの育成の流れがある
☐ 資料に、費用対効果の考え方や導入事例が入っている
☐ 営業が、稟議で役立った資料と役立たなかった資料を把握している
よくある質問
リード獲得とリードナーチャリングの違いは?
リード獲得は見込み顧客の情報を集める活動、リードナーチャリングは獲得したリードに情報を届けて検討を進める活動です。
リード獲得で最初に何をすればよいですか?
まずは目的とターゲットを決め、今のリードが商談や受注にどの程度つながっているかを確認します。そのうえで、不足している段階の施策を足します。
リードの質と量は、どちらを優先すべきですか?
商談化や受注につなげたい場合は、質を優先します。件数だけを追うと、営業の対応が増えて商談化率が下がる場合があります。目的に合わせて、両者のバランスを決めます。
まとめ
リード獲得は、施策の選び方に加え、獲得後の育成と稟議までを見据えて設計することが重要です。調査では、稟議の差し戻しや導入断念の経験が約6割にのぼり、費用対効果が承認で最も重視されていました。リード獲得の施策を見直す際は、獲得件数だけでなく、稟議で使える資料を提供できているかも確認してみてください。
■この記事で紹介した調査結果はコチラ
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