プロが実践する「推敲」の技術。校正との違いから仕上げのコツまで
ライター:株式会社ネオマーケティング
公開日:2023年07月31日
| 更新日:2026年09月01日
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コンテンツマーケティング
記事作成代行では、原稿を書き終えたらすぐに納品、とはいきません。
文章を仕上げる最後の重要な工程が「推敲(すいこう)」です。プロのライターであっても、原稿を納品する前には必ず自分の書いたものをもう一度読み直します。
原稿はライターにとっての商品であり、推敲は製造業における検品・品質管理にあたる作業だといえるでしょう。
「校正」と「推敲」は目的が違う
文章を書き終えたあとの見直し作業には、「校正」と「推敲」の2種類があります。
この2つは混同されがちですが、目的も進め方も異なります。
校正は、誤字脱字のチェックや、日本語として不自然な表現がないかを確認する作業です。
文章全体にミスがなく整っているかを確かめる、いわば"守り"の作業で、専任の担当者が行うケースも少なくありません。
推敲は、その文章を書いたライター自身が行うのが一般的で、「もっと適切な表現はないか」「もっとわかりやすい表現はないか」など、文章そのものの質と価値を高める"攻め"の作業です。修正の結果、文章の内容が大きく変わることもあります。
日本語には決まった正解の形がなく、同じ内容でも表現の幅は無限にあります。
ただしWeb記事の場合は、小説のように多彩な表現を追求するよりも、読者が求める情報を分かりやすく端的に伝えることに重点を置いて推敲する必要があります。
推敲のチェックポイント
原稿を見直すときは、以下のような観点でチェックすると、修正すべき箇所が見えやすくなります。
・誤字脱字がないか
・主語と述語の関係、助詞の使い方など、正しい文章になっているか
・掲載メディアのトンマナに沿っているか
・SEO原稿であれば、必要なキーワードが組み込まれているか
・編集者・クライアントの指示に沿った内容になっているか
・タイトルや見出しと本文の内容がかみ合っているか
・他サイトのコピー&ペーストになっていないか
・不必要・不適切・冗長な表現がないか
・わかりやすい文章・言葉遣いになっているか
・リズム感のある文章になっているか
・原稿全体に一貫性があり、まとまっているか
・誰に何を伝える記事なのかが明確か
Web記事ならではの注意点
スマートフォンでの閲覧が主流になった今、Web記事には紙媒体とは異なる特有の注意点があります。
特に重要なのが、文章のはじめに結論を述べることです。
スマートフォンユーザーはページ滞在時間が非常に短く、知りたい情報がすぐに得られないと、離脱して別のサイトへ移ってしまいます。
推敲の際は、結論が後回しになっていないか、必ず確認しましょう。
また、正確な情報を伝えるための確認作業(情報が正しいか、偏っていないか)も、推敲の重要な一部です。
客観的な視点を持つコツ
原稿を書いている最中は、細部に気を配るあまり、全体を俯瞰する視点を失いがちです。
納品前の推敲では、この「全体を見渡す視点」を意識的に取り戻すことが大切です。
・自分が読者になったつもりで、あるいは編集者・クライアントになったつもりで読み返す
・原稿を書き終えてから少し時間を置いてから見直す
・パソコンで作成した原稿を印刷して読む、あるいはスマホで読んでみる
推敲に必要なのは、こうした「客観的な視点」、いわゆる「メタ認知」です。
この能力を磨くことで、記事の仕上がりは大きく変わります。
まとめ
Web記事の作成では、書き終えた原稿に対して「校正」(誤りがないかの確認)と「推敲」(文章全体の質を高める作業)という、性質の異なる2つの仕上げ作業が必要です。
原稿はなるべく集中して一気に書き上げ、少し時間を置いてから推敲する、という流れが、限られた時間の中で安定した質の原稿を作るコツです。
記事が検索結果で上位に表示され、多くの読者に読まれてはじめて、宣伝効果を発揮できます。
文章を書く力と、推敲によって原稿全体を整える力。この両方を磨くことが、プロのライターとしての大きな武器になるでしょう。
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