リードを大量に獲得する!WEBサイトのコンバージョン率を高める調査レポート活用法
ライター:株式会社ネオマーケティング
公開日:2016年06月15日
| 更新日:2024年10月11日
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マーケティングリサーチ
営業効率向上のため、コンテンツマーケティングを活用する企業は近年急速に増加しています。購買プロセスの特徴から営業マンへの依存が高かったBtoB企業においてもその傾向は例外ではありません。中でもオウンドメディアの活用によるリード獲得は、多くの企業が実施している注目度の高い施策です。そこで今回は、リードを効率的に獲得するためのオウンドメディア運用のポイント、少ない負担でコンバージョン率の向上に役立つ調査レポートの活用法について紹介します。
BtoB企業でもオウンドメディアが注目される理由とは
リード情報の獲得においてオウンドメディアを活用する企業が増加している大きな理由の一つに、情報収集の手段の変化があります。何らかの情報を得たいと考えたとき、大半の人が最初に利用する情報収集の方法がインターネットによる検索という現代、企業の購買担当が情報を得る際にもそれは例外ではありません。購買プロセスの第一歩として、業界の動向や新製品情報などを関連企業のWebサイトでチェックするという購買担当者は多く、ターゲットを効果的に引き寄せるツールとしてのオウンドメディアの有用性が注目されているのです。
また、リードの獲得から成約まで時間がかかることが一般的であり、獲得したリード情報への継続的な情報提供、タイミングを見計らったアプローチが求められることの多いBtoBでの取引において、こうした施策を実行しやすいこともオウンドメディアの特性も重宝される理由のひとつです。
コンバージョン率向上の施策がオウンドメディアの成否を分ける
オウンドメディアを効果的に活用するには、情報発信用のWebサイトなどを開設するだけでは十分とは言えません。オウンドメディアを運営しているにも関わらず、リード情報が集まらないという事態を避けるため、押さえておきたいのがコンバージョン率向上のための施策の重要性です。
オウンドメディア運用の成否を考えた場合、真っ先に目が行くのがアクセス数などに代表される集客力でしょう。最初の一歩となるアクセスはもちろん重要であり、集客のための施策も欠かすことはできませんが、アクセスしただけで終わってしまってはリードの獲得には至りません。集客とコンバージョン率向上の双方を念頭においた運用ができるか否かは、オウンドメディアでのリード獲得率に大きく影響を及ぼします。コンバージョンを促すための「コンバージョンポイント」の設け方の工夫は、コンバージョン率アップに直結する要素であり、取り入れたい施策の一つとして押さえておきたいものです。
幅広いジャンルに応用可能!手軽に作れる調査レポートを使ったコンバージョンポイントの活用
BtoB企業における代表的なコンバージョンポイントと言えば、「ホワイトペーパーダウンロード」「メルマガ登録」「問い合わせ窓口」「資料請求」などがあります。こうした定番のコンバージョンポイントは一定の成果を得るにはもちろん有効ですが、企業や商品への直接的な興味やニーズがある程度ない場合はコンバージョンに至りにくいのが一般的です。より多くの人が関心を持ち、アクションのきっかけと成り得るコンバージョンポイントを設けることができれば、コンバージョン率の向上が期待できます。
そこで活用したいのが調査レポートです。世の中の動向や業界のトレンドなどがわかる調査サポートは、特定の企業や商品に関心を持つ前の段階の人にとっても有益な情報であり、アンケートの結果をまとめた調査レポートを無料でダウンロードできるようなコンバージョンポイントを作ることで、幅広い層のアクションを促すことができます。
また、例えば金融系の企業であれば「興味を持っている金融商品についての調査」、外食産業系の企業であれば「お気に入りのファミリーレストランについての調査」というように調査の内容を変えるだけで、ターゲットごとに適したコンバージョンポイントを容易に作り出せる点も便利です。
まとめ
有効なコンバージョンポイントを設けることは、コンバージョン率の高いオウンドメディアの運用に不可欠な要素です。目的に対しての効果的なコンバージョンポイントが配置できているか、自社のオウンドメディアの設計を今一度検討してみましょう。ネットリサーチの普及により、時間や手間をかけずに多彩な情報が作成可能な調査レポートを活用すると、定めたターゲット層に見合うコンバージョンポイントの作成に役立ちます。
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