Instagram広告の出し方を解説!出稿できる種類や用語も詳しく紹介
ライター:株式会社ネオマーケティング
公開日:2022年06月21日
| 更新日:2024年10月15日
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SNS利用率が高まっているなか、企業も各SNSを活用したマーケティング施策に力を入れています。視覚的な訴求効果の高いInstagramは、アパレルやメイク、飲食や観光などさまざまな分野と相性が良く、多くの企業で取り入れられています。
そのようななか手軽に広告を出稿できるInstagram広告が注目されています。しかし初めて利用する人は、出し方がわからずに苦戦するかもしれません。
そこで本記事ではInstagram広告の出し方について解説します。出稿できる種類や押さえておきたい用語などもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
Instagramで出せる広告の種類
Instagram広告を出稿する前に、どのような種類の広告を出せるのか理解しておきましょう。Instagramで出稿できる広告の種類は以下の通りです。
●写真広告
シンプルな広告は、写真を活用したものです。使用できる写真の形式は正方形・横型・縦型なので、商材に合わせて最適な形式を選択しましょう。
Instagramは視覚的な訴求効果の高いSNSです。ユーザーも、いわゆる「インスタ映え」のする見栄えのよい写真を求めており、映える写真ほど「いいね」やシェアが増える傾向にあります。
●動画広告
写真よりも訴求効果を高めたい場合には、動画広告がおすすめです。商材の魅力を伝えるだけでなく、使い方やインタビューなどさまざまな使い方ができます。
ただし動画は手軽にスキップできるため、最後まで見てもらうようユーザーの興味を引く工夫が必要です。
●カルーセル広告
カルーセルとは複数の写真や動画をまとめて投稿できる機能です。カルーセル広告では、一つの商材について多角的に見せたり、複数の商材について紹介したりできます。
●ストーリーズ広告
24時間経つと自動で消えるストーリーズ投稿にも広告を出稿できます。ストーリーズ広告では、スマートフォンで閲覧したときにフルスクリーンになるよう縦型の形式が推奨されています。
24時間経つと消えてしまうのでプレミア感を演出できます。時間限定のクーポンなどの情報を配信すると、お得感が増してユーザーの満足度が向上するでしょう。
●発見タブ広告
発見タブとは、Instagram上の虫眼鏡のアイコンをクリックするとユーザーの興味・関心のあるジャンルの投稿が表示される機能です。
ユーザーの関心度が高いため、発見タブ広告に出稿するとコンバージョンにつながりやすくなる効果が期待できます。
Instagram広告の出し方
Instagram広告は「広告マネージャ」を使って出稿します。広告マネージャはInstagram広告だけでなくFacebook、Instagram、Messenger、Audience Networkへの広告掲載も管理できます。
またパソコンだけでなくモバイルアプリでも利用できるため、外出先や移動中などパソコンを操作できないときでも利用できます。
それでは、広告マネージャを使ったInstagram広告の出し方について解説します。
●Instagramアカウントをリンクさせる
まずはInstagramアカウントを広告マネージャにリンクさせます。リンクさせる方法は2通りあります。
ビジネスマネージャにInstagramアカウントを追加する
Meta Business SuiteにInstagramアカウントをリンクさせる
InstagramアカウントがなくてもFacebookページがあればInstagram広告を出稿できますが、広告以外にInstagramマーケティングを行うことも考慮し、Instagramアカウントを作成しておくことをおすすめします。
●クリエイティブを用意する
宣伝したい内容に合わせて、写真や動画などのクリエイティブを用意します。
InstagramというSNSの特性上、ユーザーは見栄えのよいクリエイティブを求めています。写真の撮り方を少し変えるだけでも見栄えに影響するので、より魅力的に伝わるよう工夫しましょう。
●「目的」を設定する
Instagram広告では、それぞれの広告に「目的」を設定します。設定できる目的の種類は以下になります。
ブランドの認知度アップ
リーチ
トラフィック
エンゲージメント
アプリのインストール
動画の再生数アップ
リード獲得
メッセージ
コンバージョン
カタログ販売
来店数の増加
マーケティングの目標に合わせ、広告の目的を選択しましょう。
●広告セットの詳細を設定する
次は、その広告セットの詳細について設定します。さまざまな項目がありますが、主に以下の内容を設定できます。
オーディエンス(ターゲティング対象となるユーザー層)
掲載期間
上限予算
掲載される曜日・時間
これらの項目に沿って詳細情報を設定し、広告出稿の方向性を定めていきましょう。
●審査に申請する
できあがったInstagram広告は審査に申請し、審査を通過した場合のみ掲載されます。審査は広告ポリシーに沿って判断されるため、広告ポリシーの内容を理解しておく必要があります。
ポリシーの内容は「第三者の権利を侵害しない」「虚偽の内容にしない」など、常識の範囲内で考えられる項目が多いですが、なかには判断が難しいものやルールを設けたうえで許可されているジャンルなどもあるので、事前に確認しておきましょう。
Instagram広告で押さえておきたい用語
Instagramでは、普段あまり使いなれていない専門用語も登場します。Instagram広告を運用するうえでぜひ押さえておきたい用語をまとめたので、参考にしてください。
●オーディエンス
オーディエンスとは、Instagram広告を配信するターゲティング対象のユーザー層を指します。
オーディエンスは以下の3種類で分けられます。
コアオーディエンス:属性や興味・関心などに応じて出稿する
カスタムオーディエンス:自社で保有しているユーザーリストに応じて出稿する
類似オーディエンス:過去にリアクションのあったユーザーの条件から類似条件をInstagram側で拡張して出稿する
オーディエンス設定をすることで広告の効果を高められるため、広告を出稿する際にはオーディエンス設定にも注目しましょう。
●リーチ
リーチとは、その広告が届いたユーザーの数です。
たとえば1人のユーザーにInstagram広告が届いて閲覧したとすると、リーチ数は1になります。またそのユーザーが何度閲覧しても、リーチ数は変わらず1のままです。つまりリーチ数は「UU(ユニークユーザー)」となります。
●インプレッション
インプレッションとは、広告がユーザーの画面に表示された回数です。1人のユーザーが10回閲覧したら、インプレッション数は10回となります。
インプレッションはリーチと似ているため、違いを理解しておきましょう。
●フリークエンシー
フリークエンシーとは「各利用者に対する広告の平均表示回数」と説明されており、計算式は「インプレッション数÷リーチ数」となります。
フリークエンシーの結果から「同じユーザーに同じ広告が何度も表示されている」などの課題が見つかることもあります。
Instagram広告の出し方を理解して成果を出そう
Instagram広告の出し方は難しそうなイメージがありますが、実は広告マネージャの項目にしたがって設定していくだけなので手軽に運用できます。またさまざまな形式で出稿できるため、自社商材をより魅力的に伝えられるでしょう。
ただしInstagram広告を出稿する際にはクリエイティブ制作が必要です。質の高いものを作らなければいけない場合、社内で人材を確保するのが難しいでしょう。
私たちネオマーケティングは、クライアント企業のInstagram広告の運用支援をしています。広告出稿のノウハウがなくても、当社のマーケターやディレクターがクライアント企業に最適な広告運用を提案いたします。
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