Instagram広告とは?特徴や配信フォーマットの種類を解説
ライター:株式会社ネオマーケティング
公開日:2022年06月21日
| 更新日:2024年10月21日
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デジタルマーケティング
SNSの利用が当たり前になった現代はさまざまなSNS広告が存在しており、SNS広告を配信したくても自社に最適なものがわからないという企業も珍しくありません。
今回は、SNSのなかでも若年層の女性が多く利用するInstagramをピックアップし、Instagram広告の特徴や配信フォーマットの種類をわかりやすく解説します。SNS広告やInstagram広告を始めたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
まずはInstagramの特徴を押さえよう
Instagram広告について理解する前に、広告を出稿する媒体自体の理解を深めましょう。Instagramの利用率や利用しているユーザー層などを知ることで、広告出稿が適した媒体かどうかを見極められます。
●10代~30代の女性の利用率が高い
令和2年度の総務省の調査によると、Instagramの利用率は年々増加しています。平成27年度には14.3%だった利用率は、令和2年度になると42.3%まで向上しました。
そのなかでも特に利用率が高いのが、10代から30代の層です。
10代:69.0%
20代:68.1%
30代:55.6%
40代:38.7%
50代:30.3%
10代・20代の若年層は利用率が極めて高く、約7割もの人が利用していることがわかっています。つまりInstagram広告は、特に10代から30代程度の年代のユーザーに向けた内容について、高い効果が期待できるといえるでしょう。
また男女での利用率の違いを見ると、以下の結果になっています。
男性:35.3%
女性:49.4%
女性のほうが利用率は高い傾向です。
●利用者の半数以上は「閲覧のみ」
同調査では利用方法についての設問もあります。その結果を見てみると、Instagramを利用している人は42.3%、Instagramに書き込んだり投稿したりしている人は16.7%という結果が出ています。
この結果から、Instagram利用者のうち半数以上が書き込みをせずに閲覧しかしていないことがわかります。
Instagram広告は他のユーザーの投稿にまぎれて表示されるため、閲覧のみのユーザーにも確実にリーチできるでしょう。
●視覚的な訴求効果が高い
Instagramの最大の特徴は、投稿される画像や動画のクオリティです。
「インスタ映え」という言葉が登場したように、Instagramに投稿する画像や動画は見栄えのいいものを使うことが主流になっています。
そのため、自社の商品・サービスを視覚的に訴求したい企業にとって、Instagram広告は適しているといえます。
Instagram広告の特徴
Instagramの特徴を理解したところで、Instagram広告とはどのような広告なのかを解説します。主な特徴として五つのポイントを挙げているので、自社の商材や戦略などとの相性を検討しましょう。
●ターゲティングの精度が高い
Instagram広告はターゲティングの精度の高さが特徴です。
他のSNS広告やWeb広告でもターゲティングできるものもありますが、Instagram広告は詳細なターゲティングができます。なぜならInstagramはFacebookを運営しているMeta社が提供しているサービスであり、Facebookの情報に紐づいているためです。
年齢・性別・居住地などのユーザーデータだけでなく、興味・関心のある分野やWeb上の行動履歴などからターゲットを設定できます。
●低予算でも広告を出稿できる
Instagram広告は低コストで広告配信できる点も特徴です。
リスティング広告などのWeb広告は獲得を目的とするため、ある程度獲得を目指すとなると多くのコストがかかることもありますが、Instagram広告は予算を設定しておけるため、予算以上のコストはかかりません。
高い成果を期待するならばある程度の広告費は必要ですが、競合がいない場合や配信数が少ない場合は、低コストでも充分な成果を得られることもあります。
●多彩な広告フォーマットがある
Instagram広告は画像や動画、ショッピング機能などのフォーマットで出稿できます。
たとえば「10代に配信したいから、ポップで印象に残りやすい動画にしよう」「今回のコンバージョンが商品購入だから、ショッピングのフォーマットで出稿しよう」など、ターゲットや目的に応じたフォーマットの選択が可能です。
このように目的に応じてフォーマットを使い分けることができれば、自社にとって最適な広告フォーマットを精査でき、より成果を高めていけるでしょう。
●視覚的に訴求できる
Instagramは見栄えのする画像や動画が特徴なので、広告も視覚的な訴求効果が高い点が特徴です。
たとえば洗剤の広告で「油汚れもすぐに落ちます」とテキストだけで書かれていても、ユーザーはピンときません。しかし、その洗剤を使って油汚れを落とす動画や、ビフォーアフターの画像などが貼られていると、ユーザーの興味を引きつける効果があります。
テキストだけでは商品・サービスの魅力が伝わりきらない企業にとって、この点は大きなメリットといえるでしょう。
●広告色を抑えられる
Instagram広告は他のユーザーの投稿にまぎれて表示されるため、広告色を抑えられる点も強みです。
純粋にInstagramを楽しみたいユーザーにとって、あからさまな広告は邪魔だと感じてしまいます。またInstagramだけでなく、インターネット上の広告自体に嫌悪感を抱いているユーザーも少なくありません。
しかしInstagram広告はユーザーの投稿の間に自然なかたちで差し込まれるため、あからさまな広告には見えにくいのです。投稿内容を工夫することでさらに広告色を抑えられ、広告に苦手意識を持っているユーザーにも受け入れやすくできます。
Instagram広告のフォーマットの種類
Instagram広告は多彩なフォーマットが用意されています。自社の商材やターゲットと照らし合わせ、最適なフォーマットを見つけましょう。
1. 動画
動画は非常に訴求効果の高いフォーマットです。アパレル会社が新作コレクションを紹介したり、レシピサイトや食品メーカーが調理手順を解説したりするなど、さまざまな用途で使われています。
ただし、動画は手軽にスキップされてしまう点には注意しましょう。スキップされないよう、長さを工夫したり魅力的な内容にしたりする必要があります。
2. 画像
画像を使った広告も、高い訴求効果が期待できます。ユーザーの目を引きつけるような、見栄えのいい画像を使うことが成功のポイントです。
3. カルーセル
カルーセルとは、最大10点の画像・動画を表示できる投稿方法です。複数の商品を紹介したり、一つの商品を多角的に紹介したりする際に有効です。
画像・動画にはそれぞれリンクを付けられるため、コンバージョンへ誘導できます。
4. Instagramストーリーズ
24時間で投稿が消えるストーリーズも、広告配信できるフォーマットとして用意されています。
ストーリーズには画像・動画どちらも投稿でき、フルスクリーンで表示されるため、ユーザーの印象に残りやすいのが特徴です。
24時間で消えるという特性を活かし、時間限定のセールやクーポンの情報なども有効です。
5. リール
最大30秒の動画のリールでも広告を出稿できます。
リールは短時間の動画のため、インパクトのある内容に作りこむことでユーザーの印象に残りやすくなります。
フルスクリーンで表示されるので、没入感を味わえる点も特徴です。
6. Instagramショップ
Instagram上で商品を購入できるショップ機能でも広告を出稿できます。
Instagramは視覚的な訴求効果が高いため、ユーザーの購買意欲を高めます。そこでショップ広告をうまく活用できれば、購買意欲が高まっているユーザーを商品購入へと誘導できるでしょう。
Instagram広告で成果を出そう
Instagramは利用率の高いSNSであり、特に10代~30代の女性が多く利用しています。そのため、このユーザー層をターゲットとしている企業は、Instagram広告が高い成果を上げる可能性があります。
ただしInstagram広告はフォーマットの種類が多いので、目的やターゲットに適したフォーマットを選ばなければ成果につながりません。
私たちネオマーケティングは、今まで培ってきたSNS広告運用のノウハウを活用し、クライアント企業の商材やターゲットに合わせた広告戦略を提案いたします。またInstagram広告で肝となる画像や動画などの広告クリエイティブも、当社の優れたクリエイターが担当いたします。
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