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記者は数字がお好き?プレスリリースの掲載率を高めるリサーチデータ活用法

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2015年01月19日 | 更新日:2024年10月25日

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企業のPR活動でプレスリリースは重要な取り組みです。リリースを発行した際には、各種媒体のニュースで取り上げてほしい…と考えている企業は多いことでしょう。そこで今回は、情報の取捨選択を行うメディアの「記者」の目に留まりやすいプレスリリースについて考えてみました。

キャッチーな数値で記者の注目度をアップさせよう!

雑誌やWebなどのニュースにおいて、読者の目を惹く見出しであることは重要なポイントです。例えば「新成分配合で汚れ落ちアップの洗剤」と「新成分配合で90%の主婦が汚れ落ちの良さを実感!」…という2つのキャッチがあった場合、あなたはどちらに興味を持たれでしょうか?

恐らく、後者の方によりインパクトがあるように感じたのではないでしょうか。このように、具体的な数値を盛り込むのは定番の手法の1つ。意外性があったり、納得感があったりするデータを含むプレスリリースは、記者の目にも留まりやすいと言えます。「みんながどう思っているのか?」を知りたい読者は多く、商品の満足度といった感想はもちろん、認知度、利用者の割合なども、記事作成において使い勝手のよい資料と言えます。

「数値」をプレスリリースに入れ込むためにも有効活用したいのが、新商品のキャンペーンや事前調査などで行ったマーケティングリサーチの結果です。社内での分析や企画書に使って終わり…というのではなく、PRにも役立つことを理解しておくのがおすすめです。

また一方で、最初からメディアに掲載してもらうためのデータを獲得するという目的でリサーチを行う「リサーチPR」という手法があります。この「リサーチPR」は、リサーチの設計時に報道機関向けに提供、掲載されることを目的とした設問をいくつか織り込むので、よりメディア掲載に適した数値が得られることでしょう。


 

官公庁・自治体等の公開データを活用してリリースの裏付けに

官公庁や自治体といった行政機関や公共機関、研究所など専門性の高い機関が公に提供しているデータは、プレスリリースの信憑性を高める上で役立つ情報です。官公庁などが公表しているデータの中で、商品に関連しそうな統計や意識調査などを探し出してプレスリリースに盛り込んでみましょう。自社で実施した調査データがない場合でも、プレスリリースの価値を高められる便利な手法と言えます。(ただし、公開データを引用する際には、どこ調べなのかも記載しましょう。)

このようにして、公開データを活用して裏付けのあるプレスリリースを作ることができれば、メディアの記者にとって「より説得力のある記事が書ける」と、好ましい資料となるはずです。公に提供されているデータは、記事を書く記者自身が調べることもできる情報ですが、その手間を省略しているというわけです。

第一印象が決め手!グラフなどを活用し、ビジュアル面にも配慮

プレスリリースは第一印象が重要です。数値化されたデータを載せる際には、グラフも合わせて掲載することでプレスリリースの視認性もアップします。また、WEBメディアは、素早い情報提供が重要視されるので、記事内の参考画像として報道資料にあるグラフが使われる可能性もあるでしょう。

さらに、グラフを使ったデータの見せ方として、伝えたいデータの重要なポイントを色で目立たせたり、目盛りを表示する…など、「ひと手間」かけるだけで読み手に与える印象をグっと高めることができます。

まとめ

自社で実施したもの、公共の機関によるものを問わず、リサーチデータはPRの際の強い味方です。リサーチの設計時には、リサーチ結果をPRにも活用することを想定して作業しておくのもおすすめです。また、リサーチ結果をグラフ化したり、ビジュアル的にも工夫することで、よりメディアの記者の目を惹きつけられるのではないでしょうか?

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