アンケート回答精度チェック設問の正式導入開始

 生活者を起点にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティング(東京都渋谷区、証券コード4196、代表取締役 橋本 光伸、以下ネオマーケティング）は、慶應義塾大学SFC研究所戦略的データ分析ラボと連携し、マーケティングリサーチの品質向上を目指す取り組みとして、「アンケート回答精度チェック設問（以下回答精度チェック設問）」をリサーチ案件に正式導入します。

【背景と目的】
インターネット調査では、一部の回答者が設問を正確に読まずに回答したり、誤った回答をするケースがあり、これがマーケティングリサーチの信頼性を損ねる要因となっています。

ネオマーケティングでは、この課題を解決するため、2024年5月に「回答精度チェック設問」の有効性を検証しました。

その結果、「回答精度チェック設問」によって不正回答者を検出し、調査データの品質向上に寄与する効果が明らかになりました。その後、2024年11月からは全リサーチ案件に試験導入を進め、有効性と精度についてさらなる確認を行いました。

2024年5月の一次検証では、回答精度チェック設問で検出された回答者を除外することで、全体の5％程度にあたる不正回答者を排除できることを確認しました。

継続的に安定的に運用できるかを確認するため、2024年11月から12月の2か月間試験導入
2024年11月から12月にかけて実施した試験導入でも、検出された回答者の割合が平均5.1％に達し、一定の効果を裏付ける結果となりました。

[ 11～12月に実施した案件を無作為に100件抽出 ]

【回答精度チェック設問の概要】
・定量調査、定性調査問わず全てのモニターリサーチに適応
・スクリーニング設問に回答精度チェック設問を自動で1問追加
・回答精度チェック設問を追加することによるクライアントの費用負担はなし
・回答精度チェック設問で検出された人は原則納品サンプルから除外
・回答精度チェック設問の例：※回答精度チェック設問は毎日変わります

　例）Q.次の選択肢から、食べものを選んでください。
　　スニーカー
　　メガネ
　　手袋
　　ハンバーグ
　　チンパンジー

【今後の方針】
ネオマーケティングは、マーケティングリサーチの品質向上を最重要課題と位置づけ、引き続き取り組みを強化します。「回答精度チェック設問」の導入にとどまらず、回答しやすい・回答したいと思えるようなアンケートユーザーインターフェースの改良にも注力し、より高品質なマーケティングリサーチの実現を目指してまいります。

■株式会社ネオマーケティング
所在地：東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル11F
代表者：代表取締役　橋本光伸
資本金：8,518万円
事業内容：マーケティング支援事業
URL：https://corp.neo-m.jp/

【本リリースに関するお問合せ先】
ネオマーケティング広報事務局　担当：中野
Tel：03-6328-2881
E-Mail：press@neo-m.jp