インサイドセールスの導入を検討しているものの、従来型の営業との違いや導入の効果がよくわからないと感じていませんか?インサイドセールスの効果を最大限に活かしていくには、その特徴と役割を理解しておく必要があります。
今回は、インサイドセールスの特徴と役割、具体的な効果について解説します。インサイドセールスが果たす役割に応じた導入事例もパターン別に紹介していますので、自社に合った導入方法を検討する際にぜひ役立ててください。
インサイドセールスの特徴
インサイドセールスの主な役割
インサイドセールスを導入する4つの効果
インサイドセールスを導入することで、具体的にどのような効果を得られるのでしょうか。主な導入メリットとして、次の4点が挙げられます。
1. 営業活動の効率化につながる
インサイドセールスの導入により、購買意欲が高く成約可能性の高い見込み客に対してピンポイントでアプローチしやすくなります。結果として営業活動の効率化につながり、生産性を向上させることができるでしょう。
非対面でリードにアプローチすることで、従来型の営業と比べて1人あたりが担当可能な見込み客の件数が多くなります。対面型の営業では必須だった移動時間が削減され、遠方の見込み客に対しても社内にいながらアプローチできるからです。商談をフィールドセールスに引き継ぐ場合も、成約可能性の高い見込み客に絞って商談を設定することにより、営業活動の精度向上につながるでしょう。
2. 見込みの低いリードや休眠顧客にも対応できる
現状では成約可能性の低いリードに対しても、継続的にコミュニケーションを取っていくことで徐々に購買意欲を高めていくことができます。リードごとに適切なタイミングで情報提供を行うことにより、確度の低いリードの興味関心を段階的に高められるからです。
休眠顧客に関しても定期的な情報提供を続けることによって、どこかのタイミングで興味を持ち始める可能性があります。このように、従来型の営業では手が回っていなかった層の見込み客にも対応しやすくなることは、インサイドセールスを導入するメリットの1つといえるでしょう。
3. 部門間の連携が強化される
インサイドセールスは他部門と連携して営業活動を推進するケースが少なくありません。マーケティング部門や営業部門と協力しながら成約を目指す過程において、部門間の連携が強化される効果が期待できるでしょう。
複数部門が関わるチームで営業活動を進めることは、社内の結束を強めるだけでなく営業活動の属人化を防ぐ上でも有効な手法といえます。従来は1人の営業担当者がすべてのプロセスを把握していたところを、複数の担当者や部門が携わるようになることで、複数の視点から施策の改善を図りやすくなるはずです。営業担当者の退職や休職といったリスクに備える意味でも、チーム単位で営業活動を推進できることは大きなメリットといえます。
4. 見込み客の管理を抜け漏れなく行える
インサイドセールスでは、複数の担当者間で業務を分担することが前提となるため、顧客管理ツールを導入するケースが少なくありません。ツールを活用して複数名で情報を共有しながら見込み客を管理していくことで、管理を抜け漏れなく実現しやすくなります。
また、ツールを活用することにより、見込み客の管理方法を標準化できるというメリットもあります。特定の担当者が不在の際には問い合わせに対応できないといった事態を回避し、見込み客の要望に迅速に対応する意味でも、営業活動を分業化するメリットは十分にあるでしょう。
インサイドセールスの役割に応じた導入例
まとめ
非対面で営業活動を進めるインサイドセールスは、営業活動の効率化やリードに対するアプローチ精度の向上など、多くのメリットを得られる手法です。フィールドセールスが担う役割や期待される導入効果を押さえた上で、自社に導入すべきか検討していくことをおすすめします。
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※このコラムは「マーケのカチスジ」で2023月12月6日に公開された記事を移行したものです。
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