【調査概要】 性別:男女 地域:全国 人数:1000人 条件:普段ハンドクリームを購入している人 実施時期:2025/5/2~2025/5/7 ハンドクリームのポジティブイメージ ハンドクリームのポジティブなイメージとして最も多く挙がったのは「保湿・潤い・しっとり」で、全体の42.9%を占めました。次いで「手荒れ予防・皮膚保護効果が高い」15.6%「乾燥予防・かさつきケア・冬に使用」14.0%など、機能性や季節性に関する声が続きます。 また、「良い香り」や「すべすべ・滑らか」など、使用時の心地よさや仕上がりの質感も支持されています。 近年では、香りやテクスチャーといった“癒し”や“気分転換”の要素も求められており、「リラックス」「気分が上がる」といった感情面での効用にも注目が集まっています。実用性と感性の両面で高い期待を集めていることがうかがえる結果です。 ハンドクリームのネガティブイメージ ハンドクリームのネガティブなイメージでは、「ベタつく・ぬるぬるする」が圧倒的に多く、全体の63.9%、実に半数以上からネガティブなイメージとしてベタつきが挙げられています。これにより「物を触れない」「料理や作業がしにくい」といった日常生活への支障も懸念されています。 また、「香りがきつい」「好みの香りが見つからない」など香りへの不満や、「手洗いで流れる」「塗り直しが必要」など持続性の弱さも指摘されています。 さらに、「肌に合わないと荒れる」「化学成分が気になる」など、肌への影響を気にする声も少なくありません。 こうした結果から、ハンドクリームには使用感の快適さや香りの適度さ、効果の持続性がより一層求められていることが分かります。 ハンドクリームの利用シーン・目的 ハンドクリームの利用シーンとして最も多かったのは「乾燥時・かさつきを感じる時」で、42.0%を占めました。 次いで「水仕事の後」や「就寝前」といった、手肌へのダメージが気になるタイミングや、ケアに集中できる時間帯が上位に挙がっています。 また、「手洗い後」9.5%「冬・寒い時」8.7%など、日常生活や季節に起因する場面での使用も多く見られます。 これらから、ハンドクリームは“手の乾燥を感じた時に対処する”という受動的な使い方が主流である一方、「日常的にこまめに」「外出前」など、予防的・印象づくりの目的での使用も一定数存在しています。使用タイミングは人それぞれながら、保湿や予防、リラックスといった多様な目的で活用されていることがうかがえます。