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「宅配サービスに関する調査」

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2024年11月14日

カテゴリー:
目次

通信販売利用者の46.8%が再配達依頼を行う。
再配達依頼をよく行う人の17.9%が、「気軽に依頼できる」ことを依頼理由に挙げる。

生活者を起点にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は2024年10月7日(月)~2024年10月8日(火)の2日間、全国の20歳以上の男女を対象に「宅配サービス」をテーマにインターネットリサーチを実施いたしました。

<調査背景>
近年、市場規模を拡大し続けている通信販売業界。その一方で、「物流の2024年問題」や「宅配の再配達問題」など、様々な問題が深刻化しています。
そこで今回は、現在の課題や新規サービスへのヒントを探るべく、通信販売利用者に対し、「置き配/配送の日時指定サービスの利用頻度」や「置き配を利用しない理由」「再配達依頼を行う頻度」「再配達依頼をする理由」など、宅配サービス周りの実態を様々な角度から聴取しました。
是非、今後のマーケティング活動の一資料としてご活用ください。


【調査概要】    
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の20歳以上の男女で、直近1年以内に配送を伴う通販購入経験がある人
有効回答数:1,000名 
調査実施日:2024年10月7日(月)~2024年10月8日(火)

「宅配サービスに関する調査」主な質問と回答

◆宅配の再配達依頼を行う頻度は:「ほとんど毎回依頼する」「依頼することが多い」割合は11.2%、「依頼することがある」を含めると46.8%。

通信販売利用者の半数近くが、荷物を一度で受け取れなかった経験があるようだ。


◆再配達依頼をすることが多い理由は:「配送時間帯に自宅にいないことが多いから」が39.3%で最多、「再配達を気軽に依頼できるから」と回答した割合が17.9%に。
再配達依頼を「ほとんど毎回依頼する」「依頼することが多い」と回答した人にその理由を聞くと、「配送時間帯に自宅にいないことが多いから」が39.3%で最多に。一方で、「再配達を気軽に依頼できるから」と回答した割合が17.9%に上っていた。
現状、再配達に対してペナルティ(再配達料の設定)を設けている配送業者はおらず、再配達が生活者のダメージになることはないため、不用意な再配達依頼が増えてしまっていると考えられる。

 

 

調査データのダウンロードはこちら

 

 

宅配の再配達依頼を、どのくらいの頻度で行っているかをお聞きしました。

宅配の再配達依頼を行う頻度(n=1,000)

 

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よく行う割合(「ほとんど毎回依頼する」「依頼することが多い」の合算)は11.2%、さらに「依頼することがある」を含めると46.8%に。

通信販売利用者の半数近くが、荷物を一度で受け取れなかった経験があることがわかります。

 

 

 

 

 前掲した設問【宅配の再配達依頼を行う頻度】にて「ほとんど毎回依頼する」「依頼することが多い」と回答した人に対し、その理由をお聞きしました。

再配達依頼をすることが多い理由(n=112)

 

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「配送時間帯に自宅にいないことが多いから」が39.3%で最多でした。

 

その後続く「予定が変更になり、受け取れなかったから」や「配送時間帯の指定ができないサービスを利用しているから」といった理由は、ある程度避けられない・生活者側ではどうにもならない部分があります。

しかし、この「配送時間帯に自宅にいないことが多いから」は、配送時間帯の事前指定を忘れていたり、平日の帰宅時間が遅すぎて配送時間帯指定サービスが使えなかったりといった状況が考えられるため、生活者側の意識改善や、コンビニ受け取り・「PUDOステーション(宅配便ロッカー)」などの利用によって一部解決できそうです。

 

一方で、「再配達を気軽に依頼できるから」と回答した割合が17.9%に上っている点に注目です。

 

2024年11月現在、再配達に対してペナルティ(再配達料の設定)を設けている配送業者はおらず、再配達が生活者のダメージになることはありません。

予め到着日・時間が予想しづらい、他人からの荷物などは除き、自ら通信販売にて日付・時間指定で購入した荷物を受け取れなかった場合は、何かしらの警告やペナルティを設けたり、一度で受け取りができた場合にインセンティブを設けたりと、「配送日・時間の約束を守らないこと」が損になるような仕組みを作れば、少なくとも“気軽に再配達にしてしまう層”は減っていくのではないでしょうか。

以降は、設問内容の要約を記載しています。記事全文はPDFをダウンロードしてご覧いただけます。

 

調査データのダウンロードはこちら

置き配/配送の日時指定サービスの利用頻度(n=1,000)


置き配サービス/配送の日時指定サービスについて、利用頻度をそれぞれお聞きしました。

 

 

置き配サービスを利用していない理由(n=452)

 

置き配サービスを「ほとんど利用しない」「利用しない」と回答した人に対し、その理由をお聞きしました。

 

現在利用している宅配サービスで満足している点(n=1,000)

 

現在利用している宅配サービスにおいて、満足している点をお聞きしました。

 

現在利用している宅配サービスで不満な点(n=1,000)

 

現在利用している宅配サービスにおいて、不満な点をお聞きしました。

 

宅配サービスの改善してほしい点/今後実現してほしい機能(自由記述)

 

宅配サービスについて、改善してほしい点や実現してほしい機能を、自由記述にて具体的にお聞きしました。

 

「物流の2024年問題」を知っているか(n=1,000)

 

「物流の2024年問題」を知っているか、お聞きしました。

現在の宅配サービスの品質維持に費用がかかるとしたら、どう思うか(n=1,000)

 

「物流の2024年問題」が指摘される中、現在の宅配サービスの品質を維持するには費用がかかるとしたら、どう思うかをお聞きしました。

 

 

 


■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「生活者を起点したマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

■「ネオマーケティング」
URL:https://corp.neo-m.jp/

 

 

ダウンロードしていただくと、リリースデータをPDFでご覧いただけます。

 

 

株式会社ネオマーケティング
ネオマーケティングはお客様の抱える課題や調査目的、 その背景を充分にヒアリングした上で、 課題解決・目的達成のために、お客様が何を求めているのか ということを常に考え一歩先のご提案をいたします。 目的に応じて複数の調査手法を有機的に組み合わせたリサーチ等、 柔軟にご提案させていただいております。 また年間調査実績は2,500本以上あり経験豊富なスタッフが 企画設計から報告書の作成まで御社のビジネスをバックアップいたします。
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