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マイナ保険証に関する調査

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2024年11月29日 | 更新日:2024年12月04日

カテゴリー:
目次

「マイナ保険証」利用登録率61.1%、うち61.1%が実際に医療機関で使用経験あり。
マイナンバーカードによる「選挙投票の電子化」を望む割合43.8%。

生活者を起点にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は2024年11月15日(金)~2024年11月18日(月)の4日間、全国の20歳以上の男女を対象に「マイナ保険証」をテーマにインターネットリサーチを実施いたしました。

<調査背景>
2021年10月20日から本格運用された「マイナ保険証」。
運用開始当初、情報の紐付けミスや端末のエラーなどといったトラブルが全国で相次いだこともあり、不安の声も多数挙がっていましたが、2024年12月2日より、ついに現行の健康保険証は廃止に。「マイナ保険証」の一本化がスタートします。
それに先立ち、厚生労働省では「マイナ保険証」のメリットや使い方の周知が急ピッチで進められていますが、生活者側はどのような意識を持っているのでしょうか。
そこで今回は生活者に対し「マイナ保険証」への賛否からメリットへの理解度、トラブル経験率などをお聞きしました。是非、今後のマーケティング活動の一資料としてご活用ください。


【調査概要】    
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の20歳以上の男女のうち、マイナンバーカードを持っている人
有効回答数:1,000名 
調査実施日:2024年11月15日(金)~2024年11月18日(月)

「マイナ保険証に関する調査」主な質問と回答

マイナンバーカードを保険証として、医療機関などで使用したことはあるか:使用経験率は61.0%だった。

全体の半数以上が、利用登録だけでなく実際に医療機関などで使用した経験を持つことがわかった。また、妊娠・出産関連の受診や子供の医療機関受診の付き添いなど、女性の方がより医療機関に訪れる機会が多いからか、使用率は女性の方がより高い傾向にあった。

マイナンバーカードで、利用できたらいいと思うサービスは:「選挙投票の電子化」に43.8%、「税務関連の手続き」「社会保障関連の手続き」「予防接種履歴や健康診断結果の管理・確認」に30%強集まる。

「利用拡大は望まない」と、マイナンバーカードに消極的な立場が全体の30.7%集まる一方で、「選挙投票の電子化」「税務関連の手続き」「社会保障関連の手続き」「予防接種履歴や健康診断結果の管理・確認」の4つを望む割合はそれを上回っていた。

 

調査データのダウンロードはこちら


【実際にマイナンバーカードを保険証として利用登録しているか】にて「利用登録している」と回答した人に対し、医療機関などでの使用経験はあるかお聞きしました。

61.1%が実際に医療機関で使用経験あり

m11

 

全体の使用経験率は61.0%でした。
「マイナ保険証」自体は2021年10月20日から既に本格運用されていたものの、依然としてそれまでの健康保険証を使い続ける人が多く、2024年8月時点で使用率は12.43%にとどまっていました。
2024年12月2日の現行健康保険証廃止が差し迫る中で、利用登録・使用が一気に進んだのかもしれません。

また、妊娠・出産関連の受診や子供の医療機関受診の付き添いなど、女性の方がより医療機関に訪れる機会が多いからか、「マイナ保険証」の使用率も女性の方がより高い傾向にありました。
20代・30代においては、男女でそれぞれ15.8ポイント・18.4ポイントもの差が生じています。


 

マイナンバーカードで利用できたらいいと思うサービスについて、お聞きしました。

「選挙投票の電子化」に43.8%、「税務関連の手続き」「社会保障関連の手続き」「予防接種履歴や健康診断結果の管理・確認」に30%強集まる。


m17

「利用拡大は望まない」と、消極的な立場が全体の30.7%集まる一方で、「選挙投票の電子化」「税務関連の手続き」「社会保障関連の手続き」「予防接種履歴や健康診断結果の管理・確認」を望む割合も、それぞれ30%以上集まっています。

特に、手続き系のサービスを「選挙投票の電子化」が上回ったことは注目すべき点でしょう。
投票率が低いとされている20代においても、男女ともに38.0%集まっています。

 

 

 

 

以降は、設問内容の要約を記載しています。記事全文はPDFをダウンロードしてご覧いただけます。

 

 

調査データのダウンロードはこちら

マイナンバーカード保有率(n=2,217)


スクリーニング調査にてマイナンバーカードの有無をお聞きしました。

マイナンバーカードを保険証として利用できることの認知度(n=1,000)


マイナンバーカードは事前に「健康保険証」として利用登録することで、健康保険証の代わりに使用することができます。(※利用登録されたマイナンバーカードは、「マイナ保険証」と呼称)
このことについて知っているか、お聞きしました。

マイナンバーカードを保険証として利用登録することに対して
どのように感じているか(n=1,000)

 

マイナンバーカードを健康保険証として利用登録することに対してどのように感じているか、お聞きしました。

マイナンバーカードを保険証として利用登録することに反対する理由(n=178)

 

【マイナンバーカードを保険証として利用登録することに対してどのように感じているか】にて「どちらかといえば反対」「反対」と回答した人に対し、その理由をお聞きしました。

マイナンバーカードを保険証として利用登録するメリットへの理解度(n=1,000)

 

マイナンバーカードを健康保険証として利用登録する、メリットへの理解度をお聞きしました。

実際にマイナンバーカードを保険証として利用登録しているか(n=1,000)


実際に、マイナンバーカードを健康保険証として利用登録しているかをお聞きしました。

マイナンバーカードに関して、何かトラブルを経験したことはあるか(n=1,000)

 

マイナンバーカードに関して、何かトラブルを経験したことはあるか、お聞きしました。

マイナンバーカードを保険証として利用した際に、トラブルを経験したことはあるか(n=373)

 

【マイナンバーカードを保険証として、医療機関などで使用したことはあるか】にて
「使用したことがある」と回答した人に対し、これまでマイナンバーカードを保険証として利用した際に、トラブルを経験したことはあるかをお聞きしました。

マイナンバーカードや「マイナ保険証」の利用に際し、
セキュリティ面の不安はどの程度感じているか(n=1,000)

 

マイナンバーカードや「マイナ保険証」の利用に際して、セキュリティ面の不安をどの程度感じているか、お聞きしました。

 

 

 

 

■この調査のその他の質問
・現行の健康保険証が今後使用できなくなることを知っているか(単数回答)
・現在のマイナンバーカードへの満足度(単数回答)
・マイナンバーカードの利用範囲が広がっていくことについて、どのように思うか(単数回答)
・個人情報を保護するために、現在おこなっている対策(複数回答)
など

 


■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

■「ネオマーケティング」
URL:https://corp.neo-m.jp/

ダウンロードしていただくと、リリースデータをPDFでご覧いただけます。

 

株式会社ネオマーケティング
ネオマーケティングはお客様の抱える課題や調査目的、 その背景を充分にヒアリングした上で、 課題解決・目的達成のために、お客様が何を求めているのか ということを常に考え一歩先のご提案をいたします。 目的に応じて複数の調査手法を有機的に組み合わせたリサーチ等、 柔軟にご提案させていただいております。 また年間調査実績は2,500本以上あり経験豊富なスタッフが 企画設計から報告書の作成まで御社のビジネスをバックアップいたします。
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