春、眠っていた消費者も動き出す?販促企画を活性化させる季節ネタ4選
ライター:株式会社ネオマーケティング
公開日:2015年02月13日
| 更新日:2024年10月09日
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マーケティングリサーチ
新しいシーズンが始まる「春」。楽しい気分になる方や、花粉症を思い起こして辛い気持ちになる方など多種多様いるかと思いますが、徐々に日差しも伸びて気温も上がると、消費マインドも高まっていくかもしれません。
今回はそんな「春」という季節感に合わせて、消費者にアプローチするために役立つ調査レポート4選※をご紹介します。コンテンツや販促ネタとしてご活用ください。
※ネオマーケティング調べ
春の花といえば、やっぱりあの花…梅に関する意識調査
「春は名のみの風の寒さや」とは『早春賦』の一節ですが、冷たい風の中で咲く花は春の訪れが遠くないことを感じさせてくれます。では、冬から春にかけて咲く花と言えば?…15~79歳の男女500名に質問したところ、1位が「梅」で75.8%、2位「桜」で50.4%、3位が「椿」で22.6%という結果に。日本では古来、花見の花は梅を指していたといいますが、その名残がどこかにあるのかもしれません。
また、「梅」というと何をイメージするかという質問では、1位が「梅干し」で72.4%、2位は「春」で40.8%、3位は「おにぎり」で25.6%という結果に。花より団子ではないですが、「梅」は食卓にあるイメージの方が強いようです。
バレンタインデーのお返しで欲しいものは?…ホワイトデーに関する調査
バレンタインデーのお返しの日、3月14日のホワイトデー。昭和40~50年頃に日本のお菓子メーカーにより広められたと言われていますが、すっかり定着しているのではないでしょうか。では、女性がバレンタインデーにチョコレートなどをあげたお返しとして欲しいものは何でしょうか? 20~30代の未婚女性500名に質問したところ、本命・義理ともに1位は「ケーキやクッキーなどのお菓子」、2位が「食事」、本命の3位は「アクセサリー・時計などの貴金属や宝石」、義理の3位は「ハンカチ・タオル」という結果でした。(「とくになし」を除く)
また、もらって嬉しいホワイトデーのプレゼントのポイントは、本命・義理で異なる結果に。本命の1位は「気持ちが伝わるもの」、2位が「なんでも嬉しい」、3位が「自分の趣味に合っているもの」。一方、義理の1位は「なんでも嬉しい」、2位は「自分の趣味に合っているもの、3位は「気持ちが伝わるもの」。義理チョコのお返しは、あまり気負わない方が良いのかもしれません。
眠気覚ましで実践している方法は?…睡眠に関する調査
「春眠暁を覚えず」と詩の一節にうたわれるように、昔から春は眠くなる季節のようです。とはいえ、眠気は仕事や勉強、車の運転の大敵。そこで、20~50代の社会人男女400名に「眠気覚ましの方法」について聞きました。その結果、1位が「コーヒーや紅茶などカフェイン飲料を飲む」で47.9%、2位が「ガムやキャンディなどを食べる」で25.9%、3位が「仮眠をとる」で23.3%。「ストレッチ」や「顔を洗う」など、体に刺激を与える方法が、その後に続きますが、やはりまずは、カフェイン飲料で手軽にスッキリしようと考える人が多いようです。
また、「眠気を感じるシーンはどんなシーンですか?」という問いに対しての答えは、1位が「食事の後」、2位が「事務仕事中」、3位が「昼休みなど休憩中」、4位が「通勤など移動中」、5位が「会議・商談中」という結果でした。
春は“辛い季節”というが欠かせないグッズとは?…花粉症に関する調査
花粉症患者が増え、今では日本の“国民病”と言われるようにもなりました。春先にはマスクをかけている人が増えたのも、新たな風物詩なのかもしれません。花粉症の人が実際にどのような対策をしたことがあるのか、全国の花粉症を持つ20~50代の男女400名にアンケートを取ったところ、1位はやはり「マスク」が78.8%、2位は「市販の飲み薬」が42.8%、3位は「病院で処方される飲み薬」が39.3%という結果に。
一方、効果があった花粉症対策グッズとしては、1位が「マスク」、2位が「病院で処方される飲み薬」、3位が「市販の飲み薬」と若干変動がありました。やはりこの時期、マスクを手放せないという人が多いことが裏付けられる結果となりました。
まとめ
今回取り上げたリサーチ結果からは、「春」と一口にいっても多様な消費者がいることがうかがえるのではないでしょうか。自社の商品やサービスにマッチしているのはどのような人か?…その実態を探るため、あるいはユーザーに刺さるコンテンツを提供するためにも、「調査レポート」の活用は有効です。
なお、今回ご紹介したのはレポートの一部です。ぜひ、下記よりレポートをダウンロードして、詳細までご覧になってはいかがでしょうか。
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今回ご紹介したアンケート結果のほかにも、独自に行ったアンケート調査データもダウンロードすることができますので、コンテンツのネタとして活用してみてはいかがでしょうか。
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