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基本からわかる!Webアンケート(ネットリサーチ)の概要と活用

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2025年01月30日

カテゴリー:
目次

インターネットを活用した調査手法であるWebアンケート(ネットリサーチ)は、企業や研究機関で幅広く活用されています。商品開発や市場調査、ブランドイメージの把握まで、多様な目的に対応できる便利な方法です。

しかし効果的に実施するには、種類や目的、手順をしっかり理解しておく必要があります。Webアンケートの概要や種類、目的に加え、作り方や回答率を上げるコツ、さらにおすすめの会社や無料で利用できるツールについて、マーケティング初心者やひとりマーケターの方にも参考になる情報をお届けします。

Webアンケート(ネットリサーチ)の概要

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Webアンケート(ネットリサーチ)とは、インターネットを活用してアンケートを実施し、回答データを収集・分析する調査手法です。オンライン環境を利用することで、対象者の幅広い層に対して効率的にアプローチできます。

企業や研究機関、行政機関をはじめ、マーケティングリサーチや社会調査のためのデータ収集など、さまざまな分野で広く活用されています。手軽さとコスト効率のよさから、近年ますます重要性が高まっている調査手法です。

 

Webアンケート(ネットリサーチ)のメリット・デメリット

 

Webアンケート(ネットリサーチ)は、利便性やコストパフォーマンスのよさから、従来の紙ベースや対面型の調査に代わって主流となりつつあります。しかし、その一方でWebアンケート特有の課題も存在します。

 

 

メリット

Webアンケート(ネットリサーチ)のメリットは、次の3点です。

〇コストが低い
〇短期間で結果が得られる
〇幅広いターゲットにアプローチできる

Webアンケート(ネットリサーチ)は、紙媒体や対面調査に比べてコストを削減できます。印刷費用や郵送費が不要であり、無料で使えるツールも充実しています。
インターネットを利用するため、アンケート配信から回答回収、結果の集計までがスピーディーに進行するのも大きなメリットです。リアルタイムでデータが集まり、自動で整理されるため、分析も簡単に行えます。
地理的な制約がなく、全国や海外の対象者にも手軽にアプローチできる点も重要です。年齢や性別、職業など特定の属性に基づいてターゲットを絞り込んだ調査も、比較的簡単に実施できます。

 

 

デメリット

またWebアンケート(ネットリサーチ)には、下記の3点のようなデメリットもあります。

〇回答者が限定される
〇回答の信頼性が低い場合がある
〇回答率の確保が難しい

Webアンケートはインターネット環境が必要なため、高齢者やインターネットに不慣れな層など、一部の対象者が調査対象から外れる可能性があります。そのため、調査目的に応じて対象者を選ぶ工夫が必要です。
また、Webアンケートは匿名性が高いため、回答が真剣でない場合や選択肢を適当に選ぶ「直感的な回答」が増える可能性があります。
メールやSNSでの配信では回答者に時間を割いてもらう必要があり、回答率の確保が難しいのも課題です。インセンティブの提供など、回答率を上げるための工夫が求められます。

 

Webアンケート(ネットリサーチ)の方法・流れ

 

Webアンケート(ネットリサーチ)の以下の流れに沿って実施します。

 

 

1.調査目的の明確化

「顧客満足度の測定」や「新商品の需要調査」など、ゴールを具体的に定める

 

2.ターゲット設定

年齢、性別、職業、地域など、調査対象となるターゲット層を明確化する

 

3.アンケート設計

調査目的に基づき、質問を設計する

 

4.回答の募集・データ収集

メールやSNS、Webサイト、または専用パネルを活用してアンケートを配信し、回答を集める

 

5.データ分析

収集した回答データを集計・分析する

 

6.レポート作成

分析結果から、調査の概要、結果の傾向、考察をまとめたレポートを作成する

 

7.フィードバック収集・改善

実施後、調査結果や運用プロセスについて振り返りを行い、次回以降の調査に向けて改善点を洗い出す

 

 

具体的な方法については、以下の記事も参考にしてください。

 

Webアンケート(ネットアンケート)の作り方

 

Webアンケート(ネットアンケート)の作る際に重要なのは、対象者の設定です。たとえば「20代女性で、オンラインショッピングの利用経験がある人」など、アンケートの目的に基づいて対象者を具体的に設定します。

次に、質問内容の設計です。必要な情報を引き出すため、調査目的に沿った質問を作成します。単一選択式やスケール評価、自由記述式などの質問形式を選び、一般的な質問から具体的な質問へと進む流れで配置します。

アンケートを作成する際は、デザイン・レイアウトの調整も欠かせません。見やすく使いやすいデザインを採用し、テストを実施しながら調整するとよいでしょう。

 

Webアンケート(ネットリサーチ)の回答率を上げるためのポイント

 

Webアンケートを作成し、配信しても回答数が集まらなければ意味がありません。

回答率が低いと、アンケートをより多くの人に配信しなければ目標の回答数を得られなくなるため、担当者の負担増加や調査の長期化などにつながります。

 

回答率を上げるには、下記ポイントに注意が必要です。

 

〇回答者のメリットを明確に伝える(インセンティブを用意する)
〇アンケートの所要時間を明示して途中離脱を防ぐ
〇質問内容を簡潔にする

 

詳しくは、こちら記事もご覧ください。

 

Webアンケート(ネットリサーチ)を活用するサービス

 

Webアンケート(ネットリサーチ)の作成・実施は、さまざまなサービスを活用しながら進めるのが重要です。以下、Webアンケート(ネットリサーチ)に関する主なサービスとして、「依頼型ネットリサーチ」「セルフ型ネットリサーチ」「Webアンケート作成ツール」の3つを紹介します。

 

 

依頼型ネットリサーチ

依頼型ネットリサーチは、専門のリサーチ会社に調査全体を一括で任せる方法です。調査設計から対象者のリクルーティング、データ収集・分析、レポート作成までをプロの手によって行うため、効率的かつ精度の高い調査が実施できます。

リサーチ会社が保有する豊富なモニターデータベースを活用することで、年齢、性別、地域、趣味嗜好などの細かい条件で対象者を絞り込めます。データの集計だけでなく、分析結果の視覚化や、マーケティング施策に活用できるレポートを作成してもらえるのも大きな利点です。

一方で、調査全体をプロに依頼するため、社内で実施する場合に比べて費用がかかりやすい点には注意しましょう。専門性の高い調査が必要な場合や、社内に調査設計や分析のリソースが不足している場合に適している選択肢です。

 

 

 

セルフ型ネットリサーチ

セルフ型ネットリサーチは、企業や個人が自分で設問を作成し、調査を実施する方法です。リサーチプラットフォームを利用し、対象者を指定しつつ、自由に調査を設計・運用できます。

セルフ型の大きなメリットは、自分で設問作成や分析を行うため、依頼型ネットリサーチに比べてコストを抑えやすい点です。質問内容や形式も自由にカスタマイズでき、柔軟性にも優れています。

一方で、効果的な調査設計や回答データの分析には、マーケティングや統計の知識が求められる点には注意しましょう。簡易的な調査や、小規模なプロジェクトを低コストで実施したい場合に適している選択肢です。

 

 

 

Webアンケート作成ツール

Webアンケート作成ツールは、自社で対象者リストを保有している場合や、公開調査を行いたい場合に利用されるオンラインツールです。簡単に設問を作成し、Web上で回答を収集できるため、手軽に利用できるのが特徴です。

多くのツールが無料プランを用意しており、費用を抑えつつ利用できます。たとえばGoogleフォームは基本的な機能が無料で、シンプルかつ直感的な操作でWebアンケートを作成できます。
一方、「回答者の募集は自分たちで行う必要がある」「高度な分析には限界がある」などの点には注意が必要です。自社で対象者リストを保有しており、コストを抑えて調査を実施したい場合に適しています。

 

ネオマーケティングのWebアンケート(ネットリサーチ)サービスについて

 

ネオマーケティングでは、約2,889万人(2024年5月時点、提携モニター含む)のアンケート会員から、調査目的に合致した対象者を抽出し、高精度なデータ収集を実施しています。 

ネットリサーチの結果を基に、マーケティング施策の実行までを行います。一般的な調査会社では、調査データの収集・分析が主な業務範囲ですが、ネオマーケティングでは分析後の施策に関する部分まで伴走し進める点が強みの1つです。
業界でも比較的リーズナブルに調査を実施でき、アジア、ヨーロッパ、米国など海外調査にも対応しています。ネオマーケティングのサービスについて詳しくは、以下のページを参照してください。

 

 

 

また、他にもWebアンケート(ネットリサーチ)でおすすめの会社を2つピックアップして紹介します。

株式会社クロス・マーケティングは、国内だけでなく、世界10か国・20拠点以上でリサーチを実施している会社です。1,278万人以上のアンケートパネルを保有しており、調査実績は年間1万件を超えます。

株式会社インテージは、1960年創業で、アジアトップクラスのマーケティングリサーチ・インサイト事業を行っている会社として知られています。消費者の日々の買い物データや小売店の販売データなど、さまざまなデータを保有しており、業界をリードしています。

調査会社によって特有の強みがあるため、よく比較して選ぶとよいでしょう。
こちらの記事ではさらに厳選した20社を紹介しています。

 

まとめ

 

Webアンケート(ネットリサーチ)は、インターネットを活用して効率的にデータを収集・分析できる便利な調査手法です。市場調査や製品改善、ブランドイメージの把握など、幅広い目的で活用されています。一方で、コストやスピード、回答率を考慮した工夫が求められます。

Webアンケート(ネットリサーチ)を効果的に活用できれば、顧客や市場の理解が深まり、商品開発やマーケティング活動の質を向上させられるでしょう。ノウハウに自信がない場合は、専門会社に依頼するのも1つの選択肢です。

 

ネオマーケティングは国内約2889万人のアンケート会員を保有するパネルネットワークを構築、ご希望の調査対象者にリサーチを実施することが可能です。
マーケティング課題を解決し、必要なデータを取得するための調査設計から、調査結果の活用まで、伴走してご支援しています。リサーチを起点に、デジタルマーケティング、PR、ブランディング支援も行っています。
まずはネオマーケティングのサービス資料をご覧ください。

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