一汁三菜…でも現実は足りない「副菜」のレパートリー
“副菜プレッシャー”に悩む母親の実態が明らかに
さらに今年のゴールデンウィークは10連休で“三十汁九十菜”
「ゴールデンウィークは料理を作りたくない」と母親の7割以上が回答
総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2019年3月22日(金)~2019年3月28日(木)の7日間、東京都、名古屋市、大阪市に住む、子どもと暮らす既婚者1200名を対象に「料理」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。
<調査背景>
近年、核家族且つ共働きの家庭が増えているものの、家事や育児の分担は進まず母親の負担が大きくなっていると言われています。なかでも2019年のゴールデンウィークは10連休となり、連休中の料理について頭を抱える母親も多いのではないでしょうか。そこで今回、ゴールデンウィークを嬉しく思うかや、料理に関する悩みなど、「ゴールデンウィークと料理」に関する調査を行ないました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。
<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、東京都、愛知県名古屋市、大阪府大阪市に在住で夫婦と子どもの世帯の、25歳~49歳の既婚男女を対象に実施
有効回答数:1200名(20代~40代の男性:各100名、20代~40代の女性:各300名)
調査実施日:2019年3月22日(金)~2019年3月28日(木)
※集計方法 性年代の人口構成比を、2017年度実施国勢調査データに整合するように比重調整(ウェイトバック集計)を実施
「ゴールデンウィークと料理に関する調査」主な質問と回答
◆家事に疲れを感じている母親たち。掃除や料理が苦手だと回答
8割近くの母親が感じている家事への疲れ。3人に1人は、料理が苦手という母親の実態が明らかに。
◆さらに半数以上の母親が10連休を素直に喜べないことが判明。その理由は“料理”にあり!?
過半数の母親がゴールデンウィークを嬉しくないと思っていることが明らかに。『献立を考えるのが大変だ』『料理を作る機会が多いので大変だ』など料理の負担が増すことに憂鬱を感じていることが判明。
◆レパートリーの少なさと野菜料理への苦手意識、多くの母親が抱える“副菜プレッシャー”。
副菜がワンパターンになりがちと母親の8割以上が回答。家族に野菜を食べさせたいと約9割が悩み、半数近くが野菜料理に苦手意識を持っていることも判明。
◆人気料理研究家 りな助さん「“副菜プレッシャー”に悩む母親の救世主は“eおかず”」
副菜がワンパ8割以上が『電子レンジだけで調理ができたら楽だ』と回答!一方で『電子レンジだけで作れる料理のレシピが少ない』との声も。電子レンジで、おいしく、ヘルシーに、効率的に調理した野菜の副菜“eおかず”を活用すれば、ポジティブに毎日の料理と向き合えるようになるはず。簡単レシピもお教えします!
調査データのダウンロードはこちら
Q1. あなたは家事に対して疲れを感じていますか。(単数回答)【n=900】
母親に対し、家事に対して疲れを感じているかとお聞きしたところ、合計77.0%の母親が疲れを感じている結果となりました。特に20代は「とても疲れている」25.3%、「疲れている」54.7%と合計80.0%が、30代は「とても疲れている」28.0%、「疲れている」52.0%と合計80.0%が回答する結果となっています。
Q2. あなたが、苦手だと思う家事をお答えください。(複数回答)【n=900】
母親の苦手な家事は、「部屋の掃除・片づけ」44.3%、「風呂掃除」43.2%、「トイレ掃除」42.3%と掃除系が続き、次いで「料理」35.8%という順になりました。全ての年代で掃除と料理は苦手な家事上位となっています。苦手な掃除や料理を続けることにより、母親は疲れを感じているのかもしれません。
Q3. 今年のゴールデンウィークは10連休となりますが、あなたはゴールデンウィークが嬉しいですか。(単数回答)【n=1200】
2019年のゴールデンウィークは10連休となります。そこで、ゴールデンウィークが嬉しいと思うかとお聞きしたところ、父親は合計66.9%が「嬉しい」と回答したのに対し、母親は45.7%のみが「嬉しい」と回答しています。その差は21.1ポイントとなりました。母親の方がゴールデンウィークを嬉しくないと思っている方が多いことがわかりました。
Q4. あなたが今年のゴールデンウィークについてあてはまると思うものをそれぞれお答えください。(単数回答)【n=900】
母親に対し、ゴールデンウィークについてあてはまるものをお聞きしました。その結果、『子どもの世話が大変だ』(66.9%)と思っている母親よりも、『献立を考えるのが大変だ』(76.9%)、『料理を作る機会が多いので大変だ』(69.5%)と料理にまつわることでゴールデンウィークを嬉しくないと思っている母親が多いようです。1日3食が10日間、つまり最大30食の食事を作らなければならないゴールデンウィーク。バランスの良い食事の献立は、“一汁三菜”と言われていますが、ゴールデンウィークは“三十汁九十菜”の献立を考えなければならないとことになります。『ゴールデンウィークは料理をできるだけ作りたくない』と77.7%の母親が回答しており、料理を担当することが多い母親にとっては憂鬱で長い休みとなるのかもしれません。
Q5. 家での料理・調理に関してあてはまると思うものをそれぞれお答えください。(単数回答)【n=900】
ゴールデンウィークに限らず、料理に関して母親がどのように感じているかをお聞きしたところ、『料理のレパートリーを増やしたい』という項目では「あてはまる」と回答した方が90.6%となりました。『献立を考えるのが大変だ』84.0%『栄養バランスをとるのが難しい』81.1%、『料理の品数を増やしたい』79.5%と料理に対して努力する母親の姿が明らかになっています。一方で、『手間ひまかけて料理を作る時間がない』75.2%と子育てや仕事に忙しい母親の姿も明らかになりました。
Q6. 副菜に関してあてはまると思うものをそれぞれお答えください。(単数回答)【n=900】
前問では、『料理の品数を増やしたい』、『栄養バランスをとるのが難しい』と“副菜”に悩む母親の姿が明らかになりましたが、“副菜”に関して詳しく母親に聞くと、『副菜がワンパターンになりがちだ』と母親の8割以上が回答しました『家族に野菜を食べさせたいと思っている』と約9割が回答し、半数近くが野菜料理に苦手意識を持っていることも判明しました。
Q7. あなたが妻の料理に対して思うことであてはまると思うものをお答えください。(単数回答)【n=300】
『栄養バランスをとるのが難しい』、『料理の品数を増やしたい』と悩む母親に対し、父親は妻の料理をどのように感じているのでしょうか。そこで父親に対し、妻の料理についてお聞きしました。
『おいしければ手間ひまかけた料理でなくて構わない』という項目では「あてはまる」と回答した方が67.4%と高い数値となりましたが、『栄養バランスがとれた献立を考えて欲しい』、『副菜のレパートリーを増やしてほしい』、『副菜のレパートリーが少ないと思う』などと3人に1人以上が回答する結果となりました。このような男性の想いが、母親の“副菜”プレッシャー”に繋がっているのかもしれません。
Q8. 電子レンジに関してあてはまると思うものをお答えください。
※オーブン機能やトースター機能ではなく、電子レンジのあたため機能についてお答えください。(単数回答)【n=900】
前問では『電子レンジをあまり使わないでほしい』という項目で父親の20.4%のみが「あてはまる」と回答しました。また、『おいしければ手間ひまかけた料理でなくて構わない』と67.4%が回答しましたが、近年、電子レンジのみで調理できる料理なども話題となっています。そこで、電子レンジについて母親にお聞きしたところ、『電子レンジだけで調理ができたら楽だ』と83.6%が回答しました。一方で『電子レンジだけで作れる料理のレシピが少ない』と71.8%が回答しており、『以前よりも電子レンジを使うことに抵抗感がない』、『以前よりも電子レンジを使う機会が増えた』と回答する母親も多いことから、今後も電子レンジのみで調理できる料理が増えそうです。
河瀬 璃菜 (りな助)さん考案“eおかず”レシピ
料理研究家、フードコーディネーター。愛称・りな助。レシピ開発、 商品開発、食の企画やコンサル、レシピ動画制作、 企画執筆、 編集、 イベントメディア出演、 料理教室など食にまつわるさまざまな仕事を手掛ける。料理初心者向けや、時短、ズボラ系のレシピを得意とし、料理ができない人でも作ってみたくなるレシピを提案する。「監修等で携わった書籍・ムックに「ジャーではじめるDETOX WATER」「決定版!節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」がある。
河瀬 璃菜 (りな助)さんコメント
共働き世帯が年々増加し社会や家庭の在り方が大きく変化する今、今回の調査結果に現れた通り、お母さんの料理への悩みは増す一方です。
家事や育児、仕事に追われる限られた時間の中で、おいしく、ヘルシーな野菜料理を作らなければ・・・。家族の食事の責任は私が担っている・・。といった重圧に加え、次から次へと訪れる毎食の献立を考えるのが大変、特に副菜のレパートリーが少ない、そもそも料理が苦手・・。といった料理に対する負担感「副菜プレッシャー」こそが、日々お母さんたちを苦しめていることが浮き彫りになりました。
そんな「副菜プレッシャー」にお困りのお母さんたちにおススメしたいのが、電子レンジで調理した野菜料理、名付けて “eおかず”。“e”は“エレクトロニック”の“e”です。レンチンと聞くとどうしても手抜きをイメージされがちですが、今回多くのお母さんが、以前よりも電子レンジ調理に対する抵抗感がない、と回答したように、調理器具としての価値が今見直されているんです。
さらに、電子レンジ調理には他の調理法と比べ、下記のように優れている点が多くあります。
· 食材の水分だけで加熱するので、うま味を十分に引き出せる
· 鍋でゆでるよりもビタミンCやカリウムなどの水に流出しやすい栄養素が多く残る
· 加熱時間を短縮でき、経済的
そうです。電子レンジこそが “副菜プレッシャー” に悩むお母さんの救世主なんです。これからの令和時代は「レンチン=賢い」と転換し、今までよりもポジティブに毎日の料理と向き合ってみてはいかがでしょう。「おいしく」「栄養を損なわず」「効率的」な“eおかず” を上手に取り入れて、皆さんとご家族がもっと楽しい食卓を囲めるように、今回3つの“eおかず”レシピを考えました。ぜひお試しいただけると嬉しいです。
◆カラフルピーマンのツナナムル
<材料(3~4人分)>
赤・黄・緑ピーマン・・・・各2個
ツナ缶・・・1缶
A
ごま油・・・・大さじ1
鶏がらスープの素・・・・小さじ2
塩コショウ・・・少々
にんにく(すりおろし)・・・1かけ
生姜(すりおろし)・・・1かけ
<作り方>
1、ピーマンはタネとワタを取り、
細切りにする。ツナ缶はオイルをきる。
2、耐熱ボウルに1を入れ、ふんわりとラップをかけたら600wの電子レンジで4〜5分加熱する。
3、2にAを入れ、よく混ぜ合わせたら器に盛る。
◆たけのこと春キャベツのピリ辛味噌
<材料(3~4人分)>
春キャベツ・・・1/4個
タケノコ・・・200g
鰹節・・・5g
白いりごま・・・適量
A
味噌・・・大さじ2
コチュジャン・・・小さじ2
みりん・・・・大さじ2
ごま油・・・小さじ1
にんにく(すりおろし)・・・1かけ
<作り方>
1、春キャベツはざく切りにする。タケノコは食べやすい大きさに切る。Aは混ぜ合わせる。
2、耐熱ボウルに1とAを入れふんわりとラップをかけ、600wの電子レンジで5分加熱。ラップをはずしさらに5分加熱する。
3、2を皿に盛り、鰹節、白いりごまをかける。
※通常のキャベツでも美味しく作ることができます。
※辛いものが苦手な方は味噌を大さじ3で作ってください。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/
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