【調査概要】 性別:男女 年齢:20歳~69歳 地域:全国 人数:1000人 条件:シャンプーを自分で購入して使用している人 実施時期:2024/3/19~2024/3/21 シャンプーのポジティブイメージ シャンプーに関するポジティブなイメージの調査では「きれいになる・清潔」が最も高く23.2%を占め、次いで「髪・頭皮の汚れを落とす・洗浄」が19.7%、「さっぱり・すっきりする・さわやか」と「香りが良い」がそれぞれ13.9%と13.8%で続きます。これらのトップ4のイメージが全体の約70%を占め、ユーザーのシャンプー選びにおける主要な決定要因であることがわかります。 また「さらさらになる」という意見が3.1%あり、その他のイメージは2%以下で、細かい個別のニーズに応える形で少数意見となっています。品質や頭皮ケアに関する要素にも一定の効果を期待する意見がありますが、それらは1%台で比較的少数です。 シャンプーのネガティブイメージ シャンプーに関連するネガティブなイメージの中では「髪に悪い・傷める」が最も高い割合で8.2%を占め、これに「パサつく・きしむ」が6.6%、「頭皮に悪い・傷める」が6.4%と続きます。成分への懸念もあり「成分が良くない・化学物質」という意見が4.9%です。 また4.0%のユーザーが「面倒」だと使用に不便さを感じています。コスト面での心配も「価格が高い・お金がかかる」と答えた人が2.8%いることを示しています。その他、香りの強さや洗浄力の高さ、自分に合わない製品、抜け毛や頭皮環境への影響に関する懸念があります。 環境問題への意識もあり、製品選択における複雑さや環境への配慮が必要とする声も見られます。 シャンプーによる皮脂の過剰除去や乾燥、かゆみの問題を指摘するユーザーもいます。 これらのデータは、消費者がシャンプーを選ぶ際に価格だけでなく、使用感や成分、環境影響など多方面の要素を考慮していることを示しています。 シャンプーの利用目的 シャンプーの利用目的に関するデータでは「洗浄力・汚れを落とす」が最も高い割合で24.9%を占めており、ユーザーにとって最重要視される機能です。「さらさらになる」が8.9%「清潔感」が8.6%と続き、「綺麗にする」については7.3%が重視しています。 潤いや保湿、そして「爽快感・すっきり」を求める声も6.7%あり、これらの属性もシャンプー選びの重要な要素となっています。「髪質改善・向上」や「つやが出る」といった髪の美しさを重視する意見も一定数見られます。また「健やかさを保つ」や「良い香り」に対する期待もあり、かゆみやフケ防止といった頭皮の健康を考慮した利用目的も認識されています。育毛や増毛効果を期待するユーザーも存在し、シャンプーに対する消費者の期待は多様であることが伺えます。 関連ページ 「シャンプーのエボークトセット調査」 シャンプーといえばで想起される商品の想起集合を調査した結果のレポートです。