生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は2022年11月16日(水)~2022年12月2日(金)の間、で全国の20歳以上の男女を対象に「冷凍食品のカテゴリーイメージ」と「ワイヤレスイヤホンのカテゴリーイメージ」をテーマにインターネットリサーチを実施いたしました。
<調査背景>
コモデティティ化や情報過多と言われている中で、カテゴリー自体の認識を変化させて未開拓の顧客獲得を行うマーケティング事例が増えています。これまで「自社ブランドがどのように認識されているか/イメージされているか」を調査することは多くありましたが、そのブランドが属するカテゴリーがどのように認識されているかについてはあまり重要視されてきませんでした。今回、「冷凍食品」と「ワイヤレスイヤホン」を例に、カテゴリーの認識を変化させるヒントを得るための調査を実施しました。
<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
①カテゴリー毎にイメージ、利用シーン、利用目的などを自由記述で聴取
②アフターコーディング*を行い、自由記述回答を定量化して集計
*アフターコーディング
自由回答の記述内容から、代表的な語や意見内容をまとめるなど代表的なカテゴリーに分類、コード変換する作業のこと。
これにより、自由回答の定性情報を定量化し、集計作業に供することができます。
調査の対象:冷凍食品:全国の20歳以上69歳以下の男女で冷凍食品を月1回以上購入して食べることがある方
ワイヤレスイヤホン:全国の20歳以上69歳以下の男女で過去3年以内にワイヤレスイヤホンを購入した方
※スクリーニング調査はいずれも令和2年度国勢調査の人口構成に基づいて回収
有効回答数:冷凍食品::1,000名 ワイヤレスイヤホン:500名
調査実施日:冷凍食品:2022年11月16日(水)~2022年11月18日(金)
ワイヤレスイヤホン:2022年12月1日(木)~2022年12月2日(金)
調査データのダウンロードはこちら
冷凍食品のカテゴリーイメージ(n=1,000)
※薄い青:ポジティブな意見、濃い青:ネガティブな意見
ポジティブな表現で記載されている内容については冷凍食品自体の認識としてコモディティ化してきたイメージともとれる為、ネガティブなキーワードへのパーセプションチェンジ(認識変化)を起こすことで新たな顧客開拓ができるかもしれません。
冷凍食品の利用シーン(n=1,000)
利用シーンでは、冷凍食品のメリットでもある「手間がかからない」という点からもあるように、忙しい時・時間がない時に利用されることが最も多いという結果になっていました。
ワイヤレスイヤホンのカテゴリーイメージ(n=1,000)
※カテゴリーのポジティブとネガティブイメージを分けて聴取
ワイヤレスイヤホンのポジティブイメージでは、コードレスという形状への評価が最も多く便利というカテゴリーイメージはコモディティイメージとなっています。
一方で、ネガティブなイメージではワイヤレスイヤホンならではの落とす・無くすが高くでており充電の充電や音質等の具体的な機能面のネガティブイメージが上位に来ています。
ネガティブイメージを払拭する機能を実装し、コミュニケーションを図り認識の変化が起こすことができれば、あらたな顧客が獲得できる可能性があるでしょう。
これからもネオマーケティングはカテゴリーイメージ(パーセプション)に関わる調査を継続的に実施します。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/
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