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SNSに関する調査

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2025年05月02日

カテゴリー:
目次

「YouTube」の利用経験率88.6%。「LINE」を上回りトップに。
「Bluesky」は「X」より知人との連絡目的の利用が多く、最新ニュース取得目的の利用は少ない。

生活者を起点にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は2025年1月14日(火)〜2025年1月15日(水)の2日間、全国の20歳以上の男女を対象に「SNS」をテーマにインターネットリサーチを実施いたしました。

<調査背景>
いまや生活において欠かせない存在となったSNSですが、そのあり方は日々変化しています。
X(旧Twitter)の仕様変更が繰り返される中、2024年12月に新たなSNSとして「mixi2」が登場。改めて「SNSのあり方」が議論されるなど、業界全体が大きな転換期を迎えています。
そこで今回は全国のSNSユーザーを対象に、SNSの利用実態や利用目的、今後の継続意向などを聴取しました。主要SNS以外のSNSに関する認知度や期待値にも注目し、SNS市場の変化がユーザーの意識や行動にどのような影響を与えているのかも探りました。
是非、今後のマーケティング活動の一資料としてご活用ください。


【調査概要】    
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の20歳以上の男女のうち、いずれかのSNSを利用している人(閲覧のみでも可)
有効回答数:1,000名 
調査実施日:2025年1月14日(火)〜2025年1月15日(水)

 

「SNSに関する調査」主な質問と回答

◆利用したことのあるSNSは:「YouTube」の利用経験率88.6%。「LINE」を上回りトップに。
いまや連絡手段としてインフラ化している「LINE」だが、利用経験率では「YouTube」が上回り、全体の88.6%でトップとなった。また、全SNSの中で男女差が大きかったのが「Instagram」と「TikTok」。いずれも女性の利用経験率が高い傾向にあった。特に前者は、全年代において女性の利用経験率が男性を上回っている。


◆SNSを利用する理由は:「Bluesky」は「X」より知人との連絡目的の利用が多く、最新ニュース取得目的の利用は少ない。

X(旧Twitter)の共同創業者が考案・開発したSNSということで、「X(旧Twitter)の代替版」という認識をされることも多いBlueskyは、X(旧Twitter)と異なり「最新ニュースや時事情報の取得」目的での利用は少なく、「Threads」と同じく「友人・知人・家族との連絡や交流」目的での利用は比較的多いことがわかった。

 

調査データのダウンロードはこちら

SNSの中で、利用したことのあるものをお聞きしました。

利用したことのあるSNS(n= 1,000)

 

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いまや連絡手段としてインフラ化している「LINE」ですが

利用経験率では「YouTube」が上回り、全体の88.6%でトップとなりました。

一方で「TikTok」は、認知度の高さに対し利用経験率が低い点が目立ちました。
別掲した【知っているSNS】では、ほぼ全ての年代において70%以上の認知度を獲得していたものの、利用経験率となると40代〜60代が伸び悩んでいます。
「Facebook」を除く全9つのSNSでは、若年層(20代・30代)ほど利用経験率が高くなっていましたが、「TikTok」はその傾向が特に強いSNSだと言えるでしょう。

 


前掲した設問【利用したことのあるSNS】に該当するSNSについて、使用する理由をそれぞれお聞きしました。以下は、上位10項目を表示しています。

SNSを利用する理由

 

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「LINE」は「友人・知人・家族との連絡や交流」が90.2%と大多数を占める結果に。
他のSNSとは異なり、連絡・交流目的以外の拡がりは、現状ほとんどないSNSだと言えるでしょう。

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一方「Facebook」と「mixi」も、「友人・知人・家族との連絡や交流」目的が50%以上でトップとなったSNSですが、これらは2位・3位に「趣味や興味のある情報の収集」目的もランクインしており、情報収集ツールとしても重宝されていることがわかります。

「mixi2」とその前身である「mixi」は、「友人・知人・家族との連絡や交流」目的がトップで、そこに「暇つぶしやリラクゼーション」「趣味や興味のある情報の収集」が続く点は共通していました。

しかし「mixi2」は「オンラインコミュニティやグループへの参加」「新しい友人や人脈の構築」も18.8%で同率3位、「仕事やビジネスに関する情報収集やネットワーキング」も12.5%集まっており、mixiよりもコミュニケーション要素が強まっていることがわかります。

 

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動画を主体としたSNSである「TikTok」と「YouTube」ですが、前者は「暇つぶしやリラクゼーション」目的での利用がより多く、後者は「趣味や興味のある情報の収集」目的で利用する傾向がより強いことがわかりました。

「◯◯について知りたい」「◯◯を見たい」と明確なニーズがある場合にYouTubeを、暇つぶしついでに何か有益な情報を得たい、という場合にTikTokを立ち上げるケースが多いのかもしれません。

 

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「X(旧Twitter)」「Threads」「Bluesky」は、いずれもテキストを主体としたSNSですが、「X(旧Twitter)」は「趣味や興味のある情報の収集」が52.7%、「最新ニュースや時事情報の取得」が30.1%を占めており、3つの中でユーザーから最も“インプットに適したSNS”として選ばれていることがわかります。

X(旧Twitter)の共同創業者が考案・開発したSNSということで、「X(旧Twitter)の代替版」という認識をされることも多いBlueskyですが、X(旧Twitter)と異なり「最新ニュースや時事情報の取得」目的での利用は少なく、「Threads」と同じく「友人・知人・家族との連絡や交流」目的での利用は比較的多いことがわかりました。

 

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また、画像を主体としたSNS「Instagram」「Pinterest」は、「趣味や興味のある情報の収集」「暇つぶしやリラクゼーション」「コンテンツ(動画、音楽、画像、音声)の利用」「興味のあるブランドや有名人のフォロー」と、主な利用目的の順序が共通していました。

しかしInstagramはストーリー投稿などからDMでの個別コミュニケーションが発生するケースも多いからか、「友人・知人・家族との連絡や交流」目的での利用が32.6%を占めており、連絡ツールとしても強いことがわかります。

一方、「BeReal.」も「友人・知人・家族との連絡や交流」目的が33.3%で最多に。画像を主体としたSNSでありながら、クローズドな性質が強いことがわかります。

 

以降は、設問内容の要約を記載しています。記事全文はPDFをダウンロードしてご覧いただけます。

知っているSNS(n= 1,000)


SNSの中で、自身が知っているものをお聞きしました。

SNSのイメージ(n= 1,000)

 

前掲した設問【利用したことのあるSNS】に該当するSNSについて、それぞれのイメージをお聞きしました。
調査結果をコレスポンデンス分析(※)したものを表示しています。

※クロス集計結果を散布図にして見やすくする手法

 

今後のSNS利用意向

 

それぞれのSNSについて、今後の利用に対する気持ちをお聞きしました。

 

 



 

 


■この調査のその他の質問
・各SNSの利用期間(単数回答)
・「mixi2」で利用している機能・今後利用したい機能(複数回答)
・「mixi2」の機能や使われ方で今後期待すること(複数回答)
など

 

■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://corp.neo-m.jp/service/research/quantitation/netresearch-domestic/

 

■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

引用元:https://corp.neo-m.jp/report/investigation/itmedia_055/

 

データ引用に関する詳細なガイドラインについてはリクエストフォームページに記載の「本ウェブサイトコンテンツに関するガイドライン」をご確認ください。

■「ネオマーケティング」
URL:https://corp.neo-m.jp/

ダウンロードしていただくと、リリースデータをPDFでご覧いただけます。

 

株式会社ネオマーケティング
ネオマーケティングはお客様の抱える課題や調査目的、その背景を充分にヒアリングした上で、課題解決・目的達成のために、お客様が何を求めているのかということを常に考え一歩先のご提案をいたします。目的に応じて複数の調査手法を有機的に組み合わせたリサーチ等、柔軟にご提案させていただいております。また年間調査実績は2,500本以上あり経験豊富なスタッフが企画設計から報告書の作成まで御社のビジネスをバックアップいたします。
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