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缶入りレモンサワーに関するエボークトセット調査

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2021年06月17日 | 更新日:2024年08月07日

カテゴリー:
目次

グミのブランド、第一想起は「果汁グミ」

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、ブランド・カテゴライゼーションに基づき、生活者が無意識に「想起集合(Evoked Set)」に注目し、Evoked Set 共同研究プロジェクトを行なっております。今回は「缶入りレモンサワー」をテーマにしたエボークトセット調査を実施いたしました。

 

<調査背景>
生活者は様々なブランドを知らず知らずのうちに分類し、頭の中で類型化しています。マーケティングでは、それをブランド・カテゴライゼーションという枠組みで整理しています。ネオマーケティングは、その分類の 1 つである「想起集合(Evoked Set)」に注目し、様々なジャンルでブランド・カテゴライゼーションに基づくブランド調査を「エボークトセット調査」というスキームで実施しています。今回は缶入りレモンサワーについて、エボークトセット調査を実施しました。

<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式でエボークトセット調査を実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、缶入りレモンサワーを月に1回以上飲用している人
有効回答数:1000名
調査実施日:2021年5月19日(水)~2021年5月21日(金)
回収構成 :事前調査で缶入りレモンサワーを月に1回以上飲用している人の中で、性年代ごとの回答割合を加味した上で回収割付(一部男性20代と女性70代を補填)

調査データのダウンロードはこちら

「缶入りレモンサワー」カテゴリーにおけるエボークトセット調査結果

 

■ランキング
青グラフ:それぞれのブランドにおける回答総数を表示。知名集合・想起集合・推奨集合、それぞれにおいて集計
黄グラフ:それぞれのブランドが第一想起された回答数を表示。知名集合・想起集合・推奨集合、それぞれにおいて集計

 

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■ブランドファネル

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■散布図

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想起集合グラフでは、「キリン氷結」が「コカ・コーラ檸檬堂」(以降、「檸檬堂」と表記する)に僅差でトップという結果になりました。しかし、知名集合/推奨集合グラフでは、「檸檬堂」がトップとなっています。さらに、第1想起数(黄グラフ)においても同様の結果となっています。
「散布図」では上記2ブランドの想起率は僅差ですが、推奨率で「檸檬堂」が上回っています。

缶入りレモンサワーの第一想起したブランドについて想起した理由を取得し、ユーザーローカルのテキストマイニングツールで分析したスコア順の結果を表示しています。
※ユーザーローカル テキストマイニングツール( https://textmining.userlocal.jp/ )による分析

 

 

「キリン氷結」の想起理由(n=159)

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「コカ・コーラ檸檬堂」の想起理由(n=165)

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「サントリー」の想起理由(n=124)

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「キリン氷結」「檸檬堂」に注目すると、近似したワードの出現が多くみられますが「檸檬堂」では、「キリン氷結」と比較すると「レモン」というワードの出現率が高く、生活者にとって「レモンサワー」という単語から比較的想起されやすい商品であると考えられます。
また、「檸檬堂」には「選べる」というワードが出現しています。これは、商品のバリエーションに関するワードであると考えられ、バリエーションの違いによる「キリン氷結」との差別化がされていることが伺えます。

 

 


■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/

ダウンロードしていただくと、リリースデータをPDFでご覧いただけます。

 

株式会社ネオマーケティング
ネオマーケティングはお客様の抱える課題や調査目的、 その背景を充分にヒアリングした上で、 課題解決・目的達成のために、お客様が何を求めているのか ということを常に考え一歩先のご提案をいたします。 目的に応じて複数の調査手法を有機的に組み合わせたリサーチ等、 柔軟にご提案させていただいております。 また年間調査実績は2,500本以上あり経験豊富なスタッフが 企画設計から報告書の作成まで御社のビジネスをバックアップいたします。
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