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食生活からみる長寿に関する調査

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2015年06月03日 | 更新日:2024年08月06日

カテゴリー:
目次

長寿日本一・長野県民の半数が毎日「菌類(きのこや発酵食品)」を摂取!

70.1%の長野県民が子どもの頃から「菌類」を摂取していることが判明

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は2023年4月20日(木)~2023年5月9日(火)の間、「ECサイト」「自動車」「ビール」「プロテイン」の4項目についてカテゴリーイメージ調査を実施しました。

 

<調査背景>
厚生労働省が2013年に発表した「都道府県別生命表」によると、平均寿命で長野県が男女ともに1位となりました。長寿になるためには健康が大切ですが、近年では、発酵食品やきのこなどから身体に良い菌を積極的に食生活に取り入れ、カラダの内側から健康になるための「菌活」がブームとなっています。菌類などを摂取する「食生活」と「長寿」にはどのような関わりがあるのでしょうか。そこで今回は全国の男女20歳以上を対象に「食生活からみる長寿に関する調査」を実施いたしました。

<調査概要>

調査の方法:株式会社ネオマーケティングの運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施

調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、長野県・長野県以外の全国男女20代~70代(本人回答)・80歳以上(本人回答と代理回答)を対象に実施

有効回答数:3200人【長野県(20代~70代:300名 80代以上:100名)、北海道・東北エリア、関東エリア、北陸エリア、中部エリア、関西エリア、中国・四国エリア、九州・沖縄エリア<各エリア20代~70代:300名ずつ(計2100名) 80代以上:100名ずつ(計700名)>】

調査実施日:2015年5月1日(金)~2015年5月12日(火)

「食生活からみる長寿に関する調査」 調査結果

「肉類」・「魚類」・「穀物類」・「菌類」の摂取頻度は?

生活を優先しつつ、推し活を楽しんでいる人が多い様子。

長野県とその他の46都道府県を比べ、「肉類」・「魚類」「穀物類」の摂取頻度にほぼ差がないことに対し、「菌類」の摂取頻度は長野県の方が高い結果に!

いつ頃から「菌類」を摂っている?

いつ頃から「菌類」を摂っている?

調査データのダウンロードはこちら

Q1.【70歳以上】あなたの現在の体調についてお答えください。(単数回答)【n=1200】


Q1.【70歳以上】あなたの現在の体調についてお答えください。(単数回答)【n=1200】
全国の70歳以上の方を対象に、現在の体調についてお聞きしたところ、長野県は「とても良い」14.0%と「良い」75.3%を合わせて89.3%となりました。その他46都道府県の高齢者と比べて長野県の高齢者の方が、体調が良く、健康への意識が強いようです。


Q2.【70歳以上】あなたは現在通院をしていますか。(単数回答)【n=1200】


Q2.【70歳以上】あなたは現在通院をしていますか。(単数回答)【n=1200】
全国の70歳以上の方を対象に、現在の体調をお聞きしたところ、「持病があり定期的に通院している」では長野県が55.3%、その他46都道府県が59.2%となり、長野県はその他46都道府県と比べて持病が少ないことが分かりました。普段の生活から健康的な毎日を送っていることが伺えます。


Q3.あなたはどれくらい普段の食事に気を遣っていますか。(単数回答)【n=3200】


Q3.あなたはどれくらい普段の食事に気を遣っていますか。(単数回答)【n=3200】
普段の食事への気遣いについて、長野県とその他46都道府県で比較したところ、長野県では、「とても気を遣っている」16.3%と「やや気を遣っている」60.0%を合わせて76.3%、その他の46都道府県では「とても気を遣っている」15.7%と「やや気を遣っている」56.1%を合わせて71.8%でその差は4.5ポイントという結果となりました。普段の食事への気遣いにほとんど差がないですが、長野県は無意識のうちに長寿に繋がる食材を摂取しているかもしれません。


Q4.あなたは「肉類」・「魚類」・「穀物類」・「菌類」の食べ物をどのくらいの頻度で食べていますか。(単数回答)【n=3200】


Q4.あなたは「肉類」・「魚類」・「穀物類」・「菌類」の食べ物をどのくらいの頻度で食べていますか。(単数回答)【n=3200】
「肉類」・「魚類」・「穀物類」・「菌類」の摂取頻度を長野県とその他46都道府県で比較し、<毎日>で見てみると、長野県の「菌類」が53.3%、その他46都道府県の「菌類」が40.2%と、「肉類」・「魚類」・「穀物類」と比べて差が出る結果となりました。最近、「菌活」が話題となっていますが、長生きの秘訣にはきのこや納豆などの菌類の摂取も関わっているのではないでしょうか。


Q5.あなたは「菌活」をご存知ですか。(単数回答)【n=3200】


Q5.あなたは「菌活」をご存知ですか。(単数回答)【n=3200】
積極的に『菌類の食品』を食生活に取り入れることを意味する「菌活」を知っていたのは、全体で「内容まで詳しく知っている」5.1%と「聞いたことがある」32.2%を合わせて37.3%という結果となりました。年代別で見てみると20代が「内容まで詳しく知っている」8.0%と「聞いたことがある」37.5%を合わせて45.5%と最も多いことが分かります。若者にも「菌活」という言葉が浸透していることから、健康志向が強い若者が増えてきていることが伺えます。


Q6.あなたはいつ頃から「菌類」を摂る食生活を送っていますか。(単数回答)【n=589】


Q6.あなたはいつ頃から「菌類」を摂る食生活を送っていますか。(単数回答)【n=589】<br>
【Q4】で菌類を「2,3日に1度程度」以上摂取している80代の方に対し、菌類をいつ頃から摂取しているかをお聞きしたところ、長野県では「子どもの頃から」が70.1%と7割を超える結果となりました。【Q5】で「菌活」の認知度は高齢者よりも若者の方が高いことが分かりましたが、長野県ではすでに昔から食卓のテーブルに、きのこや納豆などの菌類が含まれる食材が並んでいることが多い傾向にあるのではないでしょうか。


Q7. あなたは普段の食生活で、「菌活」(積極的に『菌類の食品』を食生活に取り入れること)を意識していますか。(単数回答)【n=3200】


Q7. あなたは普段の食生活で、「菌活」(積極的に『菌類の食品』を食生活に取り入れること)を意識していますか。(単数回答)【n=3200】
普段の食生活で「菌活」の意識を長野県とその他46都道府県で比較したところ、長野県は、「強く意識している」10.0%と「ある程度意識している」44.0%を合わせて54.0%、その他46都道府県は「強く意識している」8.1%と「ある程度意識している」40.1%を合わせて48.2%となり、あまり差がないことが分かりました。【Q4】で長野県がその他46都道府県よりも「菌類」を摂取していることから、菌活を意識しなくても普段から菌類を食べていることが見受けられます。


Q8.あなたは「きのこ類」・「チーズ」・「納豆」をどのくらいの頻度で食べますか。(単数回答)【n=3200】


Q8.あなたは「きのこ類」・「チーズ」・「納豆」をどのくらいの頻度で食べますか。(単数回答)【n=3200】
菌類の中で「きのこ類」・「チーズ」・「納豆」の摂取頻度を長野県とその他46都道府県で比較したところ、「きのこ類」は長野県が「1日に1回以上」20.0%、その他46都道府県が「1日に1回以上」11.7%。「チーズ」は長野県が「1日に1回以上」14.8%、その他都道府県が「1日に1回以上」12.4%。「納豆」は長野県が「1日に1回以上」29.3%、その他都道府県が「1日に1回以上」22.5%という結果となりました。「きのこ類」「チーズ」「納豆」の3項目全てで長野県の方が摂取頻度が高いということから、長野県の方がその他46都道府県と比べて菌活をしていることが分かりました。


Q9.あなたはきのこなどの菌類を普段から食べることが、長生きに繋がると思いますか。(複数回答)【n=3200】


Q9.あなたはきのこなどの菌類を普段から食べることが、長生きに繋がると思いますか。(複数回答)【n=3200】
きのこなどの菌類を普段から食べることが長生きに繋がるのかをお聞きしたところ、「とてもそう思う」20.8%と「やや思う」59.5%を合わせて80.3%の長野県の方が長生きに繋がると思うと回答しました。その他46都道府県よりもきのこなどの菌類の摂取が長生きに繋がると思っていることが分かります。長生きをするためには、きのこなどの菌類を普段の食生活から取り入れることがポイントかもしれません。


調査対象エリア詳細


・北海道・東北エリア(北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)
・関東エリア(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)
・北陸エリア(新潟県・富山県・石川県・福井県)
・中部エリア(山梨県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)※長野県除く
・関西エリア(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)
・中国・四国エリア(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県)
・九州・沖縄エリア(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)

 



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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/

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株式会社ネオマーケティング
ネオマーケティングはお客様の抱える課題や調査目的、 その背景を充分にヒアリングした上で、 課題解決・目的達成のために、お客様が何を求めているのか ということを常に考え一歩先のご提案をいたします。 目的に応じて複数の調査手法を有機的に組み合わせたリサーチ等、 柔軟にご提案させていただいております。 また年間調査実績は2,500本以上あり経験豊富なスタッフが 企画設計から報告書の作成まで御社のビジネスをバックアップいたします。
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