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浮気されてしまうブランドに関する実態把握調査

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2025年03月18日

カテゴリー:
目次

「キャッシュレス決済」ユーザーの95%が、今後も同じブランドを継続利用したい。
サプリやスキンケアは、「ブランドへの飽き」がスイッチ理由として多い傾向。

CRM領域の総合マーケティング支援をおこなうフュージョン株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:佐々木 卓也)と、生活者を起点にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は2025年2月12日(水)~2025年2月13日(木)の2日間、全国の18歳以上の男女を対象に「浮気されてしまうブランド」をテーマにインターネットリサーチを実施いたしました。

 

<調査背景>

これまで愛用していたブランドを離れ、別のブランドに乗り換えることを意味する「ブランドスイッチ」。競争が激化する市場において、一度獲得した顧客をつなぎとめることは、単なる売上維持にとどまらず、ブランドの信頼性や成長にも直結する重要な課題です。
本調査では、消費者がブランドを継続利用する理由、また不満を感じて他ブランドへ「浮気」してしまう要因を分析。さらに、ブランドの対応がどの程度「大切にされている」と感じられるか、サポート体制への満足度なども調査し、企業が顧客の離反を防ぐために取るべき施策を探りました。
是非、今後のマーケティング活動の一資料としてご活用ください。

 

【調査概要】

調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の18歳以上の男女
有効回答数:1,000名 
調査実施日:2025年2月12日(水)~2025年2月13日(木)

 

「浮気されてしまうブランドに関する実態把握調査」主な質問と回答

◆自身で選んで購入・契約している商品の、今後の継続意向は:「キャッシュレス決済」が継続意向95.2%でトップに。
同じく決済サービスの「クレジットカード」も、93.0%で2位にランクイン。一方で、「サプリメント(プロテイン含む)」「スキンケア」「自動車」といった有形商材の継続意向は比較的低くなっていた。

 

◆今後ブランドスイッチしたい理由は:サプリやスキンケアは、「ブランドへの飽き」がスイッチ理由として多い傾向。

サプリメントやスキンケアは、効果が出るまでに時間がかかることが多く、「なんとなく効いているかもしれない」という曖昧な実感のままルーティン的に継続されるケースも少なくない。
メーカー側としては、より効果を実感しやすい使い方の発信や、新成分の追加・処方変更といった定期的な小規模リニューアルの実施など「変化を感じられる仕組み」を作ることで、ブランドスイッチを抑えることができそうだ。

 

 

調査データのダウンロードはこちら

 

はじめに、自身で選んで購入・契約している商品について、今後の継続意向をお聞きしました。
以下は「今後も同じブランドを購入・契約したい」と回答した割合を基に、ランキング化したものです。

「キャッシュレス決済」ユーザーの95%が、今後も同じブランドを継続利用したい

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「キャッシュレス決済」が95.2%でトップに。
2位には、同じく決済サービスである「クレジットカード」が93.0%でランクインしました。

本調査のカテゴリー内においては「サプリメント(プロテイン含む)」「スキンケア」「自動車」といった、有形商材の継続意向が比較的低くなりました。

 

 

前掲した設問【自身で選んで購入・契約している商品の、今後の継続意向】で各商品カテゴリーに対し「今後は違うブランドを購入・契約したい」と回答した人に、その理由をそれぞれお聞きしました。
以下では「その他」を除く、5位までをランキング表示しています。

サプリやスキンケアは、「ブランドへの飽き」がスイッチ理由として多い傾向

 

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前掲した設問【自身で選んで購入・契約している商品の、今後の継続意向】で上位2位を占めた「キャッシュレス決済」と「クレジットカード」は、いずれも「ポイント制度や割引などの特典が他と比べて魅力的でないから」「他ブランドの積極的なプロモーションを見たから」「自分のライフスタイルが変化したから」がTOP3に。
他のカテゴリーよりも、“お得感”の有無が離反に強く影響していることがわかりました。他ブランドが自社よりもお得なキャンペーンを広く打ち出した場合、スイッチされやすいと言えるでしょう。

 

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なお、他ブランドのプロモーションが特に離反に影響しやすいカテゴリーが「動画ストリーミングサービス」。
「費用対効果が悪いから」と並んで、トップとなっています。サービスの特性上、目当ての作品を鑑賞し終わったタイミングや興味のある作品が配信終了したタイミングなど、継続を見直す機会が他よりも多くなっています。
ちょうどそのタイミングで競合サービスが魅力的な作品を独占配信したり、割引キャンペーンなどを実施したりした場合、スイッチの可能性は高まりそうです。

 

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一方で、「サプリメント(プロテイン含む)」「スキンケア」は「飽きたから」がスイッチ理由として多い傾向にありました。

サプリメントやスキンケアは、効果が出るまでに時間がかかることが多く、「なんとなく効いているかもしれない」という曖昧な実感のままルーティン的に継続されるケースも少なくないでしょう。
その結果「新しいものを試してみたい」という欲求が生じやすくなり、ブランドスイッチにつながる可能性があります。

メーカー側としては、より効果を実感しやすい使い方の発信や、新成分の追加・処方変更といった定期的な小規模リニューアルの実施など「変化を感じられる仕組み」を作ることで、ブランドスイッチを抑えることができそうです。

 

 

 

 

以降は、設問内容の要約を記載しています。記事全文はPDFをダウンロードしてご覧いただけます。

今後もブランドを継続購入・契約したい理由

 

前掲した設問【自身で選んで購入・契約している商品の、今後の継続意向】で各商品カテゴリーに対し「今後も同じブランドを購入・契約したい」と回答した人に、その理由をお聞きしました。
「その他」を除く、5位までをランキング表示しています。

購入・契約者特典の活用状況

 

各商品カテゴリーにおける「購入・契約者特典」の活用状況をお聞きしました。
(特典の例:ポイントサービス、誕生月に特別プレゼント、会員限定の商品販売、新商品の先行販売、割引クーポンの提供など)

購入・契約者特典の満足度

 

各商品カテゴリーにおける「購入・契約者特典」の満足度を、それぞれお聞きしました。
(特典の例:ポイントサービス、誕生月に特別プレゼント、会員限定の商品販売、新商品の先行販売、割引クーポンの提供など)

「大切にされている」と感じる、ブランドの対応

 

ブランドからどのような対応を受けると「大切にされている」と感じるかをお聞きしました。
「その他」を除く、5位までをランキング表示しています。

購入・契約後のサポートへの満足度

 

各商品カテゴリーにおける「購入・契約後のサポート」への満足度を、それぞれお聞きしました。

 

 

 


■この調査のその他の質問
・特典を目当てに、他ブランドへ乗り換えたことはあるか(単数回答)
・自分向けに情報をもらいたいと思う商品カテゴリー(単数回答)
・購入・利用したいと思うブランド(自由記述)
など

 

■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://corp.neo-m.jp/service/research/quantitation/netresearch-domestic/

 

■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

■「ネオマーケティング」
URL:https://corp.neo-m.jp/


■本リリースについてのお問い合わせ先
フュージョン株式会社 アカウントリレーション第2グループ2部 マーケティング・プランニングチーム
URL:https://www.fusion.co.jp/contact/

 

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ダウンロードしていただくと、リリースデータをPDFでご覧いただけます。

 

株式会社ネオマーケティング
ネオマーケティングはお客様の抱える課題や調査目的、その背景を充分にヒアリングした上で、課題解決・目的達成のために、お客様が何を求めているのかということを常に考え一歩先のご提案をいたします。目的に応じて複数の調査手法を有機的に組み合わせたリサーチ等、柔軟にご提案させていただいております。また年間調査実績は2,500本以上あり経験豊富なスタッフが企画設計から報告書の作成まで御社のビジネスをバックアップいたします。
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