「周りは就活を始めているけど、自分は遅れている気がする」
「就活って、結局何から始めればいいの?」
「自己分析、企業研究、ES、面接……やることが多すぎて、何から手をつければいいかわからない」
就活を始めようとすると、このような悩みを抱える人も少なくありません。
就活には「これをやれば必ず内定できる」という決まった正解があるわけではありません。
一方で、進める順番や考え方を整理しておくことで、今やるべきことは明確にできます。
この記事では、就活の基本的な進め方を整理するとともに、
マーケティングの考え方を使って「なぜその行動が必要なのか」までわかりやすく解説します。
就活はどうやる?まずは全体像を知ろう
就活を大きく分けると、次のような流れで進めていきます。
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1. 自分を知る(自己分析)
2. 企業・業界を知る(企業分析・業界研究)
3. 自分と企業の接点を考える(ES・自己PR・志望動機)
4. 選考で伝える(面接・選考対策)
もちろん、すべてを一度に完璧にする必要はありません。
大切なのは、「自分は何を知りたいのか」「次に何をすればいいのか」を考えながら、一つずつ進めることです。
では、なぜこの順番で進めるのでしょうか。
就活を進めるうえで大切な考え方は「相手目線」
ここで役立つのが、マーケティングの考え方です。
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マーケティングとは、簡単にいうと「売れる仕組みを作ること」と説明されることがあります。
企業は、ただ自分たちが作りたい商品を作っているだけでは、商品を買ってもらえるとは限りません。
「誰がその商品を使うのか」
「その人は何を求めているのか」
「どう伝えれば魅力を感じてもらえるのか」
こうしたことを考えながら、商品やサービスを作り、届けています。
つまり、広い意味でマーケティングとは、「相手が喜んで動いてもらうためにはどうすればいいか?」を考えることとも捉えられます。
これは就活にもそのまま当てはめられます。
就活で企業に取ってほしい行動は、最終的には「採用」です。
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そこで、
「自分のことを一方的にアピールする」のではなく、「企業にとって自分を採用する理由は何か?」を考える。
この視点を持つと、就活でやるべきことが整理しやすくなります。
STEP1:自己分析で「自分は何をアピールできるか」を知る
まず取り組みたいのが自己分析です。
自己分析では、過去の経験を振り返りながら、
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✓どんなことが好きなのか
✓どんなことを頑張れるのか
✓どんな価値観を持っているのか
✓どんなことが得意・苦手なのか
などを整理していきます。
いきなり「自分の強みは何?」と考えるのが難しければ、
部活、アルバイト、ゼミ、サークル、趣味など、これまでの経験を書き出してみましょう。
そして、
✓なぜ頑張れたんだろう?
✓なぜ楽しかったんだろう?
と理由を掘り下げていきます。
複数の経験を振り返ると、「人に喜んでもらえるとうれしい」「新しいことに挑戦するのが好き」など、
自分の特徴が見えてくることがあります。
💡参考:就活で自己分析のやり方がわからない・自分史ができない…。簡単でおすすめの方法は?

自己分析では、最初から「自分はこの仕事が向いている」と決める必要はありません。
ポイントは自分を知ったうえで「相手に伝えられる状態」にすること
自己分析をするときに注意したいのが、自己分析そのものが目的になってしまうことです。
何十ページも自分史を書いて満足するのではなく、
✓自分には何ができるのか
✓どんな経験をしてきたのか
✓それを企業にどう伝えられるのか
まで考えておくと、ESや面接にもつなげやすくなります。
STEP2:企業分析・業界研究で「誰にアピールするのか」を知る
次に考えたいのが、「誰に向けて自分をアピールするのか」です。
つまり、受ける企業のことを知るために「企業分析」や「業界研究」をします。
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例えば、大学生に対して「シニア向けスマートフォンの便利さ」を一方的に説明しても、興味を持ってもらうのは難しいでしょう。
しかし、その大学生が「離れて暮らす祖父母ともっと気軽に連絡を取りたい」と考えていたらどうでしょうか。
「祖父母でも使いやすく、離れて暮らしていたとしても簡単に連絡できる」
と伝えれば、商品の魅力を感じてもらえる可能性があります。
就活も同じです。
企業によって大切にしている価値観や求める人物像は異なります。
例えば、「新しいことへの挑戦」を重視する企業と、「計画的に物事を進めること」を重視する企業では、
「慎重に行動できる」という同じ特徴だとしても、魅力に感じるかどうかは変わってきます。
だからこそ、
「自分は何を持っているか」だけでなく、「相手は何を求めているのか」を知ることが重要です。
企業分析では、企業理念、事業内容、仕事内容、求める人物像、社員のインタビューなどを確認し、「この企業はどんな人と働きたいのだろう?」と考えてみましょう。
💡参考:就活に役立つ業界一覧付|業界研究の進め方やおすすめサイトも紹介

💡参考:就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説
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STEP3:「自分」×「企業」の接点を考える
自己分析と企業分析ができたら、次はその2つをつなげます。
ここで考えるのが、「自分のどんな経験や強みがこの企業で活かせるのか?」ということです。
例えば、自分の強みが「周囲を巻き込みながら物事を進められること」だったとします。
ただ「私は巻き込み力があります」と伝えるだけでは、少し抽象的です。
そこで、
「アルバイトで○○という課題があり、周囲に協力を依頼して○○を実施した。その結果、○○につながった」
というように、具体的な経験とセットで伝えます。
さらに、
「御社では○○という仕事があるため、自分のこの経験を活かせると考えています」
までつなげることができれば、自分の強みと企業の仕事内容の接点が見えやすくなります。
これが、ESや自己PR、志望動機を考えるときの基本的な考え方です。
💡参考:結局、ガクチカは何がいい?企業が評価するテーマの選び方と書き方を解説

STEP4:選考対策で「どう伝えるか」を考える
最後が実際の選考対策です。
ESや面接では、同じ経験でも「どう伝えるか」によって相手に伝わる内容が変わります。
例えば面接で、
「私は責任感があります」
だけで終わってしまうと、企業側は「なぜそう言えるのか?」がなかなか見えません。
そこで、
結論 → 具体的な経験 → 自分が取った行動 → 結果 → 仕事でどう活かすか
のように整理すると、話の内容が伝わりやすくなります。
また、面接は一方的に自分をアピールする場ではありません。
企業側も「この人と一緒に働くとどうなりそうか」「この人は仕事内容や会社について理解しているか」などを確認しています。
そのため、面接前には企業分析をもう一度見直し、「この企業だからこそ伝えたいことは何か」を整理しておきましょう。
💡参考:新卒就活の面接で聞かれる質問集|頻出質問から意外な質問や答える準備の進め方
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就活はいつから何をやればいい?
「じゃあ、具体的にいつ何をやればいいの?」という人は、まず以下を目安にしてみてください。
就活を始めたばかりのタイミング
まずは自己分析と業界・企業について知ることから始めましょう。
この段階では、企業を1社に絞り込む必要はありません。
「自分は何に興味があるのか」
「どんな仕事があるのか」
を知り、選択肢を広げることが大切です。
興味のある業界・企業が出てきたタイミング
企業分析を進めながら、説明会やインターンシップなどにも参加してみましょう。
実際に企業や仕事について知ることで、「思っていたイメージと違った」「意外とこの仕事が面白そう」といった発見もあります。
選考が始まったタイミング
ESや面接など、実際の選考対策に比重を移していきます。
ただし、「選考対策を始めたら自己分析は終わり」ではありません。
面接でうまく答えられなかった質問を振り返ることで、自分自身について新しい発見が出てくることもあります。
つまり就活は、
自己分析 → 企業分析 → 選考対策
と一方向に進むだけではなく、行ったり来たりしながら精度を高めていくものです。
「就活、どうやる?」と迷ったら、一人で全部やろうとしなくていい
就活では、自己分析、業界研究、企業研究、ES、面接など、考えることがたくさんあります。
だからこそ、「何からやればいいかわからない」と感じることは自然なことです。
そんなときは、まず、
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①自分を知る
②相手(企業)を知る
③自分と企業の接点を考える
④選考で伝える
という全体像に立ち返ってみましょう。
それでも「自分一人では整理できない」「自分に合う業界や企業がわからない」という場合は、第三者に相談するのも一つの方法です。
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就活エージェントでは、自己分析や企業選び、ES・面接対策などについてアドバイザーに相談できます。
entrys navi(エントリーズナビ)では、広告・PR・IT業界を中心とした就活サポートを行っています。
現役人事がアドバイザーとして在籍しているため、就活全般の相談を無料で受け付けています。
「まだ就活を始めたばかり」
「何を相談すればいいかもわからない」
という段階でも問題ありません。
まずは自分の現在地を整理するところから始めてみてください。
まとめ|就活は「自分を売り込む」だけではなく「相手を知る」ことが大切
就活の進め方に迷ったら、まずは次の4つを意識してみましょう。
✓自己分析:自分は何を持っているのか
✓企業・業界研究:相手は何を求めているのか
✓接点を考える:自分の何が相手の役に立つのか
✓選考対策:それをどう伝えるのか
マーケティングでは、「自分が伝えたいこと」だけでなく、「相手が何を求めているか」を考えることが重要です。
就活でも同じです。
「自分をどうアピールするか」だけではなく、「企業はどんな人を求めているのか?」という視点からも考えてみる。
この相手目線を持つだけでも、自己PRや志望動機、面接で伝える内容は考えやすくなります。
「就活を始めたいけれど、何からやればいいかわからない」という方は、まず自分の現在地を整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。