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就職活動を始めると、
「そもそもどんな業界があるの?」
「自分に合う業界が分からない」
と悩む人も多いのではないでしょうか。
日本には、私たちが普段利用している商品やサービスに関わる業界から、企業同士の取引を支える業界まで、さまざまな業界があります。
この記事では、就活生が業界研究を始める際に参考にできるよう、主な業界をジャンル別に一覧で紹介します。
さらに、業界研究を深掘りできるおすすめサイトや、業界を選ぶときのポイントについても紹介します。
「業種」「業界」の違いってわかる?それぞれを解説
まず、「業界」と「業種」違いを簡単に解説します。
「業界」と「業種」の主な違いは、分類の大きさや視点にあります。
業種
提供する商品やサービスの種類による大まかな事業の分類です(例:製造業、小売業、サービス業など)。
総務省の「日本標準産業分類」などの公的な基準に基づきます。
業界
業種をさらに具体的なビジネスや市場の領域で細分化したものです(例:「製造業」という業種の中にある、食品業界、化粧品業界など)。
就職活動や転職活動の場では、使い分けられないことが一般的ですが、「業種」がより広い枠組み、「業界」はその中の特定の分野と覚えておくとスムーズかもしれません。
総務省の「日本標準産業分類」や、厚生労働省の『業種コード表』を参考までに
業種の分類は、公的な機関のものをベースに紹介するべきでしょうから、そちらもご紹介します。
(参考までにご紹介しているため、読み飛ばして頂いても問題ありません)
日本標準産業分類
行政機関が統計を産業別に集計・表示するための技術的な基準です。
https://www.e-stat.go.jp/classifications/terms/10
日本標準産業分類とは、事業所で行われる財・サービスの生産や提供に関わるすべての経済活動を、種類ごとに分けた国の統計基準です。
農業、林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
製造業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業、小売業
金融業、保険業
不動産業、物品賃貸業
学術研究、専門・技術サービス業
宿泊業、飲食サービス業
生活関連サービス業、娯楽業
教育、学習支援業
医療、福祉
複合サービス事業
サービス業(他に分類されないもの)
公務(他に分類されるものを除く)
分類不能の産業
の全20分類になります。
産業分類コード一覧(大分類)
事業所で行われる財・サービスの生産や提供に関わるすべての経済活動を、種類ごとに分けた国の統計基準です。
ハローワークインターネットサービスの『産業分類コード一覧(大分類)』
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/info/industry_list01.html
こちらは、厚生労働省が発表している『業種コード表(日本標準産業分類) 平成26年4月改定*』とほぼ同様の内容です。
(多少利用目的が違うため、抜粋・再構成して使用されているケースはあります)
*https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000105003.pdf
上記は、日本標準産業分類をベースに作成されているため、内容は類似しています。
業界にはどんな種類がある?就活生向けにざっくりと一覧をご紹介
業界は、企業がどのような商品やサービスを提供しているのか、どのような事業を行っているのかによって分類できます。
就活では、一般的に以下のような業界がよく知られています。
代表的な業界一覧
|
ジャンル |
主な業界 |
|
メーカー(製造業) |
食品、飲料、化粧品、医薬品、自動車、住宅、化学、機械、電機、素材、アパレルなど |
|
商社 |
総合商社、専門商社 |
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IT・通信 |
IT、ソフトウェア、SIer、通信、インターネット、Webサービスなど |
|
金融 |
銀行、証券、保険、リース、クレジットカード、消費者金融など |
|
広告・マスコミ |
広告、出版、新聞、テレビ、放送、映像、音楽など |
|
人材・教育 |
人材紹介、人材派遣、求人メディア、教育、学習塾など |
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不動産・建設 |
不動産、デベロッパー、住宅、建設、建築、設備など |
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交通・物流 |
鉄道、航空、海運、物流、倉庫、運輸など |
|
小売・流通 |
百貨店、スーパー、コンビニ、専門店、EC、卸売りなど |
|
サービス |
外食、ホテル、旅行、レジャー、コンサルティング、警備など |
|
エネルギー・インフラ |
電力、ガス、石油、エネルギー、水道など |
|
その他 |
農林・水産、鉱業、官公庁・公社・団体など |
ただし、業界の分類方法は一つではありません。
同じ企業でも、複数の事業を展開している場合があり、「どの業界に分類されるか」は情報源によって異なることがあります。
そのため、業界一覧は「業界を知るための地図」くらいに考えるとよいでしょう。
代表的な業界の特徴を詳しく見てみよう。
ここからは、就活生が知っておきたい代表的な業界について、簡単に紹介します。
メーカー(製造業)
メーカーは、食品や自動車、電化製品、化粧品、医薬品、機械など、さまざまな「モノ」をつくる企業です。
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代表的な業界には、以下のようなものがあります。
(メーカー業界は比較的イメージがわきやすいと思いますので詳細割愛します)
• 食品メーカー
• 飲料メーカー
• 化粧品メーカー
• 医薬品メーカー
• 自動車メーカー
• 住宅メーカー
• 化学メーカー
• 機械メーカー
• 電機メーカー
• 素材メーカー
• アパレルメーカー
「商品をつくる仕事」に興味がある人だけでなく、営業、マーケティング、企画、人事、経理など、幅広い職種があることもポイントです。
商社
商社とは、自社で製品を製造せず、国内外の幅広い商品やサービスの流通(売り手と買い手の仲介)を主導する企業です。大きく2つに分類されます。
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総合商社
ラーメンから航空機まであらゆる分野を扱い、近年は事業投資や開発にも注力。
専門商社
鉄鋼や食品など、特定の分野に特化して深い専門性とネットワークを発揮。
貿易や売り込みだけでなく、物流の構築や金融機能の提供も担うのが特徴です。
IT・通信
IT・通信業界には、企業向けのシステム開発を行う会社や、Webサービス・アプリを提供する会社、通信インフラを提供する会社などがあります。
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主な分野としては、
• ソフトウェア:パソコンやスマホ、機器を動かすための「プログラム」を開発・販売する。
• SIer:企業の代わりに、オーダーメイドのITシステムを一から設計・構築して運用する。
• Webサービス:ネットやアプリを通じて、SNS・検索・動画配信などの便利な機能や娯楽を提供する。
• インターネット広告:ネット上の広告枠を扱い、ターゲット層に合わせた最適な広告配信を支援する。
• 通信:スマホやネットを繋ぐ基地局や光ファイバーなどの回線インフラを提供・維持する。
• ITコンサルティング:企業の経営課題を解決するために、ITを活用した戦略や導入計画を提案する。
• SaaS:ネット経由で必要なソフトを必要な分だけ利用し、毎月定額(サブスク)で支払う仕組み。
などがあります。
「IT企業=プログラマー」というイメージを持つ人もいますが、営業やマーケティング、カスタマーサクセスなど、文系学生が活躍できる職種もあります。
金融
金融業界は、お金の流れを支える業界です。
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代表的な業界には、
• 銀行:個人や企業からお金を預かり、それを必要とする人や企業に貸し出して利息を得る。
• 証券:株や債券などの売り手と買い手を仲介し、投資のサポートや手数料で稼ぐ。
• 保険:大勢から集めた保険料をプールし、病気や事故などの万が一の際にお金を支払う。
• クレジットカード:買い物の代金を一時的に立て替え、店舗からの手数料や分割利息で稼ぐ。
• リース:企業が使いたい機械や車両を代わりに購入し、長期間有料で貸し出す。
• 消費者金融:個人向けに担保なしでスピーディーにお金を貸し出し、金利(利息)を受け取る。
などがあります。
同じ金融業界でも、企業や個人にお金を貸す、資産運用を支援する、リスクに備えるなど、仕事内容は大きく異なります。
広告・マスコミ
広告・マスコミ業界には、企業の広告活動を支援する会社や、テレビ・新聞・出版・映像などのメディアを扱う会社があります。
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主な業界としては、
• 広告代理店:広告主の代わりにテレビやネットの広告枠を買い、CMなどの制作や宣伝戦略を練る。
• PR:メディアに記事やニュースとして取り上げてもらうよう働きかけ、企業のファンや信頼を増やす。
• 出版:本や雑誌、マンガなどを企画・編集して印刷し、書店や電子書籍ストアを通じて読者に届ける。
• 新聞:世の中の出来事を独自の取材で正確にまとめ、紙やデジタルで毎日速報として社会に届ける。
• テレビ:電波やネットを通じてニュースやバラエティ番組を流し、主に企業からの広告収入で稼ぐ。
• 放送:テレビやラジオなどを通じて、映像や音声を不特定多数の視聴者へリアルタイムに発信する仕組み。
• 映像:映画、アニメ、CM、
• YouTube動画などを企画・撮影・編集し、映像作品として制作する。
• 音楽:アーティストの楽曲制作から、CD・ストリーミング配信、ライブの運営までを総合的に行う。
などがあります。
「情報を届ける仕事」に興味がある人は、広告・マスコミだけでなく、IT・Webや出版、イベントなどの業界も合わせて調べてみるとよいでしょう。
人材・教育
人材業界は「人」と「企業」をつなぐ仕事、教育業界は「学び」を支える仕事です。
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人材業界には、
• 人材紹介:転職を希望する人と採用したい企業を引き合わせ、入社が決定した際に企業から成功報酬を得る。
• 人材派遣:自社で雇用したスタッフを他社に貸し出し、働いた時間に応じた料金を企業から受け取る。
• 求人メディア:求人サイトや転職雑誌などの「広告枠」を企業に提供し、求人情報の掲載料をもらう。
• 採用支援(RPO):企業の採用活動(面接調整やスカウト送信など)の実務を代行し、業務効率化を助ける。
• 人事コンサルティング:企業の評価制度や給与体系の設計、社員研修などを通じて組織の課題を解決する。
などがあります。
教育業界では、
• 学習塾:放課後に生徒を集め、受験対策や学校の授業の補習を対面やオンラインで指導する。
• 通信教育:自宅に届くテキストや専用タブレットを使い、自分のペースで学べる教材と添削を提供する。
• 教材:教科書や参考書、問題集、デジタル教材など、学習に必要なコンテンツを企画・制作する。
• EdTech:AIによる学習最適化やアプリなど、最新のIT技術を掛け合わせた新しい教育サービス。
• 研修:社会人や企業の社員を対象に、ビジネスマナーや専門スキルを教えるセミナーや講座を行う。
• 学校運営:幼稚園から大学、専門学校などの学校を設立・管理し、カリキュラムに沿って教育を行う。
など、さまざまなビジネスがあります。
不動産・建設
土地の調達や建物の開発・維持を担い、人々の暮らしやビジネスの基盤を造る業界です。
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主な業界としては、
• 不動産:土地や建物の売買・賃貸の仲介や、管理(メンテナンス)を行う。
• デベロッパー:大規模な土地を買い、商業施設やタワマンなどを街ごと企画・開発する。
• 住宅(ハウスメーカー):個人向けの一戸建てや注文住宅の設計・販売を行う。
• 建設(ゼネコン):ビル、ダム、道路など、大規模な建造物の工事全体を指揮・管理する。
• 建築:主に建物そのもののデザインや、設計・工事の具体的な作業を行う。
• 設備:建物内の電気、水道、空調(エアコン)などのライフラインを設置・整備する。
などがあります。
交通・物流
人やモノの移動を支え、社会のライフラインを維持する業界です。
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主な業界としては、
• 鉄道:電車を使って、毎日大量の人を定時で安全に運ぶ。駅ビルの運営も行う。
• 航空:飛行機を使って、国内外の乗客や緊急性の高い貨物を高速で運ぶ。
• 海運:巨大な船を使って、石油や穀物などの大量の資源を海外から日本へ運ぶ。
• 物流:モノの保管から配送まで、サプライチェーン全体の仕組みを効率化・管理する。
• 倉庫:商品を預かるだけでなく、仕分けや梱包など出荷前の準備を行う拠点。
• 運輸(トラック等):トラックや軽貨物車を使い、荷物を指定の場所へ直接届ける。
などがあります。
小売・流通
メーカーが作った商品を消費者に届ける「最後の接点」となる業界です。
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主な業態としては、
• 百貨店:高級ブランドや化粧品、外商など、質の高い接客と体験価値を提供する。
• スーパー:生鮮食品や日用品など、生活に密着した商品を低価格で豊富に揃える。
• コンビニ:24時間営業や各種手続きなど、圧倒的な「便利さ」を近所で提供する。
• 専門店:家電、服、本など、特定のジャンルに特化して深い品揃えを持つ。
• EC(ネット通販):実店舗を持たず、インターネット上で世界中に商品を販売する。
• 卸売り:メーカーから商品を大量に仕入れ、各小売店へ分配・仲介する(商社も含む)。
などがあります。
サービス
形のない「役務(サービス)」を顧客に提供し、満足や課題解決を生み出す業界です。
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主な業界としては、
• 外食:飲食店を運営し、料理の提供とともに「外で食べる楽しさ」を提供する。
• ホテル:宿泊場所の提供だけでなく、観光やビジネスの拠点、宴会の場を作る。
• 旅行(旅行代理店):ツアーの企画や、航空券・宿の手配など、旅のトータルサポートを行う。
• レジャー(テーマパーク等):遊園地、映画館、水族館などで、非日常の娯楽や体験を提供する。
• コンサルティング:企業の経営課題を聞き出し、売上アップや効率化の解決策を提案する。
• 警備:ビルやイベント会場の見回り、現金輸送などを担当し、人や財産の安全を守る。
などがあります。
エネルギー・インフラ
電気、ガス、水道、通信など、社会や経済活動に不可欠な「当たり前」を支える業界です。
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主な業界としては、
• 電力:発電所で作った電気を、電線を通じて日本中の家庭や工場へ送り届ける。
• ガス:都市ガスやプロパンガスを供給し、家庭のコンロや給湯器のエネルギーを支える。
• 石油:原油を輸入・精製し、ガソリンや灯油、プラスチックの原料として供給する。
• エネルギー:太陽光や風力などの再生可能エネルギー、水素など次世代の燃料を開発・提供する。
• 水道:川などの水をきれいに浄化して蛇口まで届け、使った水を処理して川に戻す。
などがあります。
さらに、細かい業界を知りたい方は、記事の後半で業界研究に役立つサイトをご紹介していますので最後までご覧ください。
業界研究では「知っている業界」だけで決めないほうが失敗が少ない
業界研究をするときに注意したいのが、最初から知っている業界だけを調べてしまうことです。
例えば、
「CMでよく見るから食品メーカーを調べる」
「有名企業が多いから金融を調べる」
「ITに興味があるからIT企業だけを見る」
というように、身近な業界から調べ始めるのは悪いことではありません。
ただ、知名度の高い業界だけを見ていると、自分に合った仕事を見つける前に選択肢を狭めてしまう可能性があります。
まずは業界一覧をざっと眺めて、「こんな業界もあるんだ」というところから調べてみるのもおすすめです。

やり方がわからない人は「業界→企業」の順番で調べてみよう。
気になる業界が見つかったら、次はその業界にどのような企業があるのかを調べてみましょう。
例えば「食品業界」が気になった場合、
食品業界
↓
食品メーカーにはどんな会社がある?
↓
各社は何を強みにしている?
↓
仕事内容や職種は?
↓
自分が興味を持てる仕事はある?
という順番で調べていくと、業界研究から企業研究へ自然につなげられます。
業界研究の目的は、業界名をたくさん覚えることではありません。
「世の中にはどんな仕事やビジネスがあるのか」を知り、自分が興味を持てる仕事を見つけることが大切です。
業界を調べても「どの業界が自分に合うか分からない」ときは?
ここまで業界を一覧で紹介してきましたが、実際に調べ始めてみると、
「気になる業界が多すぎて絞れない」
「業界ごとの違いがまだよく分からない」
「自分がどんな仕事に向いているのか分からない」
「企業を調べても、どこを見ればいいのか分からない」
と感じる人もいるかもしれません。
そんなときは、一人ですべてを決めようとしなくても大丈夫です。
大学のキャリアセンターや就活イベント、先輩への相談に加えて、就活エージェントに相談してみるのも一つの方法です。
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就活エージェントでは何を相談できる?
就活エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーに相談しながら、就職活動を進めることができます。
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例えば、
• 自分に合いそうな業界を一緒に考える
• 業界ごとの特徴を教えてもらう
• 自分に合いそうな企業を紹介してもらう
• 履歴書・ESについて相談する
• 面接対策をする
• 就活の進め方について相談する
といった使い方ができます。
特に、「業界研究をしてみたけれど、結局どこを志望すればいいのか分からない」という人にとっては、自分だけでは気づかなかった選択肢を知るきっかけになることもあります。
もちろん、紹介された企業を必ず受ける必要があるわけではありません。
まずは「自分にはどんな業界・企業が合いそうなのか」を相談するくらいの気持ちで利用してみるのもよいでしょう。
業界研究は「正解を探す」より「選択肢を広げる」ことから
就活を始めたばかりの段階で、「自分はこの業界に向いている」と明確に決まっている人は多くありません。
まずは業界一覧を眺めて、知らなかった業界を知る。
気になった業界を調べる。
企業を見てみる。
説明会やインターンシップに参加してみる。
そして、誰かに話を聞いてもらいながら、自分が興味を持てる仕事を少しずつ見つけていく。
このように、業界研究は一度で答えを出すものではなく、就活を進めながらアップデートしていくものです。
「まだ志望業界が決まっていない」という人も、焦る必要はありません。
まずは気になる業界を一つ選んで、そこから調べてみましょう。
それでも迷ったときは、キャリアセンターや就活エージェントなど、周りの人の力を借りながら進めていくのもおすすめです。
業界研究に役立つ!さらに多くの業界を調べたい人におすすめのサイト
ここまで紹介した業界は、あくまで代表的なものです。
「もっとたくさんの業界を見てみたい」という人は、業界研究に役立つ専門サイトも活用してみましょう。
業界動向サーチ
株式会社デジタル&ワークスが運営する「業界動向サーチ」も、業界研究に活用できるサイトです。
業界ごとの動向や市場規模、主要企業などを確認でき、「ジャンル別 業界一覧」から興味のある分野を探すこともできます。
215を超える業界、5,000社を超える企業のレポートが掲載されているため、「まだ知らない業界を探してみたい」という就活生にも役立つでしょう。
■業界動向サーチ:https://gyokai-search.com/
また、ジャンル別に業界を探したい場合は、以下のページも参考になります。
■業界動向サーチ ジャンル別 業界一覧:https://gyokai-search.com/2nd-genre.htm
会社四季報オンライン
株式会社東洋経済新報社が運営する「会社四季報オンライン」では、企業情報やニュースなどを確認できます。
気になる企業を見つけたときに、その企業について調べるだけでなく、同じ業界にどのような企業があるのかを調べるきっかけにもなります。
■会社四季報オンライン:https://shikiho.toyokeizai.net/
コンテンツをすべて見るためには有料のプランを利用する必要がありますが、一部の業界はゲストアカウントでも無料で閲覧できるようです。
■会社四季報オンライン 業界研究:https://shikiho.toyokeizai.net/gyoukai
会社四季報オンラインでは、以下のような業界の詳細までを説明しています。
■自動車・機械の業界
自動車(世界)
自動車(国内)
次世代自動車
自動車部品
2輪車
トラック
タイヤ
MaaS・ライドシェア
中古車
航空機
建設機械
工作機械
ロボット(フィジカルAI)
造船
カー用品
産業機械
空飛ぶクルマ
自動車(中国)
エレベーター
■エレクトロニクス機器
白物・生活家電
テレビ
パソコン・タブレット
スマートフォン
デジタルカメラ
エアコン
複合機・プリンター
電子部品
半導体
蓄電池(自動車、IT機器向け)
半導体製造装置
宇宙開発
半導体材料
パワー半導体
重電
ドローン
FA(ファクトリーオートメーション)
■情報通信・インターネット
AI(海外)
クラウド
eコマース
システム開発
ソフトウェア(業務特化)
携帯電話事業者
インターネット回線
サイバーセキュリティー
Webアプリ
ソフトウェア(業界特化)
ユーチューバー(YouTuber)
携帯電話販売代理店
データセンター
AI(国内)
■資源・エネルギー・素材
電力・ガス
石油・資源(世界)
紙・パルプ
鉄鋼(高炉)
石油(国内)
化学
繊維
ガラス
セメント
塗料
非鉄金属
電線・ケーブル
脱炭素
エネルギー地政学
鉄鋼(電炉)
■金融・法人サービス
メガバンク
地方銀行
信用金庫・信用組合
クレジットカード
金融(世界)
流通系・ネット銀行
投資ファンド
証券
消費者金融
リース
生命保険
損害保険
コンサルティング
弁護士事務所
監査法人
人材派遣
ポイント経済圏
暗号資産
ベンチャーキャピタル
BPO
M&A助言・仲介
調査会社
投資(株式・FX)
スポットワーク
運用会社
転職・就職サービス
住宅ローン
■食品・農業
加工食品
食材
飲料・乳業
酒類
農業
漁業・水産
食肉
たばこ
スマート農業
畜産
■生活用品・嗜好品・薬
医療機器・用品
医薬品
先端医薬ベンチャー
化粧品
トイレタリー(日用品)
文房具・事務用品
時計・宝飾品
ラグジュアリーブランド
自転車
医療テック
靴・かばん
眼鏡・コンタクトレンズ
かばん
後発薬
■娯楽・エンタメ・メディア
玩具
レジャー・テーマパーク
旅行
ホテル
映画・アニメ
芸能プロダクション
プロスポーツ
スポーツ・フィットネス
音楽
パチンコ・パチスロ
ゲーム
動画配信
放送局
広告
メディア(世界)
カタログ・テレビ通販
万博・統合型リゾート(IR)
娯楽施設
eスポーツ
印刷
ネットメディア
新聞社
出版
書店・取次
IP(キャラクタービジネス)
スポーツイベント
■建設・不動産
プラントエンジ
建設
不動産
戸建て住宅
マンション
不動産仲介
マンション管理
リフォーム・リノベ
住宅設備
防災(RX)
専門工事
賃貸不動産開発
水処理プラント
建設資材・工具
■運輸・物流
鉄道車両
空運
海運
陸運
鉄道(JR)
鉄道(私鉄)
倉庫・物流施設
バス・タクシー
リニア新幹線
■流通・外食
コンビニエンスストア
スーパー
百貨店・商業施設
生活雑貨・家具
ホームセンター
ドラッグストア
家電量販店
アパレル
総合商社
専門商社(流通系)
カフェ・スイーツ
外食(ファミレス、すし、居酒屋)
子ども服・用品
外食(ファストフード、麺類)
リユース(中古)
アウトドア用品
中食・宅配
生活雑貨
ディスカウント店
給食
専門商社(製造系)
■生活・公共サービス
中央省庁
防衛
警備
葬儀
教育・学習塾
ウェディング
介護
病院グループ
国内宗教団体(新宗教)
リスキリング
ペット
育児・保育
生活サービス
リサイクル(産業系)
理美容・サロン
英会話学習
大学
自衛隊
地域
まとめ
業界研究は、たくさんの業界や企業を調べる必要があるため、「思っていたより大変……」と感じることもあるかもしれません。
でも、業界を知ることで、これまで知らなかった仕事や企業に出会えたり、自分が何を大切にして働きたいのかを考えるきっかけにもなります。
最初から完璧に絞り込む必要はありません。まずは気になる業界から少しずつ調べて、自分なりの「働きたい」を見つけていきましょう。


