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「面接で何を聞かれるのか分からない」
新卒の就職活動を始めたばかりだと、こんな不安を感じる人も多いでしょう。
面接では、自己PRや志望動機のような定番の質問だけでなく、学生時代の経験について詳しく聞かれたり、「そのとき、なぜそう考えたの?」と理由を掘り下げられたりすることもあります。
そこでこの記事では、新卒採用の面接で準備しておきたい質問をテーマごとに整理しました。
すべての質問に対して文章を丸暗記する必要はありません。
「自分ならどう答えるか」を考えながら、面接前の確認に活用してください。
新卒就活用の面接用にまず準備しておきたい定番質問例と回答のポイント
最初に、業界や企業を問わず準備しておきたい質問を紹介します。これは大半の企業で聞かれるため、必ず準備しておきたいところです。
1. 簡単に自己紹介をしてください(30秒や1分間も)
名前や大学名だけで終わらせず、大学で取り組んでいることや、自分について知ってもらいたいポイントを短く加えてみましょう。
長く話しすぎる必要はありません。
面接官との会話を始めるための入り口だと考えると、話しやすくなります。
2. あなたの強みを教えてください
「責任感があります」のように一言で終わらせるのではなく、そう考えるようになった具体的な経験を用意しておきましょう。
強みそのものよりも、「なぜそれが自分の強みだと思うのか」を説明できることが大切です。
3. あなたの弱みは何ですか?
弱みを無理に良いところへ言い換える必要はありません。
自分が苦手だと感じることに加えて、それを自覚してからどのような工夫をしているのかまで話せるようにしておくと、回答を組み立てやすくなります。
4. 研究・ゼミではどのようなテーマに取り組んでいますか?
学問については、大学で何を学び、どのように取り組んだのかを確認する質問が中心です。
専門知識そのものだけでなく、学ぶ姿勢や考え方が伝わるように整理しておくとよいでしょう。
5. 学生時代に最も力を入れたことは何ですか?
いわゆる「ガクチカ」と呼ばれる質問です。
部活、アルバイト、ゼミ、研究、サークル、資格の勉強など、題材は人それぞれです。
大きな実績があるかどうかだけで考える必要はありません。
「何を考えて行動したのか」「途中でどんな問題があったのか」を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
💡参考:結局、ガクチカは何がいい?企業が評価するテーマの選び方と書き方を解説
ガクチカに関する質問は、もう一段階掘り下げを受けることが多いです。
以下も準備しておきましょう。
その経験で苦労したことはありますか?
ガクチカを話した後に、さらに詳しく聞かれることがあります。
そのため、最初に用意したエピソードについては、
・どんな問題があったか
・自分はどう考えたか
・具体的に何をしたか
・結果はどうなったか
まで整理しておけると良いです。
5.そこから何を学んだか?それが社会でどのように活かせると思うか?
学生時代に学んだことを聞きたいというよりは、そこで学んだこと、身につけたことがどのように仕事で活きるのか(再現性)を求めている企業・採用担当者が多いため、将来発揮されるところまで整理しておくと安心です。
6. 自己PRをお願いします。
自己PRでは、自分の強みをただ伝えるだけでなく、それを裏付ける具体的な経験や行動まで説明することが大切です。
入社後にその強みをどう活かしたいかまで触れると、自分らしさが伝わりやすくなります。
7. なぜこの業界を志望していますか?
「なぜその仕事をしたいのか」を、自分の経験と結びつけて話せるようにしておきます。
業界について調べた内容を並べるだけではなく、自分が興味を持ったきっかけを振り返ってみると、話しやすくなります。
8.なぜ当社を志望したのですか?(志望動機)
ここでは、会社について調べた内容だけでなく、「その中でも自分がどこに魅力を感じたのか」を整理しておくことがポイントです。
同業他社にも当てはまりそうな内容になっていないか、一度確認してみましょう。
9.他社ではなく当社でやりたいことは何ですか?
志望動機をさらに深掘りする質問です。
「その会社でなければならない理由」を完璧な言葉にする必要はありません。
企業研究をしたうえで、自分が興味を持った事業・仕事・取り組みなどを具体的に話せるようにしておきましょう。
10.入社したらどんな仕事をしてみたいですか?
希望する仕事だけでなく、「なぜその仕事に興味があるのか」まで説明できると、自分の考えを伝えやすくなります。
まだ具体的な職種を決めきれていない場合は、現時点で興味を持っている分野と、その理由を整理しておきましょう。
定番の質問への回答は、業界研究や自己分析とセットにして考えるようにしていきましょう。
履歴書やエントリーシートの内容と一致させることも必須です。
頻出質問だけではなく、自分自身について深掘りされる質問も準備
面接では、最初に答えた内容をもとに追加質問が続くことがあります。
一問一答で返答内容を考えるのではなく、質問内容に対して、こういうことを話そうと整理しておくことが重要です。
以下などは、自分自身について掘り下げられる質問内容です。
1.周囲からはどんな人だと言われますか?
自分では気づいていない特徴を整理するきっかけにもなります。
友人、家族、ゼミの先生、アルバイト先の人など、複数の人から言われたことを思い出してみましょう。
2. 最近、誰かから褒められたことはありますか?
日常の小さな出来事でも構いません。
「何をしたのか」だけではなく、「なぜそれをしたのか」まで振り返ると、自分らしさが見えてきます。
3. 反対に、注意されたことはありますか?
失敗や苦手な部分について聞かれる質問です。
失敗そのものを隠そうとするより、そこから何を変えたのかまで整理しておくと話しやすくなります。
4. これまでで一番悔しかった経験は何ですか?
結果だけではなく、その経験をどう受け止め、その後どう行動したのかを考えておきましょう。
5. これまでで一番達成感があったことは何ですか?
「何を達成したか」に加えて、「なぜそれを嬉しいと思ったのか」を考えてみると、自分の価値観を整理できます。
ここからは人との関わり方についての質問になります。
仕事では周囲と協力して進める場面も多いため、チームでの経験について質問されることがあります。
6. チームで何かに取り組んだ経験を教えてください
部活やサークルだけでなく、ゼミ、アルバイト、授業、イベントなどでも構いません。
自分が担当したことと、周囲とどのように協力したのかを説明できるようにしておきましょう。
7. 意見が合わない人がいたらどうしますか?
「相手に合わせます」「自分の意見を通します」と決めつけるのではなく、実際の経験を思い出してみるのがおすすめです。
8. 苦手なタイプの人とはどう接しますか?
人間関係で困った経験がある場合、そのときにどんな対応をしたのかを整理しておきましょう。
9. 5年後、どんな仕事をしていたいですか?(10年後なども)
具体的な役職名まで決めていなくても問題ありません。
「どんな仕事ができるようになっていたいか」「どんな役割を担いたいか」など、自分なりのイメージを整理しておきましょう。
10. 将来、身につけたいスキルはありますか?
興味のある仕事と関連づけて考えると、回答を作りやすくなります。
準備をしていないと答えに困る…意外な質問は準備がカギ
面接では、準備していなかった質問をされることもあります。
とはいえ、準備をしておけば応えられる質問も多いため、きちんと対策をしておきたいですね。
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たとえば、次のような質問です。
・最近気になったニュースはありますか?
・最近興味を持っていることは何ですか?
・あなたを一言で表すと何ですか?(色、動物、物などに例えても)
・休日はどのように過ごしていますか?
・最近、人から感謝されたことはありますか?
・尊敬している人はいますか?(信条に関連するためややグレーですが割と聞かれます)
・苦手なことに取り組むとき、どうしていますか?
・もし今の専攻と違う仕事をするとしたら何を選びますか?
・学生生活でもう一度やり直せるなら何をしますか?
・最近買ってよかったものは何ですか?
こうした質問は、完璧な回答を用意することよりも、突然聞かれても自分の言葉で話せるようにしておくことが大切です。
頻出質問の対策ができたら、こういった質問への応え方についても準備をしておきましょう。
面接対策の回答のポイント。質問と回答を一問ずつ丸暗記はしない…
面接対策というと、質問と回答を一問ずつ暗記しようとする人もいます。
しかし、実際の面接では、用意した質問とまったく同じ聞き方をされるとは限りません。
たとえば、
「学生時代に頑張ったことは?」と聞かれたあとに、
「なぜそれを始めたの?」
「一番大変だったのは?」
「そのとき、あなたはどう考えた?」
「もう一度やるなら何を変える?」
と続けて聞かれることがあります。
そのため、文章を丸暗記するよりも、自分の経験を説明できる状態にしておくことが重要です。
就活で使える逆質問の例文|内容別まとめ
就活の面接で使える逆質問の例文についても、狙いやアピールしたい内容別にまとめました。
面接の段階や希望するアピールポイントに合わせて使い分けてみてください。
1. 意欲や自己成長をアピールしたい場合
仕事に対する前向きな姿勢や、入社後の活躍をイメージしていることを伝える質問です。
「御社で早期に活躍されている若手社員に共通する特徴や行動パターンはありますか?」
「内定をいただいた場合、入社までに準備・勉強しておいたほうがよいこと(資格やスキルなど)はありますか?」
「〇〇様(面接官)が、これまでの業務の中で『最も成長を実感した』と感じられたエピソードを教えていただけますか?」
2. 社風や評価制度、働き方を深く知りたい場合
実際の職場環境やキャリアパスを具体的かつ前向きに確認する質問です。
「配属先となる部署のチーム構成や、日頃の雰囲気を教えていただけますか?」
「入社後の研修体制や、キャリアアップに向けた評価の仕組みについて教えていただけますか?」
「〇〇様(面接官)が数ある企業の中で、御社への入社を決めた一番の理由は何ですか?」
3. 事業内容や今後の展望について理解を深めたい場合(二次・最終面接向け)
企業のニュースや方向性に関心を持っていることを示す質問です。
「IR情報(またはニュース)で〇〇事業の拡大を目指していると拝見しました。この取り組みに伴い、現場ではどのような変化や挑戦が求められていますか?」
「今後5年〜10年の中で、御社が最も注力していく課題や領域について教えていただけますか?」
「〇〇様(面接官)から見て、競合他社と比較した際の御社の『一番の強み』は何だとお考えですか?」
次は、これらの逆質問についての解説をしていきます。
ぜひ引き続きご覧ください。
逆質問をするときの3つのコツ。事前時準備があれば頭が真っ白になることもない
逆質問は、その場で臨機応変に対応できる人もいらっしゃるかも知れませんが、大半の方は事前に準備をして挑みます。
突然の質問に『頭が真っ白になった』という先輩達も少なくありませんので、きちんと準備をして挑みましょう。
調べればすぐわかる質問は避ける
調べればすぐわかる質問は避けるようにしましょう。
アピールするつもりがマイナスに働くことにもなりかねません…。
「理念を教えてください?」「初任給はいくらですか?」などは準備不足という印象を与えてしまうため避けます。
自分自身の仮説を添える
「具体的には〜と考えているのですが」と仮説を添えることも効果的です。
「入社までに何を勉強すればいいですか?」に「自分では〇〇の資格取得を考えているのですが」と付け足すと、主体性をアピールできます。
「特にありません」はNG
逆質問は自分をアピールする最後のチャンスです。最低でも2〜3個は事前に用意しておきましょう。
面接練習・対策はどこで出来るの?上手く話せるか不安…
ここまで記事を読んできて、
「どのような質問をされるのかは理解できて、逆質問の準備はできたけれど、実際の面接で上手く話せるか不安…」
という方も多いのではないでしょうか。
自己分析をした内容を履歴書やエントリーシートに記入するところまでは出来たけれども、面接を実践したことが無い人は特に心配ですよね。
面接の通過率を上げるには、実践形式でのアウトプット(面接対策)が不可欠です。
本番前に経験値を上げることができれば緊張度も少しは下がるでしょうし、自分自身の伝えたいことを話せる確率が上がります。
次は、就活生が無料で利用できるおすすめの面接対策・練習サービスを5つ紹介します。
面接対策はどこでできる?おすすめの練習場所・サービス5選
1. 就職エージェント(新卒向け)
プロのアドバイザーがマンツーマンで就活をサポートしてくれるサービスです。
💡メリット
企業の採用基準を熟知したプロから、客観的で実践的なフィードバックがもらえる。
志望動機や自己PRの添削も同時に対応可能。
📢こんな人におすすめ
・効率よく選考対策を進めたい人
・自分一人での就活に限界を感じている人
2. 大学のキャリアセンター(就職課)
大学のキャリアセンターも対策におススメです。
就活のピーク時には予約が取れないという悩みも就活生からよく聞きます…。
💡メリット
大学独自の求人情報や過去の先輩の選考体験談(面接で聞かれた質問など)が豊富。
無料で何度でも模擬面接を受けられる。
📢こんな人におすすめ
・初めて面接練習をする人
・自分の大学の就職実績に合わせたアドバイスが欲しい人
3. ハローワーク(新卒応援ハローワーク)
国が運営する就労支援施設で、各都道府県に「新卒応援ハローワーク」が設置されています。
💡メリット
担当者制で親身に対応してくれる。面接指導だけでなく、自己分析や書類添削も手厚い。
📢こんな人におすすめ
・地方での就職を考えている人
・手厚い個別サポートをじっくり受けたい人
4. 就活イベント・グループディスカッション対策講座
大手就活サイト(マイナビ、リクナビ、ワンキャリアなど)や就活コミュニティが主催するオンライン・対面のセミナーです。
💡メリット
他の就活生の面接の受け答えを見ることができるため、自分の客観的な立ち位置がわかる。
📢こんな人におすすめ
・他の就活生から刺激を受けたい人
・集団面接の雰囲気に慣れたい人
5. 就活仲間・友人同士での相互練習(またはAIアプリ)
友人同士でお互いに面接官役を交代しながら行う練習方法です。
最近では、スマホで面接練習ができるAIアプリ(面接回答の録音・動画チェック)も人気です。
💡メリット
日程調整がしやすく、気軽に何度でも練習できる。話し方の癖や表情を客観的にチェックできる。
📢こんな人におすすめ
・面接官側の視点を体験してみたい人
・隙間時間に一人で話し方の練習をしたい人
面接の種類や時間は?グループ面接、個人面接、役員(最終)面接など
面接の種類などについても解説しておきます。
新卒採用の面接には、いくつかの形式があります。
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代表的なのは、面接官と学生が1対1で話す「個人面接」と
複数の学生が同じ面接を受ける「集団面接(グループ面接)」です。
ほかにも、複数の面接官が参加する形式や、オンラインで実施される面接などがあります。
選考が進むにつれて、これまでの回答をさらに掘り下げられたり、入社後の仕事について質問されたりすることもあります。
面接時間は企業や選考段階によって異なりますが、30分前後から1時間程度で行われるケースがあります。
時間の長さだけで面接の結果を判断するのではなく、限られた時間の中で自分の考えを分かりやすく伝えられるよう準備しておきましょう。
最終面接は、役員などが複数名参加するものの、意思確認などを中心に短時間で終了するケースなども多いです。
面接形式によって意識したいポイント
個人面接では、一つの回答について詳しく質問されることがあります。
自分の経験について「なぜそうしたのか」「その経験から何を学んだのか」まで整理しておくと安心です。
集団面接では、ほかの学生の回答を聞きながら、自分の順番を待つことになります。
回答が長くなりすぎないよう、伝えたい内容を簡潔にまとめておくことも大切です。
オンライン面接の場合は、話す内容だけでなく、カメラの位置やマイク、通信環境なども事前に確認しておきましょう。
面接形式が変わっても、基本となるのは「質問された内容を理解し、自分の言葉で分かりやすく答えること」です。
形式ごとの特徴を知ったうえで、落ち着いて話せるよう準備しておきましょう。
新卒就活で面接前に整理しておきたい5つのこと
最後に、面接直前に確認しておきたいポイントをまとめます。
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①自己紹介を1分程度で話せるか?
②自分の強み・弱みを具体的な経験とセットで説明できるか?
③学生時代の経験を深掘りされても答えられるか?
④なぜその業界・会社なのかを自分の言葉で説明できるか?
⑤面接官に聞きたいことを2〜3個用意しているか?
特に大切なのは、「答えを覚えること」ではありません。
自分の経験について聞かれたときに、話の順番が多少変わっても落ち着いて説明できる状態を目指しましょう。
面接は、用意した文章を一字一句正しく話す場ではありません。
これまでの経験や考え方を、面接官との会話の中で伝えていく時間です。
質問集を使って準備するときも、「この質問が来たら、この文章を言う」と覚えるのではなく、「このテーマなら自分はこう話せる」と準備しておくと、本番でも対応しやすくなります。

エントリーズナビでは、あなたの就活の状況や希望を聞いたうえで、面接対策だけではなく、自己分析や企業探し、選考対策まで、現役人事のアドバイザーがサポートします。
ぜひサービスを活用して、自信をもって選考に挑めるようにしましょう。

