<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=272593697052428&amp;ev=PageView&amp;noscript=1">

Marketer Gate(マーケターゲート)はマーケティングの
学びとキャリアをつなぐオウンドメディアです。

就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説

ライター:ネオパートナーズ

公開日:2026年10月05日

カテゴリー:
目次

 

「企業分析って、具体的に何を調べればいいの?」
「企業のホームページを見ているけど、どこまで調べればいいかわからない」
「企業分析を志望動機や面接にどう活かせばいい?」

就職活動で企業選びや選考が進んでくると、このように企業分析のやり方に悩む人も多いのではないでしょうか。

企業分析は、企業の基本情報を調べるだけではありません。
・その企業がどのような事業を行っているのか
・自分と価値観や働き方が合っているのか
・なぜその企業で働きたいのか
などを整理することが重要です。

この記事では、就活で企業分析を行う目的から具体的なやり方、企業分析に使えるフレームワーク、選考で企業分析を活かすポイントまで解説します。

企業分析は何のためにするのか

企業分析を行う主な目的は、「自分に合う企業かを見極めること」と「選考で企業への熱意を伝えること」の2つです。

 

①自分とマッチするかを確認するため

企業分析を行うことで、受ける企業が自分の就活軸や価値観、希望する働き方と合っているかを確認できます。

 

21_就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説 (4)

 

例えば、「若手から挑戦できる環境で働きたい」という就活軸があるとします。

企業の採用ページだけを見ると「若手が活躍しています」と書かれているかもしれません。

しかし、実際にどのような仕事を任されているのか、どの程度の裁量があるのかまで調べてみると、企業によって違いがあります。

企業分析では、次のような観点を確認してみましょう。

・どのような事業を行っているか
・顧客にどのような価値を提供しているか
・会社が大切にしている価値観
・求めている人材像は?
・具体的な働き方は?
・自分が興味を持てる仕事があるか

企業について深く知ることで、入社後に「思っていた仕事内容と違った」「自分の価値観と合わなかった」といったミスマッチを防ぐことにもつながります。

 

②選考対策のため

企業分析は、志望動機や面接などの選考対策にも活用できます。

 

21_就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説 (5)

例えば、
「御社は成長できる環境だと感じたから志望しました」
だけでは、なぜその企業でなくてはダメなのかが伝わりにくいでしょう。

一方で、
「私は〇〇という経験から、若手のうちから顧客に近い立場で課題解決に取り組みたいと考えています。御社では〇〇という事業を通じて、若手社員も顧客の課題解決に関わる機会があると知り、自分の目指す働き方と重なると感じました」
と伝えられれば、自分自身の経験・価値観と企業の特徴がつながった志望動機になります。

企業分析は「企業について詳しくなるため」だけではなく、「なぜ自分はこの企業で働きたいのか」を考えるために行うものと考えるとよいでしょう。

企業分析のやり方

ここからは、実際に企業分析をするときに確認したい項目を紹介します。

 

ミッション・ビジョン・バリューを知る

まず確認したいのが、企業のミッション・ビジョン・バリューです。

 

21_就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説 (6)

企業によって名称は異なりますが、簡単にいうと、
【ミッション】企業が果たしたい役割・使命・存在意義
【ビジョン】将来的に目指している姿
【バリュー】仕事をするうえで大切にしている価値観・行動指針
を表しています。

ただし、文章をそのまま覚える必要はありません。
・この会社は何を目指しているのか?
・なぜこの事業をやっているのか?
・社員にはどのような考え方や姿勢を求めているのか?
という視点で読むことがポイントです。

 

中期経営計画・IRを見る

中期経営計画・IRと聞くと、少し難しく感じるかもしれませんが、すべてを理解する必要はありません。

 

21_就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説 (7)


企業が投資家や株主など社外に向けて発信している内容を見ておくことで、現在の状況やこの先の方針について知ることができます。

【IR】企業が株主や投資家などに向けて、経営状況や事業内容などの情報を提供すること
【中期経営計画】企業が今後数年間でどのような事業を展開し、どんな状態を目指すのかをまとめた計画のこと

特に次のポイントに注目してみましょう。
・今、会社が力を入れている事業は何か
・今後、どの事業を成長させようとしているか
・認識する課題は何か?
・会社が目指している方向性は?

例えば、「新規事業を今後の成長領域としている」とわかれば、その企業では新しい事業やサービスに関わる人材が求められている可能性があります。

また、「既存の基盤事業の生産性を高め、利益水準を高めていく」のであれば、現在の人材が保有していない専門性やスキルを求めている可能性が高くなります。

「その会社が現在どの位置にいて、これからどこへ向かおうとしているのか」を知ることで、その企業の理解が一段と深まります。

 

社員の方々の意見を聞く

HPなど企業の公式情報だけではわからないこともあります。

そこで、実際に働いている社員の声を確認してみましょう。

 

21_就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説 (8)


方法としては、
・OBOG訪問
・企業公式リクルーター等との社員面談
・インターンシップ
・会社説明会
・大学のキャリアセンター
・就活口コミサイト

などがあります。

口コミサイトを利用する場合は、一つの口コミをそのまま事実だと判断しないことが重要です。

特に退職した方が書いた口コミは、その人は社風が合わなかった、適性的に向いていなかったというケースもゼロではありません。

複数の口コミを見ながら、
「似たような意見が複数あるか」
「部署や職種によって違いがありそうか」
などを確認しましょう。

ここではホームページやインターネット上ではわからないリアルな情報を得ることができるでしょう。
そのため、自分自身が実際に感じたことをメモなどに残しておくことをおすすめします。

 

21_就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説 (9)

例えば、
・会社説明会で印象に残ったこと
・先輩社員との会話で感じたこと
・インターンシップに参加して面白いと感じたこと
・選考中に感じた企業の雰囲気
・「ここで働いてみたい」と思った理由
・反対に、気になった点や不安に感じた点
などです。

このような情報は、後から志望動機や面接の回答を作る際の材料になります。

特に「その会社でなくてはいけない理由」を考えるときには、自分が実際に見たり聞いたりした経験が重要になります。

 

求人情報を見る

企業選びでは、仕事内容や事業内容だけでなく、求人票の情報も確認しておきましょう。

 

21_就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説 (10)

例えば、
・給与・賞与
・勤務時間
・休日・休暇
・残業時間
・勤務地
・転勤の有無
・福利厚生
・研修制度
・リモートワークの有無
・産休・育休制度
・有給休暇
・各種手当
などです。

特に「自分が働くうえで何を重視するのか」を考え、その条件を確認することが大切です。

例えば、ワークライフバランスを重視する人であれば残業時間や休日、将来的なライフイベントとの両立を重視する人であれば育児休業制度などを確認するとよいでしょう。

このような情報はHPに掲載されていないケースもありますが、会社四季報などに掲載されている場合もあります。

ただ、すべてを兼ねる理想的な求人が多くあるわけではありませんので、自分なりの優先順位もつけながら見ておくことをお勧めします。

企業分析におすすめのフレームワーク

企業分析では、情報を集めるだけでなく、整理することも重要です。
そこでおすすめなのが、「企業・業界・競合・自分」の4つに分けて考える方法です。

 

21_就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説 (11)

 

①企業:この会社は何をしているのか?

まずは企業そのものを分析します。

・主な事業
・商品・サービス
・顧客
・強み
・課題
・ミッション・ビジョン
・今後の方向性

を調べて整理します。

 

②業界:この会社はどんな市場にいる?

次に、その企業が属している業界を見ます。

・業界の市場規模
・成長しているのか
・主な顧客
・業界の課題
・今後の変化

などを確認します。

業界については、周辺業界についても研究できるとより高い水準の企業研究につながると思います。例えば、メーカーを志望している人の場合は、原材料を調達する際につながる専門商社や、商品を販売する可能がある卸売業などです。

 

③競合:他社と比較する

競合企業と比べることで、その企業ならではの特徴が見えてきます。

例えば、
「A社は原材料の調達に強く、価格競争に強みがある」
「B社は特定業界に強く、シェアが高い」
「C社は新規事業に積極的で、事業の多角化を進めている」
というように比較すると、自分が受ける企業の特徴を理解しやすくなります。

 

④自分:自分はなぜこの会社なのか?

最後に、自分自身との接点を考えます。

・どんな点に魅力を感じたか
・自分の経験を活かせそうか
・自分の就活軸と合っているか
・興味のある仕事ができるか
・気になる点は何か

ここまで整理できると、企業分析が「企業情報のまとめ」から「自分の就活に活かす分析」に変わります。

企業分析が浅いともったいない…

企業についてたくさん調べていても、選考で企業分析の浅さが伝わってしまうケースがあります。

特に面接の際は、企業分析の浅さで面接官にマイナスの印象を与えてしまうことも少なくありません。

どのようなケースがあるのかも参考にしてください。

企業情報を調べただけだと伝わる志望動機だと熱量が伝わらない…

例えば、

「御社は業界トップクラスの実績があり、成長できる環境だと感じたため志望しました」
という志望動機です。

企業について調べていることは伝わりますが、「なぜあなたが当社を志望するのか?」が面接官にとっては十分に見えません。

対策としては、企業の特徴に自分自身の経験や価値観をつなげてみましょう。


「自分は何を大切にしているのか」
「これまでどんな経験をしてきたのか」
「その企業で何を実現したいのか」
まで考えたうえで調べた企業情報を結び付けることで、より自分らしい志望動機になります。

 

調べればわかる情報を逆質問してしまう。

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。

このとき、
「御社の企業理念を教えてください」
「主力事業は何ですか?」
といった、企業ホームページなどで簡単に確認できる内容を質問すると、企業研究が十分でない印象につながる可能性があります。

そうなると“当社のことをあまり調べていないのではないか?”と面接官には伝わってしまいます。

基本的な企業情報は事前に調べたうえで、
「〇〇という事業に力を入れていると拝見しました。実際に現場ではどのような課題を感じていますか?」
「〇〇という価値観を掲げていますが、実際の仕事ではどのような場面でその価値観が表れますか?」
など、調べた情報を前提に、さらに一歩踏み込んだ逆質問を考えてみましょう。

企業分析を今すぐ始めるなら?5分でできるチェックリスト

「まだ企業分析を何もしていない」という人は、まず今受けようと思っている、もしくは気になっている企業の以下の項目をメモしてみましょう。

 

21_就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説 (12)

1. この会社は何をしている?
2. 誰にどんな価値を提供している?
3. 会社はこれから何を目指している?
4. 他社と比べて何が特徴?
5. 自分はどこに魅力を感じた?
6. 自分の経験や就活軸とどこがつながる?
7. 逆に気になる点は何?

最初から完璧に調べる必要はありません。

①    企業について知る
②    自分との接点を考える
③    疑問を見つける
④    追加で調べる
という順番で進めると、企業分析を効率よく深められます。

まとめ|企業分析は「調べる」だけで終わらせないことが大切

就活における企業分析では、企業の情報をたくさん集めることだけが目的ではありません。

重要なのは、
・この会社はどんな会社なのか
・他社と何が違うのか
・自分はなぜこの会社に興味を持ったのか
・自分の経験や就活軸とどうつながるのか
まで考えることです。

特に選考が進むほど、「企業について知っているか」だけでなく、企業理解を自分自身の経験や考えと結びつけて話せるかが重要になります。

もし企業分析をしてみても「自分に合う企業がわからない」「企業のどこを見ればいいかわからない」「志望動機までうまくつながらない」と感じる場合は、一人で悩み続ける必要はありません。

 

21_就活の企業分析のやり方|見るべき項目やフレームワーク、選考への活かし方を解説 (1)

就活では、第三者と話すことで、自分では気づかなかった企業選びの軸や、自分の経験の活かし方が見えてくることもあります。

企業選びや選考について相談したい方は、就活面談を活用して、自分の企業選びを一度整理してみるのも一つの方法です。

ネオパートナーズ
広告・PR・IT業界のマーケティング・セールス・CS領域を中心とした、マーケティング人材に特化した就職・転職支援エージェント。 グループ会社にマーケティング総合支援会社がおり、解像度高くあなたのキャリアをサポートすることは可能です。 あなたの就活や転職活動に寄り添い、伴走をいたしますのでお気兼ねなくご相談くださいませ。
← キャリアコラム一覧に戻る

カテゴリーから選ぶ