Aboutバリューベース・プライシングリサーチとは
バリューベース・プライシングリサーチとは、「価値に基づいた価格調査」を意味します。
これまでの価格調査の「調査結果に現実味がない」という課題を払拭するために独自のメソッドを構築した、オリジナルサービスです。
以下のお悩みをお持ちの方にオススメです
・価格調査を実施したことがあるが、調査結果に納得感がない
・価格調査を実施すると、想定よりも低い結果がでてくる
・商品の価値に基づいた価格設定をしたい
バリューベース・プライシングリサーチは、商品の価値に基づいて価格に換算されるため、結果として納得感のある調査結果を得ることができます。
下記は、自社商品「おなかはかせ」の調査結果をまとめた図になります。
市場の価格(相場)を理解していない人が入ることで、受容価格が低くでることが確認できます。
バリューベース・プライシングリサーチで分かること
01. 商品/サービスの価値に基づいた価格設定が分かる
市場の相場価格に左右されることなく、商品価値に基づいた価格設定ができるように、独自のノウハウに基づいて調査対象者と設問の設計をおこないます。
02. 価値から商品/サービスのポテンシャルを確認できる
商品/サービスの価値がそのまま価格に換算されるため、商品/サービスそのもののポテンシャルを数値で可視化することができます。その数値を意識することで、コストベースでは難しかった戦略的な価格設定も実現できるようになります。
バリューベース・プライシングリサーチの特長
01. 調査対象者は「カテゴリーの市場価格理解者」
・市場価格非理解者は価格を低く提示する傾向にあるため、低い価格が結果として表れます
・調査する商品カテゴリーの市場価格を理解している人のみに限定することで「納得感のある調査結果」を得ることができます
02. 「いくらなら買いたいですか」ではなく「いくらだと思いますか」
・買うことを前提とすると、商品価値以外の要因(回答者の気持ちや収入)が調査結果に影響してしまいます
・「いくらだと思うか」と聞くことで、「商品に対してどの程度の価値を感じているか」に基づいた回答結果を得ることができます
バリューベース・プライシングリサーチの調査項目例
調査項目はその商品・サービスによって、またどのように分析するかによって異なりますが、ここでは代表的な項目例を紹介します。
-
市場価格理解者を抽出するためのスクリーニング設問
商品/サービスによって設問項目はカスタマイズ可能です
スクリーニング設問の例
・商品/サービスカテゴリーの購入/利用有無
・商品/サービスカテゴリーの購入/利用頻度
・商品/サービスカテゴリーの価格イメージ -
提示した情報に対してPSM分析を実施
・「安すぎる/安い/高い/高すぎると思う価格」をそれぞれ数値で聴取します。
・回答結果にPSM分析を実施して「上限/下限/理想/妥協価格」を算出します。 -
商品/サービスの利用意向
・価格を聴取するのとは別に、利用意向も聴取します
・「市場価格理解者+購入意向あり」の人が感じる価値が分かり、より細かい価格戦略の立案が可能になります。