【調査概要】 性別:男女 年齢:20歳~69歳 地域:全国 人数:1,000人 条件:普段風邪薬を購入していて今後も購入意向のある人 実施時期:2023/5/2~2023/5/8 風邪薬のポジティブイメージ 最も多い回答は「効く・よく効く・効果がある」というもので、25.6%の人がこの意見を持っています。消費者が風邪薬に対して高い効果を期待していることがわかります。また「風邪のひき始め・早めに飲む」と答えた人が15.1%、「すぐ効く・即効性がある」との回答が13.7%で、早期治療の重要性が認識されており迅速な効果を求める傾向が見られます。他には「治る・改善する」と答えたのは11.8%、「手軽さ」7.4%、「症状緩和」6.1%、「購入の容易さ」5.7%などが、風邪薬選びの重要な要素として挙げられています。消費者にとって効果の確信、使用のタイミング、即効性、治癒への期待などが、風邪薬の選択における重要な要因であることが明らかになりました。 風邪薬のネガティブイメージ まず第一に「眠くなる」というもので、16.3%の人がこれを指摘しています。風邪薬による眠気の副作用が一般的な懸念であることが伺えます。また「効き目が弱い・あまり効かない」と答えた人が10.2%で、副作用について心配している人が8.2%と一部の消費者は風邪薬の安全性と効果に疑問を持っていることがわかります。価格面では「高い」と感じる人が5.8%おり、コストに不満を持っているユーザーもいるようです。その他「効き目の不確実性」4%、「選択の難しさ」3.8%、「重症化時の効果不足」2.7%、「胃腸への影響」2.7%、「種類の多さ」2.6%などがあり、消費者が市販の風邪薬に対して持つ主な懸念点が眠気、効果の不確実性、副作用、価格などであることが理解できます。 風邪薬の利用シーン 最も多い回答は「風邪気味・ひき始めの時」で、36.8%の人がこのタイミングで風邪薬を使用すると答えています。次いで「風邪をひいた時」が14.2%、「喉が痛い時」が12.2%、「熱が出た時」と「鼻水が出る時」はそれぞれ8.5%、「咳が出る時」6.8%、「体調不良」5%、「寒気」4.3%で、特定の症状が現れた際の対処法として風邪薬が用いられることを示しています。また、「早めのタイミングで」3%や「病院に行けない時」3%、「就寝前」2.9%など、特定の状況やタイミングで風邪薬を利用する人もいます。風邪の初期症状や特定の症状が現れた際に市販の風邪薬が広く利用されていることが明らかになります。