カタカナ語を不快に思う理由は「意味が分かりづらいから」55.2% 。
不快に思うカタカナ語 第1位「アグリー」第2位「アジェンダ」
立教大学の授業科目「eビジネス&マーケティング」(担当:大嶋淳俊 先生)を受講した学生と総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は、今回2016年7月29日(金)~2016年8月1日(月)の3日間、全国の20代~50代の自分または周りが「カタカナ語」を使う社会人1000人を対象に「カタカナ語」をテーマにしたインターネットリサーチを共同で実施いたしました。なお、このテーマは、講義内容との関連で学生が関心を持ったテーマについて募集を行ない、選定したものです。
<調査背景>
グローバリゼーションやマニフェストなどの様々なカタカナ言葉が行き交う現代社会。そんな社会で生きていく中で、「その言葉をなぜ日本語で言わないのか?」と思わせるカタカナ言葉も確かに存在している、というのが問題意識です。ただ、「カタカナ語」なしの説明は非常に困難というのも事実です。そこで職場においてよく使われる「カタカナ語」の良い面、悪い面を明らかにし、それとどううまく付き合っていくかを人々に伝えたいと考えました。この調査では日本の社会人に焦点を当て、「カタカナ語」の話し手と聞き手両方の視点から、それぞれが「カタカナ語」をどう捉えているかを中心に質問項目を作成しました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。
<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングの運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20代~50代の自分または周りが「カタカナ語」を使う社会人を対象に実施
有効回答数:1000名(20代~50代の男女:各125名)
調査実施日:2016年7月29日(金)~2016年8月1日(月)
調査立案者:立教大学経営学部国際経営学科3年次1名
「カタカナ語に関する調査」学生からの感想
職場における「カタカナ語」の現状の立ち位置は、「きちんと意味を説明してほしい」と思っている聞き手側と、「みんな使っている(と思う)言葉だからわざわざ意味を説明したくない」と思っている話し手側の間で板挟みになっていると言えるでしょう。「カタカナ語」には「一言で日本語訳にできるもの」と「日本語訳するのにある程度の説明を要するもの」の2種類があります。
前者に関しては話し手側が最初から日本語で言うことで聞き手側の不満を回避することが可能です。後者に関しては、もし聞き手側が言葉の意味を全くイメージできなければ臆せず聞きましょう。
恥ずかしがることはありません。聞き手側も話し手側も、職場でよく使われる「カタカナ語」の意味を知っているのは、大抵の場合3割切っているということを念頭に置くべきです。
また、「カタカナ語」を「意識高い系」や「仕事のできる男」と結びつける風潮がありますが、職場ではあくまで「適切な日本語訳がない」から、その「カタカナ語」が広く使われるだけであって、使うこと自体にかっこよさを感じる人は年齢が上がるにつれて減る傾向にあります。もし上司や仕事仲間に「できる男」だと見られたくても、「カタカナ語」の使用は無効だと留意しておきましょう。あくまでも「仕事のために必要な言葉」と受け止めるべきです。
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ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/
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