全国混雑エリア40地点のネットワーク調査において下り中央値でソフトバンク優勢。
~最大値ではau優勢、最小値はソフトバンク優勢~
総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2016年10月1日(土)~10月18日(火)の18日間、主要混雑エリア40地点にて「主要3キャリア別iPhone 7の同時接続通信速度調査」を実施いたしました。
<調査概要>
調査の方法:「RBB SPEED TEST」アプリケーション使用、Wi-Fi接続/BluetoothはOFFにし、15台同時に計測を実施
測定値:札幌市、仙台市、東京都23区、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、広島市、福岡市の9都市の混雑エリア計40地点
調査実施日:2016年10月1日(土)~10月18日(火)
※本調査は総務省「移動系通信事業者が提供するインターネット接続サービスの実効速度計測手法及び利用者への情報提供手法等に関するガイドライン」に沿っていない独自の調査である。
「主要3キャリア別 iPhone 7の同時接続通信速度調査」主な質問と回答
◆乗降客数上位駅、中央値、最小値は下り上り共にソフトバンク優勢。最大値は下りがau、上りはソフトバンクが優勢という結果に。
◆観光地・繁華街では、中央値、最小値は下り上り共にソフトバンク優勢。最大値は下りがdocomo、上りはソフトバンクが優勢となった。
◆すべての地点を総合すると、中央値、最小値は下り上り共にソフトバンク優勢。最大値は下りがdocomo、上りはソフトバンクが優勢となった。
調査データのダウンロードはこちら
乗降客数上位駅、中央値、最小値は下り上り共にソフトバンク優勢
最大値は下りがau、上りはソフトバンクが優勢という結果に。
全国の主な混雑エリアで15台同時に速度を測定し、総務省実効速度調査のガイドラインでも使用されている集計手法の「箱ひげ図」を使用し中央値を比較しました。その結果、乗降客数上位駅では下りの中央値はソフトバンク9.28Mbps、上りもソフトバンクが6.56Mbpsで優勢となりました。最小値は下り上り共にソフトバンク、最大値は、下りはauが146.83Mbps、上りはソフトバンクが23.42Mbpsで優勢となりました。中央値の優勢地点数を見てみると、下り上り共にソフトバンクが優勢となっています。
※測定地:渋谷駅、新宿駅、高田馬場駅、池袋駅、北千住駅、品川駅、東京駅、横浜駅、新大阪駅、名古屋駅にて各社のiPhone 7の設定を、Wi-Fi接続/BluetoothはOFFにし「RBB SPEED TEST」アプリケーションを使用して各キャリア15台を同時に1回計測。
待ち合わせスポットでは、中央値は下り上り共にソフトバンク優勢
最小値は下りdocomo、上りソフトバンク、最大値は下りがau、上りはソフトバンクが優勢。
主要な待ち合わせスポットでの、下りの中央値はソフトバンクが優勢となり10.72Mbpsとなりました。上りもソフトバンクが6.68Mbpsで優勢となっています。最小値は下りがdocomoの2.13Mbps、上りはソフトバンクの0.78Mbpsが優勢となりました。また、最大値は下りがauの96.01Mbps、上りはソフトバンクが28.58Mbpsが優勢となっています。中央値の優勢地点数を見てみると、下りはauとソフトバンクが4地点、上りはソフトバンクが9地点で優勢となりました。
※測定地:渋谷マークシティ、渋谷ハチ公前、竹下通り入り口、アトレ恵比寿、新宿アルタ前、池袋マルイ、丸の内オアゾ前、六本木アマンド前、東京ドーム、Apple Store銀座店にて各社のiPhone 7の設定を、Wi-Fi接続/BluetoothはOFFにし、「RBB SPEED TEST」アプリケーションを使用して各キャリア15台を同時に1回計測。
観光地・繁華街では、中央値、最小値は下り上り共にソフトバンク優勢
最大値は下りがdocomo、上りはソフトバンクが優勢となった。
主要な観光地・繁華街での中央値は、下り上り共にソフトバンクが優勢となっています。最小値も下り上り共にソフトバンクが優勢となりました。また、最大値は下りがdocomoの108.91Mbps、上りはソフトバンクが28.30Mbpsが優勢となっています。中央値の優勢地点数を見てみると、下り上り共にソフトバンクが優勢となりました。
※測定地:渋谷センター街通り、渋谷ヒカリエ、歌舞伎町、新宿-大久保間通り、池袋西武百貨店前、仲見世通り、アメ横、アキバ・トリム、札幌駅前、すすきの、大阪グリコ看板前、サンシャインサカエ、京都駅前、京都四条大橋、博多駅前、キャナルシティ博多、広島駅前、広島八丁堀、仙台駅、仙台市国分町にて各社のiPhone 7の設定を、Wi-Fi接続/BluetoothはOFFにし、「RBB SPEED TEST」アプリケーションを使用して各キャリア15台を同時に1回計測。
すべての地点を総合すると、中央値、最小値は下り上り共にソフトバンク優勢
最大値は下りがau、上りはソフトバンクが優勢となった。
総合での中央値は、下り上り共にソフトバンクが優勢、最小値も下り上り共にソフトバンクが優勢となりました。また、最大値は下りがauの146.83Mbps、上りはソフトバンクが28.58Mbpsが優勢となっています。中央値の優勢地点数を見てみると、下り上り共にソフトバンクが優勢となりました。ひとりひとりに専用の電波を割り当てる「Massive MIMO」が9月16日からソフトバンクで開始されました。その影響か、多くの混雑エリアで優勢となっています。
【集計表示手法】
「箱ひげ図」は、ばらつきのあるデータを分かりやすく表現するための統計学的グラフであり、重要な5種の要約統計量である、最小値、第1四分位数、中央値、第3四分位数及び最大値とともに、下図のように表示される。今般の計測手法では、計測された全国の全データの第1四分位数(小さい方から1/4の値)に当たる速度(Mbps単位)から、第3四分位数(大きい方から1/4の値)に当たる速度(Mbps 単位)を、実効速度の一定幅(中央値に近い半数)を持った値として表示する。
乗降客数上位駅一覧
待ち合わせスポット一覧
観光地・繁華街一覧
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
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