調査の主要ファインディング(要点まとめ)
・昨夏のオフィスについて、63.8%が暑いと感じていた
・社員から暑さに関する意見や要望があった企業は61.1%
・業務効率が下がったと感じた企業は37.0%
・何らかの暑さ対策を実施した企業は86.2%
・対策実施企業の70.7%が効果を実感している
・空調管理の課題は、「暑い人と寒い人の両方がおり調整が難しい」が最多
<調査概要>
調査の対象:全国20歳以上の男女かつお勤め先のオフィスの衛生管理や空調管理に関する業務に関わっている方
有効回答数:400人
調査方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査実施日:2026年4月17日(金)~2026年4月20日(月)
調査実施機関:株式会社ネオマーケティング(東証スタンダード上場)
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非常に暑いと感じていたと思う |
25.8% |
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やや暑いと感じていたと思う |
38.0% |
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どちらともいえない |
21.8% |
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やや快適だと感じていたと思う |
11.5% |
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非常に快適だと感じていたと思う |
3.0% |
昨夏のオフィス環境について、社員がどのように感じていたと思うかを、管理担当者に尋ねたところ、「非常に暑い(25.8%)」と「やや暑い(38.0%)」を合わせて63.8%が「社員が暑さを感じていたと思う」と回答しました。
一方で、「快適」と感じていた層は計14.5%にとどまっており、多くのオフィスで空調設備だけでは十分な快適性を確保できていない現状が浮き彫りとなりました。
オフィスの暑さに関して社員から何らかの意見や要望があった企業は計61.1%にのぼります。
内訳は「具体的な内容まで把握している」が37.3%、「内容は把握していないが要望はあった」が23.8%でした。暑さに関する声は多くの企業で可視化されており、単なる不満を超えて管理部門が対応すべき課題として認識されています。
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あった(具体的な内容も把握している) |
37.3% |
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あった(具体的な内容は把握していない) |
23.8% |
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特になかった |
35.5% |
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わからない |
3.5% |
社員からの要望に関する自由回答では、単純に「設定温度を下げてほしい」「もっと涼しくしてほしい」といった冷却ニーズが過半数を占める一方で、窓際や出入口付近など、席によって体感が異なる環境への不満や、設備の老朽化・性能不足を指摘する声も多く寄せられました。暑さへの不満は、一律の空調設定だけでは解決しきれない場所ごとの環境ムラや、設備そのものの限界を背景に発生していることがうかがえます。
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非常に効率が下がった(大きな影響があった)と思う |
10.0% |
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やや効率が下がった(影響があった)と思う |
27.0% |
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どちらともいえない |
44.8% |
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あまり効率は下がらなかった(影響はなかった)と思う |
12.5% |
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まったく効率は下がらなかった(影響はなかった)と思う |
5.8% |
「非常に効率が下がった(10.0%)」と「やや効率が下がった(27.0%)」を合わせて37.0%がマイナスの影響を感じています。
一方で、「どちらともいえない」が44.8%を占めており、暑さと業務効率の因果関係を明確に捉えられていないケースが多いことがうかがえます。
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空調(エアコン)の設定温度の調整(例:従来より下げる、柔軟に運用する) |
40.5% |
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サーキュレーターや扇風機の設置・増設 |
31.5% |
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社員への体調管理の注意喚起 |
28.8% |
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服装のルール緩和(クールビズの徹底、よりラフな服装の許可) |
25.8% |
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空調設備の清掃・点検・メンテナンスの強化 |
23.0% |
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暑い時間帯の休憩取得の推奨 |
22.0% |
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休憩室への飲料(水、お茶など)や冷菓の設置 |
21.8% |
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窓への遮熱フィルムやブラインド、すだれの設置 |
17.3% |
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スポットクーラーや冷風機の導入 |
16.5% |
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空調設備の入れ替え・増設 |
16.3% |
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特に実施したことはない |
13.8% |
昨夏に実施した暑さ対策について(複数回答)、最も多かったのは「空調の設定温度の調整(40.5%)」でした。次いで「サーキュレーターや扇風機の設置・増設(31.5%)」や「社員への体調管理の注意喚起(28.8%)」、「服装のルール緩和(25.8%)」などが続きます。
何らかの対策を実施した企業は86.2%に達しており、多くの企業で設備・環境・運用の面から対策が講じられています。
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非常に効果があった |
14.2% |
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それなりに効果があった |
56.5% |
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どちらともいえない |
22.0% |
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あまり効果はなかった |
5.8% |
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まったく効果はなかった |
1.4% |
実施した暑さ対策の効果について、対策実施者のうち「非常に効果があった(14.2%)」と「それなりに効果があった(56.5%)」を合わせると、計70.7%が一定の効果を感じていると回答しました。一方で、「あまり効果がなかった」「まったく効果がなかった」と回答した層も計7.2%存在し、対策の選択や組み合わせに改善の余地があることが示唆されます。
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暑いと感じる人と寒いと感じる人の両方がおり、調整が難しい |
29.8% |
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省エネや電気代高騰への配慮と、快適性の両立が難しい |
25.0% |
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空調設備の老朽化 |
23.0% |
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空調設備の性能不足(効きが悪いエリアがある) |
19.8% |
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フロアやエリアが広すぎ(または特殊)で、均一な温度管理が難しい |
19.8% |
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管理業務(点検、清掃、調整)の人的リソース不足 |
18.3% |
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社員からの要望やクレームへの対応 |
16.3% |
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新型コロナ対策としての換気と、冷房効率の両立が難しい |
14.0% |
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特に課題や悩みはない |
19.5% |
空調管理における課題(複数回答)として最も多かったのは、「暑いと感じる人と寒いと感じる人の両方がおり、調整が難しい(29.8%)」でした。次いで「省エネや電気代高騰への配慮と快適性の両立(25.0%)」、「空調設備の老朽化(23.0%)」などが上位を占めています。個々人の体感差やコスト、設備の性能といった複合的な要因が、管理部門の運用を難しくしている実態が浮かび上がりました。
今回の調査で、63.8%の社員が昨夏のオフィスに暑さを感じていた一方で、対策実施企業は86.2%に達しました。多くの企業が改善に取り組む一方、現場からは設定温度の引き下げだけでは解決できない「席ごとの体感差」や「設備老朽化」といった根深い課題が浮き彫りとなっています。
オフィスの暑さ対策は、もはや一時的な対応ではありません。今後は設備の点検・更新といった物理的な改善に加え、空気循環の工夫や柔軟な働き方の導入など、多角的な運用が不可欠です。暑さ対策を「通常業務を維持するための重要な管理実務」として位置づけ、継続的に取り組む姿勢が、職場環境の向上と生産性の維持につながります。
近年、夏季の気温上昇や猛暑日が増加する中で、オフィスにおける快適な就業環境の維持が課題となっています。
特に、空調や衛生環境の管理を担当する部署では、社員の健康や業務効率を維持するための暑さ対策が求められています。
本調査では、企業オフィスでの暑さ対策の実態や効果、社員の反応、今後の課題などを把握することを目的としました。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://corp.neo-m.jp/service/research/quantitation/netresearch-domestic/
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
引用元:https://corp.neo-m.jp/report/investigation/work_027_office-heat-survey
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