説明変数以外の条件がすべて実験群と等しいグループ。実験法による調査の結果は、さまざまな外部要因の影響を受ける可能性がある。そのため、対照群は実験法において外部要因の影響を排除するために用いられる。例えば、ある製品の値引きが売上に及ぼす効果を測定するために、実験群として店舗Aを設定した場合、対照群となる店舗Bとして、同地域で同程度の店舗面積、売上高、価格帯の店舗を設定する。店舗Bでは通常価格による売上を測定し、値引きをした店舗Aにおける売上と比較する。