新型コロナウイルスの影響で約40%がリモートワーク初導入!
総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2020年6月8日(月)~2020年6月10日(水)の3日間、20~59歳の男女1000人を対象に「リモートワーク」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。
<調査背景>
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、4月7日~5月25日の期間には全国で緊急事態宣言が出され、外出自粛が呼びかけられました。満員電車を避けるため時差出勤をしたり、リモートワークによってオフィス内の人数を減らしたり、オンラインでの商談が多くなったりと、皆さんの働き方も以前と比べ、大きく変わったことと思います。そこで今回は、全国の20~59歳の男女に対し「リモートワーク」に関する調査を行ない、リモートワークを経験した上で感じたことや今後の働き方の意向について聴取しました。ぜひ報道の一資料としてご活用ください。
<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」の
システムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20~59歳の男女を対象に実施
有効回答数:1000名
調査実施日:2020年6月8日(月)~2020年6月10日(水)
「リモートワークに関する調査」主な質問と回答
◆リモートワークの導入実態は?:5割以上が「導入している」と回答!
リモートワーク制度の導入実態について聞いたところ、「今回初めて導入された」または「以前から導入されていた」と回答したのは57.7%であり、afterコロナの働き方として、リモートワークが今後も活用されることが期待できるだろう。
◆リモートワークの今後の意向は?:9割以上は「今後も活用したい」と回答!
リモートワークの今後の意向について聞いたところ、「リモートワークをしたい」または「今回のような非常時にはリモートワークをしたい」と回答したのは91.2%であり、新型コロナウイルスが終息した後もリモートワークを活用した多様な働き方が主流となりそうだ。
リモートワークの導入実態についてお聞きしました。「今回初めて導入された」が39.9%、「以前から導入されていた」が17.8%、「導入されなかった」が42.3%でした。
以前からリモートワークが導入されていた方は20%に満たないですが、新型コロナウイルスの影響で40%近くの方が導入されたと回答し、新型コロナウイルス終息後も、リモートワークをする方は以前より増える可能性が考えられます。
続いて4月から5月にかけてリモートワークを実施した平均日数についてお聞きしたところ、最も多かったのが「1週間のうち5日程度」で39.8%、次いで「1週間のうち3日程度」で18.0%、さらに「1週間のうち4日程度」で16.7%でした。
1週間のうち4日以上のリモートワークを実施した方は56.5%と半数を超え、1週間のうち1日以上リモートワークを実施した方は95.1%と、大半を占めました。リモートワークを実施できる環境下の方は、積極的にリモートワークを実施していたことがうかがえます。
リモートワークを行ってみて感じたメリットについてお聞きしました。最も多かったのは「通勤のストレスがない」で69.5%、次いで「感染リスクを防げる」で61.4%、さらに「以前より家事をするようになった」で34.9%という結果となりました。
新型コロナウイルスの感染リスクを防ぐために増加したリモートワークでしたが、「感染リスクを防げる」を抑え、満員電車等での「通勤のストレスがない」のが最も大きなメリットだったようです。また、「無駄な飲み会や付き合いが減った」(27.5%)等によって、「無駄な出費を抑えることができた」(34.7%)「職場での人間関係が楽になった」(20.6%)と感じるようになったのかもしれません。また、「雑談や不要な打ち合わせがなくなった」(32.2%)等の影響で、「仕事に集中できる」(22.8%)や「仕事量が減った」(18.2%)と感じるようになったと考えられます。
一方、リモートワークを行ってみて感じたデメリットについてお聞きしました。最も多かったのが「家から出ないためストレスがたまる」で30.6%、次いで「社内コミュニケーションがとりづらい」で30.0%、「気軽な相談や雑談ができない」で26.2%という結果となりました。
前問で記載したように、メリットとして通勤のストレスが減ったと回答した方が多かった一方、外出自粛によるストレスは溜まりやすかったようです。また、対面でのコミュニケーションがとれないため、「社内コミュニケーションがとりづらい」や「気軽な相談や雑談ができない」「職場での人間関係が希薄になる」(18.0%)と考える方も多かったようです。
リモートワークによる仕事に関するストレスについてお聞きしたところ、「減った」「やや減った」と回答した方が最も多かったのは「20代」で52.7%、次いで「30代」で45.0%、「40代」で42.8%、さらに「50代」で35.2%でした。
年代が下がるにつれて、リモートワークによってストレスが減ったと感じていました。20代では半数を超えた方が、ストレスが減ったと感じていて、20代と50代の差は17.5ポイントもあります。ストレスの感じ方には世代間で大きな差があるようです。がある「推し活」(n=1,173)
自身がおこなっている活動を、「推し活」だと認識したきっかけをお聞きしました。
リモートワークによる仕事の成果についてお聞きしました。「あまり成果が出なくなった」「成果が出なくなった」と回答した方が31.3%、「成果が出るようになった」「やや成果が出るようになった」と回答した方は25.6%と、成果が出なくなったと感じる方のほうがやや多い結果でした。
「成果が出るようになった」「やや成果が出るようになった」と回答した方が最も多かったのは「40代」で30.0%、次いで「20代」で29.0%、「30代」で28.7%、さらに「50代」で14.8%という結果となりました。成果が出るようになったと感じる方は20代~40代は30%程度なのに対し、50代では15%にも満たず、「50代」の「変化はない」と回答した方は53.6%と半数を超えています。50代の方は他年代と比べて、リモートワークという働き方でも新型コロナウイルスの感染拡大以前とほぼ変わらない成果を出せている方が多いようです。
今後のリモートワークの意向についてお聞きしました。「リモートワークをしたい」と回答した方は57.1%、次いで「今回のような非常時にはリモートワークをしたい」と回答した方は34.1%、さらに「リモートワークをしたいとは思わない」と回答した方は8.8%という結果となりました。
前問でリモートワークでの仕事の成果については成果が出なくなったと感じる方が約30%程度いたにも関わらず、リモートワークをしたいと思う方が半数を超える結果となりました。今後の働き方としてリモートワークが定着するかどうか、企業が導入を検討するかどうかは、従業員が成果をしっかりと出し続けられるかにかかっているかもしれません。
会社のオフィスが必要と思うかについてお聞きしました。「必要だと思う」が36.5%、「どちらかといえば必要だと思う」が44.0%、「どちらかといえば必要ではないと思う」が13.8%、さらに「必要ではないと思う」が5.7%という結果となりました。前問でリモートワークをしたいと回答する方が半数を超えていたにもかかわらず、オフィスを「必要だと思う」「どちらかといえば必要だと思う」方は、80.5%と、多数を占めました。リモートワークの経験から、完全リモートワークは難しく、コミュニケーションや業務の関係から、出社したほうが良いこともあると考えられます。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
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