市場調査レポート

おふくろの味に男女に違い!学生時代の食に関する調査データをご紹介

作成者: 株式会社ネオマーケティング|2015/03/17 11:43:00

おふくろの味は男女で違う!
男性「味噌汁」「カレー」女性「煮物」で差異
学生時代に通った飲食店 男性「定食・食堂」女性「ファーストフード」

立教大学経営学部の秋学期科目「eビジネス&マーケティング」(担当:大嶋淳俊先生)を受講した学生と総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は、「学生時代の食に関する調査」をテーマとした共同調査を実施しました。今回、2015 年 2 月 16 日(月)~2015年 2 月 17 日(火)の 2 日間、20 歳以上の全国の短期大学・大学・大学院を卒業した男女 1000 人を対象にインターネットリサーチを実施いたしました。

 

<調査背景>
大学に通う為にひとり暮らしを始め、自炊を始める方も増えるこの季節。実家暮らしの方とそれ以外の方では食生活に差があるのでしょうか。そこで、大学(短期大学または4年制大学または大学院)を卒業した20歳以上の男女1000名に対して「学生時代の食に関する調査」に関する調査を行ないました。
報道の一資料として、ぜひご活用ください。

<調査概要>

調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用した WEB アンケート方式で実施

調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、短期大学・大学・大学院を卒業した 20 歳以上の男女を対象に実施

有効回答数:1000 人(実家暮らし、実家暮らし以外:各 500 名)

調査実施日:2015 年 2 月 16 日(月)~2015 年 2 月 17 日(火)

調査立案者:立教大学経営学部経営学科 3 年次 1 名

「学生時代の食に関する調査」学生からの感想

大学生はアルコールが飲めるようになったり、自分で使えるお金が増えたり、一人暮らしを始めたりと食習慣が大きく変わる時期でしょう。このアンケートでは、学生時代の食事選びや年代別の食習慣が読み取れます。男性は少し大人で男らしい定食屋を選ぶようになり、女性はカフェや喫茶店、パスタ屋などお洒落なお店を選ぶようになる。年齢と共にお店選びにも変化を及ぼしていることを表しているのではないでしょうか。
そして他の結果を見ても、やはり食は男女差や年代差が大きく影響する分野なんだ、と改めて気づかされました。また私が一番興味深い結果が得られたのは、Q8 の大人の味についての質問です。年代によって口の趣味が変わっていくかのような結果が得られ面白かったです。ちなみに私もコーヒーは大人の味だと感じています。
この調査は食という身近なものを扱っていて、食品メーカーや小売店など色々な所で利用できるのではないかと期待しています。学食のメニューが変わったり、おふくろの味を再現した惣菜ができたりと色々なところで活用していただけたら幸いです。
最後に、今回このアンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。おかげさまで大変貴重な調査結果が得られました。そしてアンケートを作っていただいたネオマーケティング様や、このような機会を設けて下さった大嶋先生にも感謝いたします。

 

 

調査データのダウンロードはこちら

Q1. あなたが学生時代によく通った飲食店のジャンルをお選びください。(複数回答)【n=1000】


学生時代によく通った飲食店のジャンルをお聞きしたところ、全体で最も多い回答は「定食・食堂」となり40.3%となりました。男女で比較をすると、男性で最も多い回答は「定食・食堂」56.6%となりましたが、女性は、「ファーストフード」40.6%となりました。男性は「定食・食堂」の他に、「ラーメン」、「そば・うどん」に多く票が集まる一方、女性は「ファーストフード」の他に「カフェ・喫茶店」、「パスタ・ピザ」に多く票が集まっています。

【学生コメント】
結果を見ると、男性は『定食・食堂』や『ラーメン』など、一人で黙々と食べるようなお店を選んでいるように思えます。それに対し女性は『カフェ・喫茶店』や『ファーストフード』など、ゆっくりと過ごすお店を挙げていて、こうした飲食店の利用目的の差が影響していると考えられます

 

Q2. あなたが学生時代によく食べた料理をお答えください。(自由回答)【n=1000】

・サバ缶、それもへこみ缶をまとめ買いしました。一番簡単なのは、葉物野菜、豆腐と煮込むこと。味付けのサバ缶の場合、調味料がいりません。(54歳女性)
・お金が無いときは、かっぱえびせんと水でおなかを無理やり膨らませていた。(60歳女性)
・カレーライス。簡単に作れるから。(69歳女性)
・キャベツを茹で、マヨネーズをかけたサラダ。 パスタに卵と粉チーズで作る、カルボナーラ風。
(41歳女性)
・じゃがいも料理。肉じゃがや、ツナじゃが(肉じゃがの代わりにツナを使用したもの。味付けは醤油)、じゃがいもを細く切ってバターやマヨネーズで炒めたもの。(32歳女性)
・とにかくカップラーメンが好きでよく食べていた。(28歳男性)


学生時代によく食べたものをお聞きしたところ、様々な創作料理があげられました。お金がない中、料理を楽しんでいるようです。

【学生コメント】
非常にユニークな料理が挙げられました。缶詰やカップラーメンなど、学生は料理に手軽さや安さを追い求めていることがわかる結果となりました。



Q3. あなたの学生時代の学食の利用頻度をお答えください。(単数回答)【n=1000】



 


学食の利用頻度をお聞きしたところ、「週に2~3日」と回答した方が最も多く、全体で27.8%となりました。実家暮らしの方とそれ以外の方を比較しても多きな差はなく、多くの方が学食を利用していたことがわかります。

【学生コメント】
調査結果を見ると9割以上の人が学食を使ったことがあるとわかりますし、大学にとって学食は魅力の一つと言えるかもしれません。そして「週に2~3日」というのは学校にいる日の半分は学食を利用していたことにもなりますし、学食の需要はかなり高いと言えるのではないでしょうか。


Q4. あなたが学生時代に好きだった学食メニューをお答えください。(自由回答)【n=1000】


 

・日替わり定食。(28歳男性)
・ラーメン。(33歳女性)
・食物栄養コースが授業の一環でつくる格安定食。(40歳女性)
・牡蠣フライ定食。(61歳男性)
・モスバーガー。(36歳女性)
・パスタ専門の学食があったので、毎回いろんなパスタを食べていた。(31歳女性)
・パイショップの、レモンクリームパイ。本当に美味しかった!(40歳女性)
・とりライスという唐揚げとサラダとご飯がついたメニューが好きで安くてよく食べていました。(43歳男性)


うどんやラーメン、日替わり定食などの定番から、パスタ専門店やパイショップなど珍しい学食やとりライスなど変わったメニューもあげられました。

【学生コメント】
この調査結果は大学によって大きく差が出たのではないでしょうか。定番の日替わり定食から、レモンクリームパイのようなお洒落なものまで、学食の幅の広さに驚きました。


 

 

■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/

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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/

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