目薬のブランド、第一想起は「ロート製薬」
生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、ブランド・カテゴライゼーションに基づき、生活者が無意識に「想起集合(Evoked Set)」に注目し、Evoked Set共同研究プロジェクトを行なっております。今回は「目薬」をテーマにしたエボークトセット調査を実施いたしました。
<調査背景>
生活者は様々なブランドを知らず知らずのうちに分類し、頭の中で類型化しています。マーケティングでは、それをブランド・カテゴライゼーションという枠組みで整理しています。ネオマーケティングは、その分類の1つである「想起集合(Evoked Set)」に注目し、様々なジャンルでブランド・カテゴライゼーションに基づくブランド調査を「エボークトセット調査」というスキームで実施しています。今回は目薬のブランドについて、エボークトセット調査を実施しました。
<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式でエボークトセット調査を実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、目薬を自分で購入して、使用することがある人
有効回答数:1000名
調査実施日:2021年4月19日(月)~2021年4月20日(火)
回収構成:事前調査で目薬を自分で購入して、使用することがある人の中での性年代ごとの回答割合を加味した上で回収割付
■ランキング
■ブランドファネル
■散布図
「目薬」の想起集合(購入時に思い浮かべるブランド)を見ると、「ロート製薬」が圧倒的にTOPという結果になりました。散布図の想起率をみると他製品との差が明確です。
一方、「サンテ」「参天製薬」において、想起率は平均値を超えているものの、推奨率は平均以下となりました。
目薬の第一想起したブランドについて想起した理由を取得し、ユーザーローカルのテキストマイニングツールで分析したスコア順の結果を表示しています。
※ユーザーローカル テキストマイニングツール( https://textmining.userlocal.jp/ )による分析
「ロート製薬」の想起理由(n=368)
「サンテ」の想起理由(n=127)
「参天製薬」の想起理由(n=51)
3ブランドとも「使い慣れる」が最も多くみられました。前回の「柔軟剤」を扱った調査でも同様の結果であり、日常的に使用される/関わるアイテムによくみられる傾向と考えられます。
また「サンテ」「参天製薬」では「選びやすい」というワードも出現しており、バリエーションについてなのか、商品名と効用がマッチングしているのかなど詳細を把握することで、さらなる需要拡大につながるかもしれません。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
エボークトセット調査:https://neo-m.jp/research-service/evoked_survey/
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/
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