市場調査レポート

女性の2人に1人がメンタルヘルス不調!withコロナ時代の健康管理に関する調査

作成者: 株式会社ネオマーケティング|2020/11/12 10:55:00

メンタルヘルスの不調を46.4%が感じていると回答!
特に女性は52.8%と半数越え。メンタルヘルスに不調を感じる人の約3人に1人がヨーグルトを食べる頻度を増やしたいと回答。
withコロナ時代のメンタルヘルスには腸内環境がカギ!?

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2020年10月15(木)~2020年10月19日(月)の5日間、20歳以上の男女1000人を対象に「withコロナ時代の健康管理」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。

 

<調査背景>

新型コロナウイルスが流行し、早半年が経過しました。“自粛疲れ”などのワードを耳にする方も多いのではないでしょうか。運動ができない、ストレスが発散できないという自粛生活、withコロナの環境でどのような体調管理・健康管理を行なっているのか、調査を行ないました。是非報道の一資料としてご活用ください。


<調査概要>

調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施

調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳以上の男女を対象に実施

有効回答数:1000名

調査実施日:2020年10月15日(木)~2020年10月19日(月)

 

「withコロナ時代の健康管理に関する調査」主な質問と回答

◆体調・健康管理の不満や不安は?:「ストレス発散ができない」が3割以上!
「ストレス発散ができない」が32.2%で第1位に。「体調・健康管理のために行なっているものの効果があるかわからない」、「体調・健康管理のために行なっているものが自身に合っているのかわからない」など、体調・健康管理を行なっているものの不満・不安を感じている方も多いようです。

 

◆新型コロナウイルスが流行してから腸内環境に関する意識はどのように変化した?:意識が高まったのは23.8%に留まる
55.6%が腸内環境を意識しているものの、新型コロナウイルス流行後に意識が高まったのは23.8%に留まりました。腸内環境とメンタルヘルスの関係はまだまだ知られていないのかもしれません。

 

◆今後、ヨーグルトを食べる頻度を増やしたいシーンは?:おやつや朝食が人気!
最も多い回答は、「健康的なおやつとして」となり62.2%が回答。次いで、「健康的な朝食を摂りたいとき」が50.2%と半数を超える結果となっています。

 

 

 

 

調査データのダウンロードはこちら

Q1.あなたは、現在のご自身の体調・健康管理に関して自信がありますか。(単数回答)【n=1000】



体調・健康管理について自信があるかをお聞きしたところ、計55.3%が「自信がない」と回答しました。男性は計54.8%、女性は計55.8%と性別で大きな差はなく、半数程度が体調・健康管理に自信がないことがわかりました。


Q2.あなたは、新型コロナウイルス流行後にメンタルヘルスの不調を感じていますか。(単数回答)【n=1000】



ストレスが発散できない影響か、新型コロナウイルス流行後にメンタルヘルスの不調を感じている方も多いようです。新型コロナウイルス流行後にメンタルヘルスの不調を感じていますか、という質問では、男性は計40.0%、女性は計52.8%と半数以上、全体では計46.4%がメンタルヘルスの不調を感じていることが明らかになりました。


Q3.あなたが新型コロナウイルス流行後に感じたことのあるものをお答えください。(複数回答)【n=1000】



新型コロナウイルス流行後に感じたことのあるものでは「やる気が出ない」29.4%、「不安で気持ちが落ち着かない」23.9%、「落ち込みやすい」20.8%という症状を感じている方が多いようです。また、性別で比較をすると、どの項目も女性が多く回答しています。新型コロナウイルスの流行により、女性は様々な不調を感じているようです。


Q4.あなたがメンタルヘルスの不調を感じるときをお答えください。(複数回答)【n=1000】



次いで、メンタルヘルスの不調を感じるタイミングをお聞きしました。最も多い回答は「朝起きて」34.5%、第2位は「寝る前」33.0%、第3位は「一日中」23.1%という結果となりました。性別で比較をすると、男性は女性と比較し「仕事中」、「通勤中」に、女性は男性と比較し「朝起きて」、「家に帰ってきてから」に不調を感じていると回答した方が多い結果となっています。


Q5.あなたは腸内環境を意識していますか。(単数回答)【n=1000】



Q1.Q2.では半数以上が体調・健康管理に自信がないこと、46.4%がメンタルヘルスの不調を感じていることが明らかになりました。腸は「第二の脳」とも呼ばれ、ストレスに対して効能のある神経伝達物質「セロトニン」の8割を造っています。メンタルヘルスに大きく関わる腸内環境。そこで、腸内環境を意識しているかをお聞きしました。
腸内環境を意識していると回答した方は、計55.6%。半数以上が腸内環境を「意識している」ことがわかりました。性別で比較をすると男性は47.2%、女性は64.0%と女性の6割以上が腸内環境を意識していることがわかります。


Q6.あなたは、新型コロナウイルスが流行してからヨーグルトを食べる頻度は増えましたか。
(単数回答)【n=1000】



腸内環境を良くするには、規則正しい生活や運動と共に、ヨーグルトなどを食べ、善玉菌を増やすことが有効です。新型コロナウイルスが流行してからのヨーグルトを食べる頻度についてお聞きしたところ、頻度が増えたと回答した方は、男性は計14.2%、女性は計17.6%と、全体で計15.9%に留まる結果となりました。


Q7.あなたは、新型コロナウイルスが流行してから腸内環境に関する意識はどのように変化しましたか。(単数回答)【n=1000】



新型コロナウイルスが流行してから腸内環境に関する意識はどのように変化したかをお聞きしたところ、計23.8%が「腸内環境を意識するようになった」と回答しています。特に女性は計29.0%と約3人に1人に迫る程の割合の方が腸内環境を意識するようになったと答えました。しかし、全体でみると「意識に変化はない」66.9%、「意識しなくなった」計9.3%となっています。前問のヨーグルトを食べる頻度の低さからもわかるように、腸内環境とメンタルヘルスの関係はまだまだ知られていないのかもしれません。


Q8.あなたは、今後ヨーグルトを食べる頻度を増やしたいと思いますか。(単数回答)【n=1000】



今後、ヨーグルトを食べる頻度を増やしたいかとお聞きしたところ、全体では計23.3%が「増やしたい」と回答しました。しかし、メンタルヘルスの不調の有無で比較をすると、メンタルヘルスに不調がある方は計30.8%が「増やしたい」と回答し、メンタルヘルスに不調がない方は計16.8%に留まる結果となっています。


Q9.あなたが、今後、ヨーグルトを食べる頻度を増やしたいシーンをお答えください(複数回答)【n=1000】



今後ヨーグルトを食べる頻度を増やしたいシーンをお聞きしたところ、最も多い回答は、「健康的なおやつとして」となり62.2%が回答しました。お家時間が増えおやつを食べる頻度も増えたのかもしれません。次いで、「健康的な朝食を摂りたいとき」が50.2%と半数を超える結果となっています。
withコロナ時代の健康管理、特にメンタルヘルスの管理には、運動などのストレス発散が難しいと思われるため、ストレスをためないようにする工夫が必要となってきます。腸内環境とストレスに関する認知が広がれば、様々なシーンでヨーグルトを食べる機会も増えるのかもしれません。


Q10.あなたの体調・健康管理の不満や不安はありますか。(単数回答)【n=1000】



次いで、体調・健康管理の不満や不安があるかとお聞きしたところ、72.0%が「不満や不安がある」と回答しました。特に女性は77.0%と多くの方が不満や不安を感じているようです。このQ10.に限らず、今回の調査では体調・健康管理に関して自信がない方、メンタルヘルスに不調を感じる方が約半数(Q1.Q2.)という結果となり、コロナ禍での健康管理に対する不満・不安が明確になったのではないでしょうか。


Q11.あなたの体調・健康管理の不満や不安を具体的にお答えください。(複数回答)【n=720】



体調・健康管理の不満や不安があると回答した方に、具体的な不満や不安をお聞きしたところ、新型コロナウイルス流行による影響のためか、「ストレス発散ができない」というメンタルに関する回答が44.7%で1位となりました。腸内環境の意識で比較をすると、「体調・健康管理のために行なっているものの効果があるかわからない」、「体調・健康管理のために行なっているものが自身に合っているのかわからない」など、体調・健康管理を行なっているものの不安を感じている方は腸内環境を意識している方に多いことがわかりました。腸内環境を意識している人は、腸内環境に良いとされるヨーグルトを摂取してみる、すでに摂取している方はヨーグルトの種類を変えてみて自分の体調を確認できるサービスなどを使用してみる、ということも良いかもしれません。
腸内環境を意識していない方は、まずは腸内環境を意識したり、お金がかからないストレッチなど自宅でできる運動から始めてみたり、してみてはいかがでしょうか。

■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/

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