ソースのブランド、第一想起は「ブルドック」
生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、ブランド・カテゴライゼーションに基づき、生活者が無意識に「想起集合(Evoked Set)」に注目し、Evoked Set 共同研究プロジェクトを行なっております。今回は「ソース」をテーマにしたエボークトセット調査を実施いたしました。
<調査背景>
生活者は様々なブランドを知らず知らずのうちに分類し、頭の中で類型化しています。マーケティングでは、それをブランド・カテゴライゼーションという枠組みで整理しています。ネオマーケティングは、その分類の 1 つである「想起集合(Evoked Set)」に注目し、様々なジャンルでブランド・カテゴライゼーションに基づくブランド調査を「エボークトセット調査」というスキームで実施しています。今回はソースについて、エボークトセット調査を実施しました。
<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式でエボークトセット調査を実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、ソースを2週間に1回以上利用している人
有効回答数:1000名
調査実施日:2021年6月5日(土)~2021年6月6日(日)
回収構成 :事前調査でソースを2週間に1回以上利用している人の中で、性年代ごとの回答割合を加味した上で回収割付
■ランキング
青グラフ:それぞれのブランドにおける回答総数を表示。知名集合・想起集合・推奨集合、それぞれにおいて集計
黄グラフ:それぞれのブランドが第一想起された回答数を表示。知名集合・想起集合・推奨集合、それぞれにおいて集計
■ブランドファネル
■散布図
知名/想起/推奨集合のグラフにおいて「ブルドック」がトップという結果になりました。
また、想起/推奨集合の全体想起数における第1想起数の割合が8割以上と高水準です。
「コーミ」に注目すると、数値は低いものの、いずれの集合グラフも第1想起数が全体想起数に対して8割程度を占めています。散布図では、想起率は平均値以下ではあるものの、推奨率は「ブルドック」と同率程度となっています。
ソースの第一想起したブランドについて想起した理由を取得し、ユーザーローカルのテキストマイニングツールで分析したスコア順の結果を表示しています。
※ユーザーローカル テキストマイニングツール( https://textmining.userlocal.jp/ )による分析
「ブルドック」の想起理由(n=406)
「カゴメ」の想起理由(n=176)
「オタフク」の想起理由(n=126)
「ブルドック」「カゴメ」では「なじみ」「定番」「見かけやすい・とりやすい」といったワードが頻出しています。このことから、2ブランドともに生活者に認知されていることが分かります。
一方「オタフク」では「お好み焼き」というワードが出現しました。特定の分野・用途において一定の評価を得ており、「オタフク」ならではのカテゴリーエントリーポイントを獲得していることが伺えます。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
エボークトセット調査:https://neo-m.jp/research-service/evoked_survey/
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/
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