市場調査レポート

全国の20歳~79歳の男女1000人に聞いた「グミに関するエボークトセット調査」|市場調査レポート

作成者: 株式会社ネオマーケティング|2021/06/23 8:46:00

グミのブランド、第一想起は「果汁グミ」

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、ブランド・カテゴライゼーションに基づき、生活者が無意識に「想起集合(Evoked Set)」に注目し、Evoked Set 共同研究プロジェクトを行なっております。今回は「グミ」をテーマにしたエボークトセット調査を実施いたしました。

 

<調査背景>
生活者は様々なブランドを知らず知らずのうちに分類し、頭の中で類型化しています。マーケティングでは、それをブランド・カテゴライゼーションという枠組みで整理しています。ネオマーケティングは、その分類の 1 つである「想起集合(Evoked Set)」に注目し、様々なジャンルでブランド・カテゴライゼーションに基づくブランド調査を「エボークトセット調査」というスキームで実施しています。今回はグミについて、エボークトセット調査を実施しました。

<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式でエボークトセット調査を実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、グミを月に1回以上食べる人
有効回答数:1000名
調査実施日:2021年6月5日(土)~2021年6月7日(月)
回収構成 :事前調査で、グミを月に1回以上食べる人の中で、性年代ごとの回答割合を加味した上で回収割付(一部女性70代を補填)

調査データのダウンロードはこちら

「グミ」カテゴリーにおけるエボークトセット調査結果

 

■ランキング
青グラフ:それぞれのブランドにおける回答総数を表示。知名集合・想起集合・推奨集合、それぞれにおいて集計
黄グラフ:それぞれのブランドが第一想起された回答数を表示。知名集合・想起集合・推奨集合、それぞれにおいて集計

 

 


 

 

■ブランドファネル

 

■散布図



知名/想起/推奨のいずれのグラフにおいても「果汁グミ」がトップに、次いで果汁グミを製造している「明治」が2位という結果になりました。
散布図では、上記2ブランドともに推奨率・想起率の平均値を超えています。

グミの第一想起したブランドについて想起した理由を取得し、ユーザーローカルのテキストマイニングツールで分析したスコア順の結果を表示しています。
※ユーザーローカル テキストマイニングツール( https://textmining.userlocal.jp/ )による分析

 

 

「果汁グミ」の想起理由(n=453)

 

「明治」の想起理由(n=107)

 

「ハリボー」の想起理由(n=91)

 

 

「果汁グミ」「明治」のいずれのブランドにおいても「果汁」やそれに関するワードが頻出しました。
「ハリボー」に注目すると、「合成着色料」と「無添加」という相反するワードが出現しています。(ハリボーの成分表を確認したところ、合成着色料および人口添加物は一切使用されていないことが分かりました。)これは海外のメーカーであることと商品独特の色によって、事実とは異なるイメージをもたれているということが考えられます。これらのイメージを払拭することが課題の1つとして挙げられるのではないでしょうか。

 

 

■この調査で使用した調査サービスはコチラ
エボークトセット調査:https://neo-m.jp/research-service/evoked_survey/

■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/

ダウンロードしていただくと、リリースデータをPDFでご覧いただけます。