「毎日の生活に満足している」計が最も高い家電はロボット掃除機77.4%。
「時間に余裕が生まれた」計は食洗機90.0%で最多!
「家事の分担」がうまくいっているのはビルトイン型食洗機(海外メーカー)が69.4%で最多に!
総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2017年1月16日(月)~1月23日(月)の8日間、全国の30代~50代の共働きでそれぞれを使用した家事を行なうために乾燥機付き洗濯機・食洗機・ロボット掃除機のいずれかを持つ545人を対象に「新三種の神器 家電」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。
<調査背景>
1950年代後半、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫は『三種の神器』と呼び喧伝されていました。専業主婦世帯が720万世帯に対し、夫婦共働き世帯が1077万世帯で59.9%※という現代では、家事の負担を減らす、乾燥機付き洗濯機・食洗機・ロボット掃除機を『新三種の神器』と呼ぶようです。
昨年2016年4月に執行された「女性活躍推進法」の成立により、女性の活躍状況や実績などを厚労省への公開が義務付けられ、今後もさらに共働きの夫婦は増えるのではないでしょうか。そのため『新三種の神器』である乾燥機付き洗濯機・食洗機・ロボット掃除機の購入を検討する夫婦も増えていくのかもしれません。そこで今回、どのメーカーのものを所有しているのか、時間に余裕が生まれたかなど「新三種の神器 家電に関する調査」に関する調査を行ないました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。
※平成27年版 内閣府男女共同参画白書より
<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングの運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち全国の共働きで乾燥機付き洗濯機・食洗機・ロボット掃除機のいずれかを所有し、それぞれを使用した家事を担当する30歳~59歳を対象に実施
有効回答数:545人
調査実施日:2017年1月16日(月)~2017年1月23日(月)
「新三種の神器 家電に関する調査」主な質問と回答
◆新三種の神器を使用し時間に余裕が生まれた?
乾燥機付き洗濯機は計69.1%、食洗機は計90.0%、ロボット掃除機は計87.9%が生まれたと回答。
◆新三種の神器 家電について満足している点は?
乾燥機付き洗濯機は「乾燥ができる」、食洗機は「手洗いよりもらくにきれいになる」、ロボット掃除機は「操作に手間がかからない」が最多。また、「特に満足している点はない」との回答が食洗機は他家電より少なく、新三種の神器のなかでも満足している方が多いようだ。
◆所有している新三種の神器のメーカーは?
乾燥機付き洗濯機の国内メーカーは、「パナソニック」。ビルトイン型食洗機の国内メーカーは「パナソニック」海外メーカーは「ミーレ」が最多。ロボット掃除機は国内メーカー「パナソニック」26.4%、海外メーカー「アイロボット」が最多となった。
共働きの男女28123名に対し、行なっている家事のなかから、その家事を行なうために使用している家電をお聞きしたところ、「ロボット掃除機以外の掃除機」86.2%、次いで「アイロン」85.3%という順になりました。新三種の神器では「乾燥機付き洗濯機」が43.5%、「食洗機」が29.4%となっています。「ロボット掃除機」は8.5%と「食洗機」の29.4%に対し約20ポイントマイナスの差をつけており、新三種の神器と呼ばれる3つの家電ですが、普及率に関してはまだばらつきがあるようです。
■上記、「乾燥機付き洗濯機」、「食洗機」、「ロボット掃除機」のいずれかを持つ545名に以下調査を行ないました。
乾燥機付き洗濯機、食洗機、ロボット掃除機を使用することにより、時間に余裕が生まれたかをそれぞれお聞きしたところ、乾燥機付き洗濯機は計69.1%が、食洗機は計90.0%が、ロボット掃除機は計87.9%が、時間に余裕が生まれたと回答しました。新三種の神器のうち、時間に余裕を生むと感じている共働き夫婦が最も多いアイテムは食洗機となりました。
次いで、心にゆとりをもてていると思うかをお聞きしました。乾燥機付き洗濯機は計60.7%が、食洗機は計59.5%が、ロボット掃除機は計68.8%が心にゆとりをもてていると回答しました。心にゆとりをもてていると思うかはロボット掃除機が最も高い数値となっています。
毎日の生活に満足しているかという設問では、乾燥機付き洗濯機は計72.3%、食洗機は計71.0%、ロボット掃除機が計77.4%となりました。新三種の神器とも7割を超える高いスコアとなりながらも、ロボット掃除機が77.4%と最も高い結果となっています。
各新三種の神器についてそれぞれ満足している点をお聞きしたところ、乾燥機付き洗濯機は「乾燥ができる」32.6%、食洗機は「手洗いよりもらくにきれいになる」28.8%、ロボット掃除機は「操作に手間がかからない」34.7%が最も多い回答となりました。また、「特に満足している点はない」との回答が食洗機は他家電より少なく10.5%となりました。新三種の神器のなかでも満足している方が多いようです。
前問で満足していない人が少なかった食洗機所有者に対し、使用することでどのように生活が変化したかをお聞きしたところ、最も多い回答は「家事の負担が減った」68.3%となりました。次いで「自由になる時間が増えた」33.7%、「家事のストレスから解放された」30.0%という順になっています。食洗機は家事の負担が減り自由な時間が増え、ストレスから解放されるようです。
では新三種の神器を使用している共働き夫婦はどのようなメーカーのものを使用しているのでしょうか。そこで、各家電について、メーカーをお聞きしました。「乾燥機付き洗濯機」と「食洗機」はビルトイン型、卓上型ともに「国内メーカー」所有者が多い結果になりました。しかし、ビルトイン型の食洗機は「海外メーカー」所有者が約4人に1人と言う結果になっています。また、ロボット掃除機は「海外メーカー」所有者が多いことがわかりました。
さらに詳しくメーカーを見てみると、乾燥機付き洗濯機は、「パナソニック」が最も多く34.6%となりました。ビルトイン型の食洗機は、国内メーカーは「パナソニック」が最も多く64.2.%となっています。海外メーカーは「ミーレ」が最多で54.1%となりました。卓上型食洗機は国内メーカーが「パナソニック」77.3%、ロボット掃除機は国内メーカーが「パナソニック」35.2%、海外メーカーが「アイロボット」68.5%で最多となりました。
【Q4.】で新三種の神器のなかでも満足している方が多い「食洗機」を【Q6.】のカテゴリー別で比較しました。女性の社会進出するためにも家事の分担は重要な項目ではないでしょうか。そこで、家事の分担がうまくいっていると思うかをお聞きしたところ、「思う」、「やや思う」と回答した方が最も多いのはビルトイン型食洗機の海外メーカー所有者となり、合計69.4%が回答しています。同じビルトイン型の食洗機でも国内メーカー所有者が計52.4%に留まる結果となりました。
夫婦のコミュニケーションが円滑であると思うかをお聞きしたところ、ビルトイン型食洗機所有者(海外メーカー)が計74.1%で他食洗機より高い結果となりました。また、卓上型食洗機と比較をしても「ビルトイン型食洗機所有者(海外メーカー)」は高い数値となっています。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
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