格安スマホ購入したい理由「月額料金が安くなりそうだから」が多数
一方、購入の不安点は「実際に安くなるかわからない」
「通信速度が遅くなりそう」、「携帯電話会社のメールが使えなくなる」
総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。現在、各社が参入し店頭や CM で話題となっている「格安スマホ」。そこで今回、購入意向者 1000 名を対象に 2015 年 7 月 24 日(金)~2015 年 7 月 27日(月)の 4 日間で格安スマホの購入意向についてインターネットリサーチを実施しました。
<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、格安スマホの購入意向がある全国の 20 歳以上 70 歳未満の男女を対象に実施
有効回答数:1000 サンプル
調査実施日:2015 年 7 月 24 日(金)~2015 年 7 月 27 日(月)
※MVNO(仮想移動体通信事業者)とは、au、docomo、SoftBank、Yahoo!モバイルなど他の通信事業者から携帯電話回線などの無線通信基盤を借り受け、独自のサービスをくわえて提供する企業のことです。
この調査では、MVNO 事業者が提供する SIM フリー端末と格安 SIM を用いているものを、「格安スマホ」と定義します。
「格安スマホ購入意向調査」調査結果
◆格安スマホの具体的に購入意向がある人は12.6%と、非購入意向者47.8%に対しまだ少数派
非購入意向者が購入したくない理由「乗り換えが面倒」「乗り換えるメリットがわからない」
格安スマホを購入したいと思うかをお聞きしたところ、「とても買いたい」(6.5%)、「買いたい」(6.1%)、合計12.6%に対し、「買いたくない」(23.1%)、「まったく買いたくない」(24.7%)が合計47.8%となり、具体的に購入意向がある方はまだ少ないようです。
また、購入意向のない1348サンプルにおいて、購入したくない理由は「乗り換えが面倒」(22.1%)「乗り換えるメリットがわからない」(20.4%)「格安スマホをよくわかっていないから」(17.2%)という結果となりました。
◆格安スマホを購入したい理由「月額料金が安くなりそうだから」が半数以上
購入したい理由については「月額料金が安くなりそうだから」(56.2%)が最も多く、「料金体系がシンプルだから」(21.2%)「CMなどの広告でよく見るから」(18.9%)と続きました。
◆一方で、購入にあたっての不安点「実際に安くなるかわからない」が3割強
格安スマホを購入するにあたって不安な点は、「実際に安くなるかわからない」(33.5%)「通信速度が遅くなりそう」(28.6%)「携帯電話会社のメールが使えなくなる」(27.8%)となりました。
「料金」に対して期待を持っているものの、実際に安くなるかどうか不安を抱えているようです。
またIT知識(リテラシー)別に比較をしてみると、「通信速度が遅くなりそう」「サービスサポート体制が良くないこと」では高リテラシーの方の割合が多く、低リテラシーの方は「どの「格安スマホ」を選んだらいいかわからない」と回答した方の割合が最も多い結果となっています。
◆購入意向があるものの格安スマホを購入していない理由1位は「サービスに不安があるから」
格安スマホを購入していない理由で最も多かった回答は「サービスに不安があるから」が30.2%となっています。続いて「現在持っている携帯電話の契約期間」(29.2%)、「買い替え方が決まっていない」(28.8%)、「魅力的な契約プランがない」(18.3%)と続きました。ショップなどの店頭のサポート窓口がない格安スマホも多く、意向者は購入をためらっているのではないでしょうか。
今後、格安スマホを購入したいと思うかをお聞きしました。「とても買いたい」6.5%、「買いたい」合わせて12.6%に対し、「買いたくない」23.1%、「まったく買いたくない」24.7%と合計47.8%となり、具体的に購入意向がある方はまだ少ないようです。
格安スマホを「買いたくない」、「まったく買いたくない」、「メインではないが既に持っている」と回答した方に対し、その理由をお聞きしました。最も多い回答は「乗り換えが面倒だから」22.1%、次いで「乗り換えるメリットがよくわからないから」20.4%、「格安スマホをよくわかっていないから」17.2%、「料金体系がよくわからないから」17.1%、「格安スマホの携帯電話会社への信頼度が低いから」16.9%となりました。格安スマホのメリットや料金体系など様々な項目がわからないと回答した方が多く、まだ認知が低いようです。
以下、今後「格安スマホ」を購入したいと回答した方に以下調査を行ないました。
格安スマホの購入時期は「時期は決めていない」と回答した方が最も多く7割弱となっています。具体的な時期は決めておらず、なんとなくいつか購入したいと回答した方が多いのではないでしょうか。
購入しようと思っている格安スマホをお聞きしたところ、「楽天モバイル」が15.4%で最も多い結果となり、次いで「イオンスマホ」9.7%となりました。しかし、「決めていない」と回答した方が46.6%、「わからない」と回答した方が24.5%と、具体的にどの格安スマホを購入するか決めている方は少ない結果となりました。購入意向があるものの、時期、サービスともにまだ決めていないという方が多いようです。
購入したい理由についてお聞きしたところ、最も多い回答は「月額料金が安くなりそうだから」56.2%となりました。次いで「料金体系がシンプルだから」21.2%となっています。また、「CMなどの広告でよく見るから」18.9%、「話題になっているから」17.0%と機能や料金ではなく、話題性から購入したいと思っている方も多いようです。
現在、格安スマホを購入していない理由で最も多かった回答は「サービスに不安があるから」が30.2%と最も多い結果となっています。続いて「現在持っている携帯電話の契約期間」29.2%、「買い換え方が決まっていない」28.8%、「魅力的な契約プランがない」18.3%と続きました。ショップなど、店頭のサポート窓口がない格安スマホも多く、意向者は購入をためらっているのではないでしょうか。
格安スマホを購入するにあたって不安な点は、「実際に安くなるかわからない」が最も多く33.5%、「通信速度が遅くなりそう」28.6%、「携帯電話会社のメールが使えなくなる」27.8%となりました。「料金」に対して期待を持っているものの、実際に安くなるかどうか不安を抱えているようです。また、「通信速度が遅くなりそう」、「携帯電話会社のメールが使えなくなる」という金額以外の項目も上位となっています。
上記設問をIT知識(リテラシー)別に比較をしてみると、「通信速度が遅くなりそう」「サービスサポート体制が良くないこと」では高リテラシーの方の割合が多い結果となりました。低リテラシーの方は「どの「格安スマホ」を選んだらいいかわからない」と回答した方の割合が最も多い結果となっています。ITリテラシーが高い方でも格安スマホに関して不安を抱えている方が多いことがわかりました。
※LTE、テザリング、bps、SIM、MVNO、ナンバーポータビリティ、アプリケーション(アプリ)、SNS、Wi-Fi、クラウド、それぞれの項目を「知らない」1点、「聞いたことはあるが、よくわからない」2点「なんとなく概念がわかる」3点、「簡単に説明できる」4点、「詳しく説明できる」5点とし、低リテラシー:10~19点、中リテラシー:20~29点、高リテラシー:30点以上と区分いたしました。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
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