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Webマーケティングの仕事とは?仕事内容ややりがい、未経験から就職する方法などをご紹介

作成者: ネオパートナーズ|Apr 1, 2026 3:00:00 AM

 

Webマーケティングは顧客獲得や売り上げに直結する重要なマーケティング活動です。

インターネットが普及した現在、企業が販促活動を行う上で重要な役割を持ちます。

今回はそんなWebマーケティングに焦点を当てて、具体的にどのような活動か?Webマーケティングの概要に加えて、どのような仕事・職種があるのかについて、解説していきます。

将来Webマーケティングの仕事に関わりたい方や、Webマーケティングの職種に転職を検討している方など、参考にしていただければと思います。

 

Webマーケティングとは?

Webマーケティングとは、インターネットを活用して商品やサービスを宣伝し、ターゲットユーザーを集めるためのマーケティング活動全般のことです。

 

「マーケティング」は「商品やサービスが売れる仕組みを作る活動」と表現されることもあり、消費者ニーズの把握〜商品開発、販促活動まで様々なものが含まれます。

 

Webマーケティングはマーケティングのうちの一部であり、Web上で商品/サービスの認知を広げ、顧客や販売数を増やしていく活動のことを言っています。

 

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い

Webマーケティングと似た言葉でデジタルマーケティングというものがありますが、その違いに触れておきます。

 

Webマーケティングは主にインターネット上での活動に焦点を当て、WebサイトやSNS、検索エンジンを中心に行われるマーケティングを指しています。

それに対してデジタルマーケティングは、インターネットを含めたIT技術、デジタルツールを用いたマーケティング手法のことを指し、テレビCMやデジタルサイネージなどのオフラインのデジタルメディアも含んでいます。

 

つまり、Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部として位置づけられることが多く、両者は似たようでそれぞれ異なる定義を持っています。

Webマーケティングの仕事とは?

Webマーケティングの仕事は、簡単に言えばWeb上で商品やサービス、あるいはブランドのことを発信し、顧客を増やしていくお仕事です。売り上げや利益に繋げることを最終目的としています。

 

Web上には多くの媒体が存在し、それぞれで集まる人の属性や効果的な宣伝の仕方も異なるため、効率よくマーケティング活動をするには取捨選択していかなければなりません。

そのため、Webマーケティングの担当者は、どのWeb媒体でどういったメッセージを発信すれば良いか、企業の課題や目的に沿ったマーケティング施策を企画・実行していきます。

Webマーケティングの手法はたくさんあるため、それに伴い仕事も多岐に渡ります。続いては、Webマーケティングの具体的な仕事内容について、説明します。

Webマーケティングの仕事内容

Webマーケティングの仕事は細分化するとたくさん挙げられます。主に以下のようなものがあります。

 



【SEO対策】


SEO(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンで自社サイトを上位表示させるための施策のことです。

ユーザーが特定のキーワードでWeb検索した際、検索結果画面で自社サイトが上位に出てくれば、多くのアクセスを集めることができ、認知度UPや売り上げの向上が見込めます。

そのため、WebサイトやECサイトを持っている企業は、サイトに価値ある情報をまとめたり、見やすい構成にしたり、あらゆるSEO対策を講じて、上位表示を目指します。

上位表示するには検索エンジンのアルゴリズムや対策方法など専門知識が必要なため、Webマーケティング、SEOに詳しい人の力が求められます。

【Web広告運用】


リスティング広告やディスプレイ広告、アフィリエイト広告など数あるWeb広告の中から自社の課題に合う広告手法を選択し、広告予算を使ってターゲット層にアプローチします。アクセス数に対して申し込みが少ないなど、データを分析しながら数値改善の対策を行い、効率的に広告を回していきながら売り上げや利益率の向上に貢献します。

【広告制作】


Web広告に出稿するバナーやLP(ランディングページ)などを制作する仕事です。Web広告にはたくさんの種類があり、それぞれで効果的なクリエイティブが異なるため、ターゲットとなるユーザー心理を読み解きながら適切な広告素材を制作します。制作した広告素材は、広告効果が悪ければ修正を加えたり、トレンドを踏まえたクリエイティブにしたり、定期的なメンテナンスも必要になります。

【コンテンツマーケティング】


ブログ記事や動画など、価値あるコンテンツを作成してターゲットの関心を引くマーケティング手法です。例えば化粧品のメーカーであれば、自社サイト上で商品の紹介だけでなく、肌に良い生活習慣や食べ物に関する情報をコンテンツ化してまとめれば、それらの記事もユーザーに見られ、潜在的に肌悩みがある生活者を自社サイトへ集めることができます。

【SNS運用】


SNSアカウントの管理、投稿内容の最適化、エンゲージメントの向上などを行う仕事です。SNSはX、Instagram、TikTokやYouTubeなど様々な媒体があり、それぞれ多くのユーザーが集まっているため、マーケティングに欠かせないツールの一つです。コメント欄やDMなどを通じてお客様とコミュニケーションも取れるため、マーケティングに必要な情報を吸い上げやすく、情報発信だけでなくそういった生活者とのコミュニケーションを取る役割を求められるケースもあります。

【データ分析】


Webサイトのアクセス解析や広告の効果測定を行い、戦略を最適化する仕事です。インターネット上はありとあらゆるデータが取れるため、SEOやWeb広告、SNS運用など、どの領域を担うにも必ず必要になる業務がこのデータ分析です。例えばWeb広告で言えばアクセス数やクリック数、購入数などがデータとして取得できるため、数値を見ながらマーケティング施策の効果の良し悪しを判断し、広告クリエイティブを改善したり、効果が高い広告の露出を増やしたり、こういった運用を日々行うことで広告の最適化と利益の拡大を図ります。

このほかにもECサイトの運用やWebコンテンツの作成など、Webマーケティングにまつわる仕事は多岐にわたります。

企業ごとに課題や優先順位があり、実践するマーケティング手法は異なるため、Webマーケティングの担当になった際にこれらすべての業務が発生するわけではありません。複数人で分業してWebマーケティングを担うケースもあるため、ほとんどの場合は役割によって対応する業務が分かれています。

Webマーケティングに関わる職種

Webマーケティングは仕事の幅が広く業務がたくさんあるため、様々な職種の人が関わり合いながら仕事を進行するケースが多くなります。専門的な役割を持つ担当から、広範囲に渡る業務を担当する役職まで様々です。企業によって用意があるポジションが異なりますが、以下が代表的な職種です。

 



【Webマーケティング戦略担当/プランナー】


Web上で行うマーケティング全体の戦略を企画・実行する担当です。検索エンジン経由でお客様を獲得するのか、SNSを中心に発信するのかなど、自社商品/サービスや課題に合うマーケティング方法を選択し、指揮を取ります。

【広告運用担当】


数あるWeb広告を運用する担当者です。リスティング広告やディスプレイ広告など、活用している広告の管理画面で日々データ分析し、赤字を黒字にするための出稿額調整やクリエイティブ変更などを担います。Webマーケターという職種は特にこの広告運用担当のことを指して呼ぶケースも多くなっています。広告代理店やフリーランスで活躍することが多い職種です。

【SNS運用担当】


X、Instagram、YouTubeなどSNSを主に担当し、マーケティング活動の一翼を担う職種です。企業の公式アカウントを運用して、新商品の宣伝や、顧客やファンとのコミュニケーションを行います。

【データアナリスト】


データの収集・分析を主に行い、ビジネス課題の発見と、課題解決のためマーケティング施策を提案・改善する職種です。

【コンテンツ制作/ライター】


ブログやSNSのコンテンツを作成する担当者です。ブログやSEO上位を狙うWebサイトであれば記事を執筆したり、SNSであれば画像や動画を作ったり、どういった内容を投稿すれば集客できるのかを企画して制作まで担当します。

【クリエイティブディレクター】


広告やコンテンツのビジュアル面を担当し、企画〜制作まで指揮を取る職種です。主に広告制作会社や広告代理店で活躍する職種で、クライアント企業からPRの与件を整理し、どういったクリエイティブで広告を展開するのが良いか戦略を検討します。コピーライターやデザイナー等とチームになって、広告を形にしていきます。

【SEOコンサルタント】


SEO(検索エンジン最適化)の知見を活かして、クライアント企業のSEO対策を請け負い、Webサイトのアクセス数増加や売り上げに貢献する職種です。都度変わる検索エンジンのアルゴリズムを理解し、Webサイトごとの課題を見つけ対応していきます。

それぞれミッションや役割が違えど、Webマーケティングに関わる重要な職種になっています。

Webマーケティングに関わる就職口

Webマーケティングに携わりたいと考えた際に選べる道は主に2パターンあります。

一つは企業のマーケティング部門へ就職する方法と、もう一つはWebマーケティングの支援を行う企業へ就職する方法です。

1.企業のマーケティング部門(自社商品/サービス)


自社商品/サービスのWebマーケティング担当者になる選択肢です。自社で扱う商品/サービスを、インターネット上でどのようにPRすれば購入数や契約数が増えるのかを検討し、施策していく担当者です。

 

企業によってはWeb専門のマーケティングを担うポジションがなく、オフライン集客も含めたマーケティングも兼任するケースもあるかもしれませんが、自社の商品/サービスとじっくり向き合いながら売り上げや利益率のUPに直に貢献できるため、深く専門的な知識が身につきます。

2.企業のWebマーケティングを手伝う支援会社


もう一つはWebマーケティングをサービス提供している企業へ就職する方法です。自社商品/サービスのWebマーケティングに悩む企業を支援し、成功に導きます。

 

イメージしやすい企業で言うと広告代理店がこれに該当します。

電通や博報堂のようないわゆる大手の広告代理店のほか、Web広告のうちの特定の広告に強みを持つ企業や、Web解析のツールを提供する企業、SEOを得意とする企業など、様々な支援会社が存在します。

 

そのため、就職先としての間口は広い傾向があり、また色々な業界のWebマーケティングを担当できるため、幅広い知識が得られます。

Webマーケティングのやりがい

Webマーケティングの仕事の多くは、データをもとにPDCAを回していく業務がメインになります。

広告代理店や他のマーケティング担当と連携することもありますが、基本的には長い時間パソコンと向き合う働き方が想定できます。

その中でやりがいとして挙げられる魅力は、次の通りです。

 



✓結果が数字として表れる


Webマーケティングは、成果がデータで可視化されるため努力や行動の結果が数字で表れるのが魅力の一つです。広告のクリック数や申込数、売上、SEOの順位など、施策の効果がリアルタイムで反映され自分で手掛けた実績をすぐに実感しやすく、モチベーションの向上・維持がしやすい特徴があります。

✓クリエイティブな面を活かせる


職種によっては広告の素材作成やWebサイトのコンテンツ作成、キャンペーンの企画など、アイデアを形にするクリエイティブな作業が多いため、表現方法を検討したり、0から1を生み出したりする仕事ができる点が魅力です。自分の企画力を試したい方には適した仕事です。

✓データを元に戦略を立てられる


Webマーケティングはデータ分析を重視するため、明確な情報をもとに論理的な思考や戦略的なアプローチを楽しむことができます。

✓売り上げや利益に直結する


Webマーケティングの成果は商品/サービスの売り上げに直結するため、自分の仕事が経営や業績にダイレクトに影響を与えると言っても過言ではありません。その分プレッシャーがかかる側面はありますが、責任感ある大きな仕事をしたい、会社の業績を伸ばし自分の実績を積みながら市場価値を高めたい等の想いがある方はその点にやりがいを感じられる可能性があります。

✓クライアントに感謝される


Webマーケティングの支援会社に就職し企業のマーケティングを手伝えば、クライアント企業の商品/サービスの売り上げ向上に貢献できます。自分が出稿した広告や施策で成果が出た際にはクライアント企業から感謝されますので、人の役に立てたという実感を得ることができ、やりがいに繋がります。

Webマーケティングに向いている人

Webマーケティングはデータ分析、施策、振り返りと改善を繰り返していくのが一連の流れになります。

また、インターネット技術や媒体のトレンドは移り変わりが早く、生活者側の動向も市況や経済に左右されます。

 

これらの要素を踏まえ、その都度効果的なWebマーケティングの手法を模索していく必要があります。

このような環境から、以下のような特徴を持つ人が向いている傾向があります。

①数字や分析が得意・好き・抵抗がない人
②ロジカルシンキングができる人
③人の行動や心理に興味が持てる人
④変化に適用できる柔軟性がある人
⑤トレンドや新しいものに興味が持てる人
⑥探究心があり物事を様々な角度から見ることができる人
⑦地道な作業ができる人
⑧クリエイティブな発想ができる人

Webマーケティングに向いていない人

反対にWebマーケティングに向かない人の傾向を見ていきます。

変化に対応するのが苦手で、分析や計画立案が嫌いな人はあまり適性がない可能性があります。

①数字や分析が苦手な人
②感覚的・直感的思考の人
③変化を望まず、ルーチンの仕事がしたい人
④他人や人の心理に興味がない人
⑤細かい作業が苦手な人

 

Webマーケティング職は将来なくなる?

Webマーケティング職は、インターネットやデジタル技術が進化する中で、ますます需要が高まる職種です。

今後も新しいプラットフォームや広告メニューがさらに登場すると予想され、それぞれへの知識や最適なアプローチ方法が求められる中で、専門知識がある人材は貴重なためです。

AI技術の発展による職種の消失も現在のところ心配する必要はありません。

AI技術はデータの処理や解析などに優れますが、人間心理の機微を理解して最適なマーケティング手法を考えるクリエイティブな面はやはり人の手が必要です。

これらの理由から将来的に「なくなる」ということは考えにくく、むしろより多様なスキルが求められるようになると予想されます。

Webマーケティングは独学で勉強できる?

Webマーケティングは独学でも勉強可能です。書籍やオンライン講座、動画などで、Webマーケティング用語や理屈などある程度の知識は身につきます。

ただし、知識だけを詰め込んでもすぐWebマーケティング職で活躍できるわけではありません。

Webマーケティングは企業の強みや製品の特徴を理解し、あらかじめ決められた予算の中で最も効果的な施策を走りながら考える必要があり、実践で得られるノウハウが成功の鍵を握っているからです。

そのため、就職や転職前に独学で勉強したい場合、実践のノウハウを体系的に習得できるスクール等で学ぶことをおすすめします。

Webマーケティングに精通したスクールであれば、Webサイトへの集客および改善方法を実際の仕事現場で活用するツールを使いながら実践的に学ぶことができます。

 



未経験でWebマーケティング職は厳しい?

Webマーケティングは企業からの需要も高まっており、未経験でも採用される確率は十分あるため厳しいとは言い難く、むしろキャリアアップも狙えるためチャレンジのしがいがある職業です。

特に20代など比較的若い年代であれば、ポテンシャル採用という形式で知識0の状態でWebマーケティング職に就ける可能性は高くなります。

大学でマーケティングを専攻していなくても就職や転職は可能です。

なお未経験からWebマーケティング職を目指すには、Webマーケティングの支援会社へ就職することがおすすめです。

自社商品/サービスのインハウスマーケターになるよりも比較的間口が広く現実的で、様々な業界のWebマーケティングに関わることができるため、幅広いスキルと知識が養えます。

未経験でWebマーケティング職に就く方法

未経験からWebマーケターを目指す際、おすすめの就職活動方法は主に2パターンあります。

1.転職エージェントへ相談する


Webマーケティング未経験者や転職経験が少ない方は、転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。転職エージェントは企業と求職者をつなぐサービスで、求職者の希望に沿った求人を紹介してくれたり、面接や履歴書添削など転職活動がスムーズに行くようなアドバイスをしてくれます。求職者側は基本的に無料で利用できるため、積極的に使うのがおすすめです。

有名な転職エージェントはマイナビエージェントやリクナビエージェント、dodaなどが挙げられますが、「Webマーケティング職に就きたい」という目的がはっきりしている場合は、マーケティング職に特化した転職エージェントの活用もおすすめです。

以下は株式会社ネオパートナーズが運営している転職・エージェントです。親会社がマーケティング支援会社であるという特徴があり、他社に比べて広告・PR業界への転職を得意としているためWebマーケティング職の転職活動を行う上で心強い味方になります。

 

総合的に求人を扱う大手の転職エージェントよりもWebマーケティングに関する求人や専門的な知識を持っており、的確な就職先の紹介やアドバイスが受けられます。

 

2.Webマーケティングについて勉強した後、転職活動をする


もう一つはWebマーケティングについて学んだ後に転職活動をする方法です。Webマーケティングにはオンラインで受講できるスクールや動画などがたくさんあるため、転職活動を開始する前にそういった学習サービスを使って知識や経験を取得する道があります。

未経験転職にあたって勉強や資格が絶対に必要というわけではありませんが、面接等でWebマーケティングについて学んだことを話せれば、転職意欲や職種への本気度を示すことができます。

以下は株式会社ネオパートナーズが運営しているWebマーケティングの動画学習サービスです。親会社のマーケティング支援会社が監修をしており、通常企業研修で活用しているような動画学習サービスになります。学びながら転職活動ができるような支援として、求職者には一部無料で提供しています。

 

 

まとめ

今回はWebマーケティングについての概要と仕事内容について解説しました。

Webマーケティングはインターネットを活用した販促の重要な手段として、今後ますます必要とされる分野です。多様な職種があり、データ分析力やクリエイティブな発想が求められます。未経験からでも就職のチャンスがありキャリアアップも狙えるため、興味がある人には挑戦してみてはいかがでしょうか。