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マーケティング職とは?仕事内容ややりがい、職種、向いている人の特徴などをご紹介

作成者: ネオパートナーズ|Apr 1, 2026 2:59:59 AM

 

 

マーケティングの仕事は、企業が利益を生み出していく上で欠かせない重要な役割を持ちます。しかし仮に「マーケティング職に就きたい」と思っても、実はいくつかの職種が存在しており、また、どこまでをマーケティングの仕事と捉えるのか?企業によっても定義は様々です。

そこで今回はマーケティング職を志す方に向けて、マーケティングの仕事内容や関わる職種、必要な能力などを解説していきます。就職や転職をご検討中の方やそうでない方も、参考にご覧ください。

 

 

マーケティングとは?

マーケティングとは、顧客のニーズを満たす価値ある商品/サービスを作り、売れる仕組みを作る活動全般のことを指します。自社商品/サービスを買ってもらうための仕組みづくりであるため、企業が利益を上げていく上で重要な役割を持っています。


例えば自分が良いと思う商品を作っても、生活者にニーズがなければ売れません。

またはニーズがあっても、宣伝していかなければ生活者の目に触れず、思うように販売数が伸びない、なんてこともあります。

そこでマーケティングが必要になります。

生活者にはどういったニーズがあり、それを叶えるにはどういう商品を作れば良いか?

また、作ったものをどう売り出していけばより多くの人に購入してもらえるのか?

その一連のプロセスを検討し、商品を世の中に広く販売するための方法を構築することが、マーケティングの仕事となります。


なお、従来のマーケティングの意味は上記のとおり、効率的に物を売るための仕組みづくりというニュアンスで広く使われていますが、日本マーケティング協会という団体が2024年にマーケティングの定義を刷新しています。

 

 

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■1990年に制定されたマーケティングの定義
“マーケティングとは、企業および他の組織1)がグローバルな視野2)に立ち、顧客3)との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動4)である。

1)教育・医療・行政などの機関、団体などを含む。
2)国内外の社会、文化、自然環境の重視。
3)一般消費者、取引先、関係する機関・個人、および地域住民を含む。
4)組織の内外に向けて統合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、および顧客・環境関係などに係わる諸活動をいう。“

■2024年に刷新されたマーケティングの定義
“(マーケティングとは、)顧客や社会と共に価値を創造し、その価値を広く浸透させることによって、ステークホルダーとの関係性を醸成し、より豊かで持続可能な社会を実現するための構想でありプロセスである。

注 1)主体は企業のみならず、個人や非営利組織等がなり得る。
注 2)関係性の醸成には、新たな価値創造のプロセスも含まれている。
注 3) 構想にはイニシアティブがイメージされており、戦略・仕組み・活動を含んでいる。“


引用元:公益社団法人日本マーケティング協会が34年振りにマーケティングの定義を刷新,

https://www.jma-jp.org/info/news/916-marketing

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この定義の刷新では以下が主なポイントになります。

✓「企業や組織が主体」だった活動から、「顧客や社会と共に」行う活動へ
✓「商品そのもの」よりも「価値」の浸透がメインに
✓「市場創造のための」活動から「より豊かで持続可能な社会を実現する」活動へ

これまでのマーケティングは「顧客のニーズに応える商品を世に浸透させ市場を作る企業の活動」だったのに対して、今後のマーケティングは「商品の付加価値を世に浸透させ世間と一緒に持続可能な社会の実現を目指す活動」というのが本質になります。

企業はもとより、利益の追求だけでなく、社会の一員として持続可能な社会の実現のため、環境配慮や社会貢献に関わりながら事業を行うべきと役割を持っています。

これまではそれら社会貢献性のある活動はCSR(企業の社会的責任)や企業PRという側面で実行されており、マーケティングとは切り離して考えられてきました。

しかし、今回刷新されたマーケティングの定義を読み解くと、マーケティングにおいてもそういった活動が重要な意味を持つようになったと捉えることができます。

「社会と関わり合うこと」「豊かで持続可能な社会の実現を目指す」ことがマーケティングの本質。

時代の変化に伴って、マーケティングはより高次元な取り組みが求められるようになりました。

そうは言っても、つまるところ「売れる仕組みを作る」という点は変わりありません。

生活者に価値を提供し、その対価としてお金をもらい利益を上げる。

その営みの中で豊かな社会を実現する。それを効率的に展開するため、マーケティングの力が必要になります。

マーケティングの仕事とは?

それでは、マーケティングの仕事内容とはどのようなものでしょうか。

自社商品/サービスを世に広めるための活動全般とは言うものの、あまりイメージが沸かない方もいると思います。

そこで、マーケティングの仕事内容を具体的にご紹介します。

業務はいくつかのプロセスに分けることができ、大きな流れで捉えると以下に挙げる工程を経て仕事が成り立っています。

 


 

【市場調査・分析】


市場調査・分析は、ターゲット市場を理解するために行う仕事です。

アンケートやインタビュー調査などでデータを収集し、消費者の購買傾向やニーズ、市場規模、成長予測などを分析します。商品の製造前もしくは製造した商品を改善する際などに行って、調査結果をもとに製品設計に活かします。

分析力や消費者心理を掴む力が必要です。

【戦略設計】


戦略設計は、市場において競争力を発揮するための計画を立てるプロセスです。

生活者ニーズを満たしながら会社のビジョンや目標を達成するために、全体的な方向性や具体的なアクションプランを策定します。市場調査の結果などを含めて情報をまとめ、分析・設計します。

【商品(サービス)企画・開発】


商品企画・開発は、顧客のニーズに応じて新しい商品やサービスを創出する(もしくは既存商品を改善する)プロセスです。市場調査の結果や顧客からのフィードバックをもとに自社の技術や強みを活かした、商品を企画し、コンセプトに落とし込み、プロトタイプ(試作品)作成やテスト~市場導入準備(製造・流通・販売計画)まで対応します。

【販売促進】


販売促進は、製品やサービスの認知度を高め、消費者へ購入を促すために必要な業務です。

どのようにアプローチすれば購入意欲を刺激し、購買につながるのかを検討・実践していきます。

具体的には以下のような活動が含まれています。

✓プロモーション活動:割引、クーポン、キャンペーンなど顧客の購買意欲を刺激する活動を検討・実施
✓イベント企画:商品のデモンストレーションや展示会、フェアなど顧客と直接接触する機会を作る
✓販売促進ツールの開発:販売員や代理店向けに販促ツール(カタログ、ポスター、POPなど)を作成し、効果的に商品を訴求する
✓販路開拓:小売店などに営業し、製品を置いてもらえるよう交渉する
など

新規顧客獲得だけでなく、既存顧客のロイヤリティ向上まで検討しながら売上につながる施策を実践していきます。顧客との接点が多くなる上、販売代理店や営業先など社内外の様々な人と連携することも多くなります。

【広告・宣伝】


広告・宣伝は、商品やサービスを生活者へ広く認知させるために、様々なメディアを通じてメッセージを発信する活動です。メディアとは、テレビやラジオ、雑誌、インターネット、SNSなど様々な広告媒体のことです。

どの媒体を活用して、どのようなメッセージの広告を掲載するか、予算配分などを検討し、生活者へ商品/サービスをアピールすることで売上に貢献します。

具体的な業務は広告戦略を検討するだけでなく、クリエイティブ制作や効果測定など様々な仕事があります。

この一連の業務は企業が効果的に市場にアプローチし、競争優位を確立するために重要な役割を担っています。

なお、実際にはこれらのマーケティングに関する仕事のすべてを一人が担うわけではありません。

多くの場合、業務やプロセスごとに担当者がいて、部署間で協力し合いながらマーケティングの仕事をしていることがほとんどです。

つまり、「マーケティング職に就きたい」と一口に言っても仕事は多様にあり職種も複数存在することになります。

そのことを知っておくと、自分の得意分野がどこで活かせそうか、希望の働き方、将来の展望などがより具体的にイメージしやすくなります。

マーケティングに関わる就職口

マーケティングに携わりたいと考えた際の、具体的な選択肢を見ていきます。

大きくわけて主に2パターンあり、一つは企業のマーケティング部門へ就職する方法と、もう一つはマーケティングの支援を行う企業へ就職する方法です。

 


 

1.企業のマーケティング部門

 

企業ごとにあるマーケティング部門へ就職する方法です。

食品や日用品など普段使っているもののメーカー企業をイメージするとわかりやすいですが、自社商品/サービスの製造・販売を主な事業とする企業にはマーケティング部門が存在し、生活者の手元に届くまで様々な施策を打っています。

そういった企業のマーケティング部門に就職すれば、自社商品/サービスのマーケティングに携わることができます。

 

ただし、新卒の場合は他の職種を経験してからマーケティング職へ異動というケースも多く、また中小企業や少人数の企業になるとマーケティング部門自体がない場合もあります。

マーケティング部門がない企業は経営層や営業担当など他の役職者がマーケティングに関する業務を兼任していたりします。

 

つまり、マーケティング部門がある企業は限られており、新卒や未経験者にとっては狭き門であると言えます。

2.企業のマーケティングを手伝う支援会社

 

マーケティングに携わるもう一つの方法が、マーケティング支援を事業とする企業に就職する方法です。

リサーチ会社や広告代理店、経営コンサルの会社などが該当します。

自社商品/サービスを作りたい、または売りたい企業から依頼を受け、市場調査や広告出稿などを担いながらマーケティングのお手伝いをします。

広告について言えば、電通や博報堂のような多くの広告を扱う総合代理店もあれば、一部の広告手法に特化した企業などもあり、選択肢は多様です。

 

そのため、企業のマーケティング部門よりもマーケティング支援会社のほうが就職の間口は比較的広いと言えます。

また、様々な企業のマーケティングに携わることができるため、幅広い知識をつけることもできます。

マーケティング職のやりがい

マーケティングの仕事で何にやりがいを感じるかは人それぞれですが、共通するのは「人の役に立てること」や「成果が売上に返ってくること」などが魅力として挙げられます。

1.企業のマーケティング部門へ就職した場合のやりがい

 

自社商品/サービスの開発や販売に欠かせないマーケティング職は、マーケティングの成果が直接売上げや顧客の声として反映されるため、その点にやりがいを得ることができます。

✓自社商品/サービスで人々の生活が豊かになる実感を得られる
✓クリエイティブな発想が活かせる
✓商品開発から携われば0から1を生み出すことができる
✓会社の売上げに直結する

2.企業のマーケティングを手伝う支援会社へ就職した場合のやりがい


他社のマーケティングをサポートする会社に就職した場合は、クライアント企業の魅力と生活者をつなぐ重要な役割を担います。専門的な知識やスキルを持ってクライアント企業へ提案し採用された結果、成果につながった際には、取引先の力になれた実感を得ることができます。

✓自分の知識やスキルが人(取引先)の役に立つ、他者貢献
✓様々な業界の企業と関わりながら幅広い知識やスキルを習得し、自己成長を実感できる
✓関わった仕事が世の中に大きく影響を与える
✓会社の売上げに直結する

マーケティングに関わる職種

ここからは、マーケティングに関わる職種をご紹介します。

マーケティングの仕事にもたくさんの選択肢があることを知れば、自分の得意分野や将来展望に応じた選択ができるようになります。

ただし、企業によって用意あるポジションや呼び方、業務範囲は異なりますので、参考程度にご覧ください。

 



【マーケティング職/マーケティングディレクター】

 

全体統括をする責任者です。

「マーケター」と表現することもあり、世間がイメージする「マーケティング職」はこれに該当すると思います。

メーカーなど自社商品/サービスを持つ企業が主に用意しているポジションです。

 

商品企画・開発やブランディング、販売・広告戦略の検討、どこへどれくらい予算を使うかなども含めてマーケティング全般について舵を取り、進行します。

中小企業のマーケティング職であればリサーチや分析等も含めて対応することもあるかもしれませんが、人員が多い企業であれば方針や意思決定のみを中心に行う、指揮官のような立ち位置になります。

 

戦略設計から担って主導していくため、論理的思考力や問題解決力、意思決定する力が求められます。

【リサーチャー/マーケティングリサーチャー】

 

リサーチャーとは主に調査・分析を担う職種です。

生活者/顧客から情報を収集・分析し、ニーズや市場動向を探って製品設計、マーケティング戦略に活かします。

 

調査方法は定性調査と定量調査があり、インタビューや座談会、アンケート、インターネット調査等、様々な手法があり、目的に応じて設問内容、ターゲット、何人に聞くかなど、どうすれば信憑性ある情報が集まるかを設計する、調査のプロフェッショナルです。

 

マーケティングの一番最初の部分を担う重要なポジションで、論理的思考力や分析力が必要です。

活躍の場はリサーチ会社や広告代理店などのマーケティング支援会社という選択肢もあります。

【データアナリスト】

 

データアナリストとは、データの収集・分析を行い、ビジネス課題の発見と、課題解決のためマーケティング施策の改善案を提案する職種です。

 

データを扱うという点でリサーチャーと似ていますが、リサーチャーは調査・データ収集のプロであるのに対して、データアナリストはどちらかと言うと分析・発案が主な職種と言えます。

実際はデータ収集から担うこともあるので厳密に棲み分けできているものではありませんが、基本的な性質は異なります。

【商品企画・開発担当】


マーケティングプロセスのうち、商品/サービス開発を担う職種です。

顧客ニーズや市場のトレンドを把握し、自社の技術を活かした新しい商品やサービスを生み出します。

 

クリエイティブな仕事ですが、企画した商品は実現可能なのか、発売後は採算が取れるか等も検討する必要があるため、発想力やプランニング力だけでなく、ビジネス目線で物事を考えられるバランス感覚が重要になります。

【広告宣伝担当】

 

広告宣伝は、商品やブランドの認知度を高めるための広告活動を企画・実行する職種です。

テレビCMや雑誌、看板、Web広告、SNS、動画など多様な広告媒体がある中で、どこにどれくらいの予算で出稿するのか、どういったメッセージで商品価値を伝えるのか等を策定します。

出稿後も数値分析で結果を振り返り、次の広告施策はどうするか常に企画するため、分析力やPDCAを早く回すための判断力など、高いマーケティングスキルが求められます。

 

また、社外の広告代理店やデザイン部門など様々な人と連携することも多い職種ですので、コミュニケーション力も大切なスキルです。

【販売促進担当】

 

販売促進は、商品やサービスの販売を促進するための施策を企画・実施する職種です。

自社製品を多くの人に届けるため、生活者が商品を手に取りやすい仕掛けを作ります。

 

例えば割引キャンペーン、クーポンやサンプルの配布、リアルイベント開催、SNSキャンペーンなどを企画するほか、販促物(チラシ、ポスター等)を作成したり、小売店では陳列を考えたりなど、方法は様々です。

消費者心理や動向を深く理解した上でどう見せるのがベストかを検討する、マーケティング視点が欠かせない職種です。

 

また、発想力やアイデアを形にする実行力、社内外の人と関わるコミュニケーション力なども求められます。

【Webマーケター】


WebマーケターはWeb上で自社商品/サービスの販売促進、顧客獲得を担う職種です。

インターネット広告やSEOなどの方法によってWeb上で生活者との接点を作り、商品が売れる仕組みを構築します。

Webサイト/Web広告はテレビCM、看板広告等と比較してアクセス数や購入数などのデータが取りやすくリアルタイムで数字を確認できるため、それを分析しながらどの広告に注力するか予算配分を考えたり、クリエイティブ調整などを行ったりしながら広告運用を行います。

 

広告代理店などでも活躍している職種で、分析力や論理的思考力などが試されます。

【営業企画】

 

営業企画は営業活動の戦略立案を担う職種です。

自社商品/サービスの特性や他社との違いを理解し、どのように営業していけば効果的に販売していけるのかを計画します。

市場分析から目標設定、戦略・営業方針の策定などを担い営業職に落とし込み、会社の売上に貢献します。

【MD(マーチャンダイザー)】

 

MD(マーチャンダイザー)は、主にアパレル業界で活躍する職種です。

自社のブランドイメージや先のトレンドを理解し、どのような商品を製造(または仕入れ)して、どのように販売するのか、商品の企画〜販売戦略の策定まで一気通貫で担います。

 

市場ではどのようなものが求められているのか、情報収集〜分析まで高度なマーケティングスキルが必要なほか、モノづくりの知識や様々な相手と関わるコミュニケーション力なども求められます。

このほかにも、マーケティング支援会社の営業職や、広告デザインを担当するデザイナー職なども、マーケティングに携わる職種と捉えることもできるので、マーケティングの仕事に関係する役割は多数存在します。

マーケティングにも様々な業務や職種があることを理解して、自分にあった選択をしていきましょう。

マーケティング職に向いている人

マーケティングのどの部分に携わるかにもよりますが、全体を通して以下のような人が向いていると言えます。

①ロジカルシンキングができる人
②数字や分析が得意・好き・抵抗がない人
③人の行動や心理に興味が持てる人
④トレンドや新しいものに興味が持てる人
⑤探究心があり物事を様々な角度から見ることができる人
⑥不確実なものを予測し仮説を立てながら行動できる人
⑦地道な作業ができる人
⑧クリエイティブな発想ができる人

正解が一つではなく、実行した結果が確実に成功するとは限らないのがマーケティングの仕事の特徴です。

トライアンドエラーを繰り返してやっとヒットが生まれたという場合も多く、結果が出るまで根気強く分析・探求を続けられる人が向いていると言えます。

 

また、マーケティング施策がうまくいかなかった際には、要因は常に一定ではありません。

消費者心理、世の情勢、広告出稿の状況など、多角的な見方で成果に向き合いPDCAを回す必要があるため、アクションがすぐ売上げに反映されてどんどん実績を積み重ねていきたい、それがモチベーションになるというような方は、営業職などの方が向いている可能性があります。

マーケティング職に向いていない人

以下に該当する方は、もしかしたらマーケティング職よりも別の仕事に適性があるかもしれません。

①感覚的・直感的思考の人
②数字や分析が苦手な人
③不確実や曖昧なものが苦手な人
④変化を望まず、ルーチンの仕事がしたい人
⑤一人で仕事したい人
⑥他人に興味がない人
⑦すぐに結果を出したい人
⑧細かい作業が苦手な人

マーケティングの仕事は常に分析と検証がつきまとい、根拠ありきで思考したり施策を実行したりする必要があります。

そのため、物事を深く考えるのが苦手な方、直感で行動する方には難しい可能性があります。

また、仮に論理的思考力があったとしても、人の心理や行動に興味が持てず、生活者目線で物事を考えることができなければ独りよがりなマーケティングになり、成果が出ないかもしれません。

 

 

様々な人と関わりながら進行することの多い仕事という点においても、人の心理や世の変化にも目を向けることができて、かつコミュニケーションが苦じゃない方が、マーケティング職に向いていると言えます。

マーケティング職は将来なくなる?

 

 

AIの技術が進化している中で、マーケティング職が今後どのように変わるかについて注目されています。

マーケティング職について言えば、完全にAIに取って代わられるというよりは、むしろAIをうまく活用することで、マーケティング職の仕事が進化する可能性が高いと考えられます。

例えばAIはデータ分析や消費者行動の予測など、繰り返し行われる作業や大量の情報処理に優れています。

これをうまく活用すれば、マーケティング担当者は情報収集や分析にかかる時間を短縮し、より戦略的な役割に集中できるようになります。新たなキャンペーンを立案したり、創造的な方向性を打ち出したりすることは依然として人間の役割が大きい部分です。

また、パーソナライズされたマーケティングや、エモーショナルな要素を含んだ製品・キャンペーン作成には人の感性が重要で、AIだけでは難しい部分もあります。

つまり、AIがマーケティングの効率化を進める一方で、マーケティング担当者はよりクリエイティブで戦略的な役割にシフトする可能性が高いと見ています。単調で一定の仕事ではないからこそ、職種が完全になくなるということはないでしょう。

マーケティング職に就く方法

これまでマーケティングに関わる主な職種や必要な素地などをご説明しました。
マーケティング職は企業の売上に直結する重要な役割を持ち、論理的思考力や発想力など高度なスキルが求められます。

マーケティング職に就きたいけど知識がない、未経験だから不安という方は、まずはマーケティング支援会社への就職を目指すのが現実的です。

未経験の募集もあり間口が広い上、様々な企業のマーケティングサポートをしている事業柄、ノウハウを蓄積しており幅広い知識が得られます。

就職活動、転職活動における第一歩のアクションとしておすすめは、主に2つの方法があります。

1.転職エージェントへ相談する
転職活動には色々な進め方があります。

▼一般的な転職活動の方法
①転職エージェントへ相談する
②求人情報を見て各企業へ自ら応募
③リファラル採用、紹介
など

中でも未経験でマーケティング職を志す場合は、転職エージェントへの相談が一番おすすめです。

転職エージェントは人材確保に課題を持つ様々な企業から求職者紹介の相談を受けているため、どの企業がどんな人材を求めているか、情報を豊富に持っています。

 

そのため、未経験でも採用される確率が高い会社を紹介してくれる可能性が高く、また内定に至るまで何が必要かなどアドバイスもしてくれるため、異業種から転職活動する際の心強い味方になります。

一人の力で転職活動するよりも、効率的に内定が取りやすいです。

有名な転職エージェントとしてはマイナビエージェントやリクナビエージェント、dodaなどが挙げられますが、「マーケティング職に就きたい」という目的がはっきりしている場合は、マーケティング職に特化した転職エージェントの活用もおすすめです。

 


在籍する転職アドバイザーがマーケティングに関する専門的な知識を持っており、的確な就職先の紹介やアドバイスが受けられます。

2.マーケティングについて勉強した後、転職活動をする

 

もう一つはマーケティングを勉強した後、転職活動をする方法です。

未経験転職にあたって勉強や資格が絶対に必要というわけではありません。

20代など比較的若い年代であればポテンシャル採用という形式で知識0の状態で入社できる可能性があります。

 

しかし、マーケティングについて学習したことを面接で伝えられれば、企業側へ本気度や志望度を見せることができますし、行動力を評価してくれるかもしれません。

ライバルが多い求人であれば、勉強したか/していないかの差で競り勝つ可能性もあるため、時間に余裕があればある程度マーケティングに触れておくのもおすすめです。

 

 

まとめ

今回はマーケティングの概要や仕事内容、やりがい、職種などをご紹介しました。

マーケティング職は企業の売上げや生活者の豊かさに直結する重要なポジションです。論理的思考力や発想力など多様なスキルが求められますが、その分、やりがいや達成感が得られます。

今後マーケティング職を志す方、未経験でも就職できるか不安を抱えている方など、ぜひ参考にしてください。