- 目次
-
「就活を始めるのが遅くなってしまった……」
「もう10月だし、今から応募できる会社なんてほとんどないのでは?」
「内定はもらったけれど、内定式に参加してみたら思っていた会社と違った」
そんなふうに感じて、秋以降にもう一度就活を始めようとしている大学生も少なくないかもしれません。
結論からいうと、10月・11月・12月からでも新卒採用の企業を探すことは可能です。
もちろん、春や夏に比べれば選択肢は少なくなります。
ただ、10月になったからといって、新卒採用がすべて終了するわけではありません。
実際に、内定式の時期を過ぎても採用を続ける企業はあります。
筆者は、毎年大手就活情報サイトを確認していますが、10月1日の内定式以降も秋採用・冬採用・通年採用を続ける企業は存在します。
また、企業側でも採用予定人数に達していない場合や、内定辞退によって追加採用が必要になった場合などに、秋以降も選考を行うことがあります。
ただし、求人を公開していない企業なども一定数存在し、実際に追加募集をしている企業を探すことはそんなに簡単ではありません。
この記事では、
「10月・11月・12月からの就活でも間に合うのか?」
「内定式後に就活をやり直してもいいのか」
「今から応募できる企業の探し方。卒業間近でも就職できる?」
「秋採用・冬採用を行っている企業の見つけ方」
「すでに内定を持っている人が注意したいこと」
「年内に内定を目指すために何をすればいいのか。まだ募集をしている企業はどのように探すのか」
について、できるだけ具体的に紹介します。
10月・11月・12月から就活を始めても大丈夫?新卒枠で正社員になれる?
まず知っておいてほしいのは、「10月=就活終了」ではないということです。
確かに、3月・4月頃と比べると募集している企業は減っていきます。
大手企業を中心に、春から夏にかけて採用活動を終える会社も少なくありません。
一方で、秋以降も採用を続けている企業があります。
特に、

・採用予定人数をまだ確保できていない
・内定式後に内定辞退が発生した
・秋から追加募集を始めた
・冬採用を予定している
・海外の大学から帰国した人や公務員試験を受験した人など向けに通年採用を行っている
・特定の職種だけ追加募集している
といった企業は、10月以降でも新卒学生を募集することがあります。
そのため、今から就活を始める場合は「もう遅い」と考えて動きを止めるより、今も募集している企業を効率よく探すことが重要です。
「内定式が終わったから就活できない」は間違い。遅い時期でも募集企業はある。

10月1日前後になると、多くの学生が内定式について話始めます。
SNSを見ていると、
「内定式行ってきた!」、「これで就活終了!」、「同期と顔合わせしてきた」
という投稿も増えます。
そのため、この時期になるとまだ内定がない学生は焦ってしまうかもしれません。
さらに、すでに内定を持っている人の中にも、
「内定式に参加したけど、やっぱりこの会社に行くのが不安」
と感じる人もいます。
でも、周りが就活を終えているからといって、あなたまで無理に終わらせる必要はありません。
自分が納得して働ける会社を探すことと、周りが就活を終えるタイミングは別の話です。
実際、筆者が運営する就職支援サービスにも2027年卒の就活生は内定式後にも相談に来ますし、その後10月、11月、12月くらいから再スタートする人もいます。
本当に最後まで頑張る人は、卒業式のギリギリの時点まで継続して就職活動を続け、最後まで進路を考えるケースもあります。
秋以降に進路を考え直す学生がいること自体は、特別なことではありません。
内定はあるけど、納得できないなら就活をやり直してもいい
今回の記事で特に伝えたいのが、このケースです。

「内定はもらえた。でも、なんとなく納得できない」
これは意外と難しい問題です。
内定がない状態なら「就活しなきゃ」と分かりやすいのですが、
内定があると「せっかく内定をもらったんだから、この会社に行くべきなのかな」と考えてしまいます。
しかも、内定式まで参加すると、余計に辞退しづらく感じるかもしれません。
ただ、内定式に参加したからといって、そこで人生の選択肢が完全になくなるわけではありません。
もちろん、内定を辞退する場合には、企業への連絡や大学への確認など、必要な手続きをきちんと行う必要があります。
そのうえで、「もう少し他の会社も見てから決めたい」と思うのであれば、改めて企業を探してみるのも一つの方法です。
むしろ、何となく違和感を抱えたまま入社する前に、「なぜ今の内定先に納得できないのか」を整理しておくことが大切です。
内定先に納得できないときは、まず理由を整理する。なんとなくで片づけない。
ここで一度、紙やスマホのメモに書き出してみてください。

「なぜこの会社に行きたくないのか?」
例えば、
・他にやりたい仕事が見つかった
・就活を急いで終わらせてしまった
・そもそも企業研究が足りなかった
・仕事内容に興味が持てない
・給料や待遇が思っていたものと違った
・勤務地が希望と違う
・転勤が多いことを知った
・会社の雰囲気が合わないと感じた
・内定者懇親会でイメージが変わった
・社員のネガティブな発言を聞いて不安になった
など、理由はいろいろあるはずです。
ここを曖昧にしたまま別の会社を探すと、また同じことを繰り返してしまう可能性があります。
例えば「今の会社は嫌だから」という理由だけで転職先ならぬ就職先を探すと、次の会社についても十分に調べないまま決めてしまうかもしれません。
秋からの就活では、「今の会社の何が嫌なのか」だけではなく、「次に選ぶ会社では何を重視するのか」まで決めておくことをおすすめします。
今からでも間に合うが「大手企業だけ」に絞ると選択肢が少なくなる
秋以降に就活を始める場合、注意したいのが企業の探し方です。

「大手企業に入りたい」
という希望があること自体は問題ありません。
ただし、10月以降も大手企業だけに絞って探していると、応募できる企業が少なくなってしまう可能性があります。
そこで、
・大手企業
・中堅企業
・地域密着・地元企業
・成長中の企業
・特定分野に強い企業
・BtoB企業
など、少し視野を広げてみるのも一つです。
特にBtoB企業は、学生からの知名度がそれほど高くなくても、特定の業界で重要な役割を担っている企業があります。
「知らない会社だからやめておこう」ではなく、「この会社は何をしている会社なのか?」と調べるところから始めてみてください。
秋採用の企業を探すなら、就活エージェントを活用するのがおすすめ
就活エージェントを利用するメリットの一つは、自分で求人を探すだけでは見つけにくい企業を紹介してもらえることです。
エージェントによっては、秋以降も新卒採用を続けている企業の求人を扱っています。
学生側が、
「10月からでも応募できる企業を探したい」
「内定はあるけれど、もう少し他の企業を見たい」
「自分に合う企業を紹介してほしい」
と相談することで、条件に合う求人を一緒に探してもらえます。
特に、内定式後に就活を再スタートする人にとっては、企業探しにかかる時間を減らせるのが大きなポイントです。
秋採用は「エージェント+自分で探す」が効率的
もちろん、就活エージェントだけに頼る必要はありません。
おすすめなのは、
就活サイトで自分でも探す+就活エージェントから企業を紹介してもらう
という方法です。

自分で企業を探せば、自分が興味を持った企業に応募できます。
一方、エージェントを利用すれば、自分では知らなかった企業を知るきっかけになります。
両方を使えば、企業を探す選択肢を広げることができます。
内定を持っている人もエージェントに相談できる
「すでに内定を持っているけど、エージェントを利用してもいいの?」
と疑問に思う人もいるかもしれません。
内定を持っている学生でも、
「今の内定先に納得できていない」
「もう少し他の企業を見てから決めたい」
という理由で就活を続けるケースがあります。
その場合は、エージェントに現在の内定状況も伝えたうえで相談してみましょう。
「内定がない学生向け」というイメージを持つかもしれませんが、就活を続ける理由は人によって違います。
むしろ、内定先に感じている不安や希望条件を伝えることで、企業選びの方向性を整理しやすくなります。
エージェントに相談するときは「秋採用」を明確に伝える
エージェントを利用するなら、最初に希望を具体的に伝えることが大切です。
例えば、
「10月以降も選考を受けられる企業を探しています」
「秋採用をしている企業を紹介してほしいです」
「現在内定がありますが、他社も比較したいです」
「勤務地は○○を希望しています」
などです。
この後、就活後半の就職支援に強い就活エージェントをご紹介します。
10月以降に応募できる企業が多い秋・冬・追加採用に強いエージェント
「自分で探す」方向けに、企業の検索方法をご紹介していきます。
エージェントと並行して自分で企業を探すこともしてみようと思う方は最後までご覧ください。
entrys navi(エントリーズナビ)
entrys navi(エントリーズナビ)は、株式会社ネオパートナーズが運営する、広告・PR・IT業界に特化した就活エージェントです。
最大の特徴は、現役の人事部長や、親会社であるマーケティング支援会社でマーケティングコンサルタントとして従事していたメンバーがアドバイザーを務めていること。
一緒に整理をしながら、あなたのペースで就活を進めていくことが可能です。
現役で人事に就いているアドバイザーも在籍しているため、「まだ業界は決まっていない…」という方でも歓迎です!
まずは一歩を踏み出すきっかけにしてくれると嬉しいです。
運営会社:株式会社ネオパートナーズ
対象地域:首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)
対象年齢:20代中心
サイトURL:https://en-trys.com/
キャリアチケット就職
レバレジーズ株式会社が運営する就活エージェントです。
エンジニア・医療領域を軸に就活支援を行ってきましたが、現在ではそれ以外の業界も幅広く扱っています。
学生の価値観診断データをもとに、社風やカルチャーなどがマッチする企業を紹介してくれるのが特徴です。
キャリアアドバイザーが学生一人ひとりの価値観を踏まえ、長期的なキャリアを考えた企業選びをサポートしてくれます。
また、「キャリアチケットカフェ」というコミュニティスペースを運営しているのも特徴です。
学生は無料で利用でき、アドバイザーや社会人に気軽に相談できる場が提供されています。
運営会社:レバレジーズ株式会社
URL:https://careerticket.jp/
対象地域:首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)、関西圏(大阪・京都・兵庫)、その他一部の政令指定都市(名古屋・福岡など)がメイン
ミーツカンパニー
株式会社DYMが運営する就活支援サービスです。
上場企業から成長中のベンチャー企業まで幅広い求人を扱っており、学生一人ひとりに合った企業を紹介してくれます。
また、2~8社の企業と話せる合同説明会や座談会など、リアルイベントも定期的に開催しています。
イベントからそのまま選考につながり、即日内定を獲得できる可能性もあるため、スピーディーに就活を進めたい学生におすすめです。
利用者の満足度94%※という高い実績を得ていることも強みの一つです。
※2024年12月~2025年6月の株式会社DYMのエージェントサービス利用者の満足度
運営会社:株式会社DYM
URL:https://www.meetscompany.jp/
対象地域:全国 ※リアルイベントは主要都市を中心に開催
ジール就職エージェント

ジール就職エージェントは、親身な面接対策や相談のしやすさに定評がある就活エージェントです。
厳選した2,000社以上の企業のなかから希望に合った求人を紹介してくれるほか、書類添削や面接対策など、選考に向けたサポートも受けられます。就活について気軽に相談しながら、選考対策もしっかり行いたい学生におすすめです。
運営会社:株式会社ジールコミュニケーションズ
URL:https://zeal-shushoku-agent.com/
対象地域:全国 ※地方の求人は比較的少ない
10月以降に応募できる企業の探し方。11月、12月位までは秋・冬採用も。
10月・11月・12月から就活を始める場合、企業を探す方法を少し変えたほうがいいです。
春の就活と同じように「有名企業を検索してエントリー」というやり方だけでは、効率が悪くなります。
自分自身で探す際には以下のような方法がおすすめです。
1.「秋採用」「冬採用」で検索する
まずはシンプルですが、
「秋採用 新卒」
「冬採用 新卒」
「10月 新卒採用」
「11月 新卒採用」
「12月 新卒採用」
などで検索してみましょう。
この時期は「新卒採用」だけで検索するより、時期を入れて検索するのがポイントです。
「秋採用」「冬採用」「追加募集」「二次募集」などのキーワードを使うと、今から応募できる求人を見つけやすくなります。
2.就活サイトの「掲載終了日」を確認する
就活サイトを見るときは、企業名だけを見るのではなく、
「エントリー受付中なのか」
「説明会を開催しているのか」
「選考受付中なのか」
を確認してください。
「企業ページがある=応募できる」とは限りません。
すでに募集を締め切っているケースもあるので、応募条件と受付状況は必ずチェックしましょう。
3.「通年採用」の企業を探す
秋以降の就活では、通年採用を行っている企業も候補になります。
通年採用の場合、一般的な一斉スケジュールとは違ったタイミングで応募できる可能性があります。
検索するときは、
「新卒 通年採用」
「27卒 通年採用」
「新卒 通年募集」
などのキーワードも使ってみてください。
4.企業の採用ページを直接見る
意外と見落としがちなのが企業の採用サイトです。
就活サイトだけで探していると、掲載されている企業に候補が偏ってしまいます。
気になる企業があれば、企業名+「新卒採用」で検索して、公式採用ページを確認しましょう。
「2027年卒採用」
「追加募集」
「秋採用」
「冬採用」
「エントリー受付中」
などの情報が掲載されている場合があります。
卒業間近まで活動が続く際は大学のキャリアセンターも使う
秋以降になると、大学のキャリアセンターも活用したいところです。
大学によっては、秋採用・追加募集を行っている企業の求人情報を紹介していることがあります。
また、「内定はあるけれど、もう少し就活を続けたい」という相談もできます。
一人で求人を探し続けるより、第三者に相談したほうが、自分では見つけられなかった選択肢に気づけることもあります。
秋以降の就活では「企業数」より「応募の速さ」が大切
10月以降の就活で意識したいのが、応募から選考までのスピードです。
春の就活と比べて、企業側も採用人数を早く確保したいケースがあります。
そのため、説明会から面接までの期間が短い企業もあります。
せっかく応募できる企業を見つけても、「説明会が来月だから後でいいや」と後回しにしていると、募集が終了してしまう可能性があります。
気になる求人を見つけたら、応募条件を確認する→エントリーする→説明会を予約するところまで一気に進めましょう。



